元阪神のサンズさんは、ホームランを打った際のパフォーマンス「ハッピーハンズ」で阪神ファンを喜ばせた助っ人外国人選手です。阪神タイガース退団後の現在は何をしているのでしょうか。この記事では、阪神の頼れる助っ人外国人サンズ選手の現在について紹介します。
「右方向への打球が多くて選球眼が良く、広角にセンター中心から右方向に打ち、甲子園の浜風でもスタンドに運べるパワーがある。」
これは、当時韓国リーグ起亜タイガースのコーチをしていた正田耕三さんが、同じ韓国リーグのネクソン・キウムに在籍していたサンズ選手について述べたものです。
ネクソン・キウムでの成績が評価され、阪神タイガースと契約したサンズ選手は、猛虎打線を牽引し「マートンの再来」といわれるほど、阪神ファンの期待を一身に背負いました。
しかし、夏場以降のパフォーマンスに課題が残り、2シーズン目終了後に阪神を自由契約となり退団しました。この記事では、サンズさんが現在も現役を続けているのかどうかを紹介します。
日本語が分からなかったにもかかわらず、チームと積極的にコミュニケーションを取り、常にフォアザチーム精神を持って阪神を勝利に導いた、ジェリー・サンズさんのプロフィールを紹介します。
本名 | ジェリー・サンズ |
愛称 | ??? |
生年月日 | 1987年9月28日 |
現在年齢 | 35歳 |
出身地 | ニューヨーク州ミドルタウン |
血液型 | ??? |
身長 | 193cm |
体重 | 99.8kg |
所属球団 | ロサンゼルス・ドジャース(2011年~2012年) タンパベイ・レイズ(2014年) クリーブランド・インディアンズ(2015年) シカゴ・ホワイトソックス(2016年) サマセット・ペイトリオッツ(2017年) キウム・ヒーローズ(2018年~2019年) 阪神タイガース(2020年~2021年) |
主な成績 | 通算230試合、785打数、198安打、39本塁打、129打点、打率.252 |
サンズさんは現役時代、試合後のヒーローインタビューで子供の話題を含めることがあり、家族思いの夫・父親としての顔をのぞかせていました。次は、サンズさんが愛してやまない家族について紹介します。
サンズさんには嫁と2人の子供がいます。嫁はモーガンさんといい、コロナウイルスによるパンデミックで自宅待機を余儀なくされたサンズ選手のキャッチボールの相手をするなど、サンズ選手の練習相手をしていたそうです。
ちなみにモーガンさんは、高校時代にソフトボールをしていました。2人の子供たちはサンズ選手の1番の応援団で、奥さんのモーガンさんと一緒に試合をよく見に行っていたそうです。
「もう三振しないで」という子供に奮起して良いプレイを心掛けた、と現役時代のサンズ選手もコメントしています。
元阪神選手のサンズさんはバッティングでは活躍したものの、守備はイマイチというコメントを聞くこともあります。
サンズさんは守備が苦手な外国人助っ人選手だったのか、守備力と年俸についてみていきましょう。
サンズさんは、韓国のキウム・ヒーローズ在籍時に、チームを韓国シリーズ準優勝に導く活躍をし、個人としても打点王のタイトルを獲得しました。
獲得したタイトルはそれだけではなく、外野手部門でゴールデングラブ賞を獲得しています。このような成績をみれば、打撃だけでなく守備でも一流であったことが分かります。
活躍して成績を上げれば収入が大幅にアップするのがプロ野球です。次は、サンズさんは選手時代にどれほどの年俸を獲得してきたのかをみてみましょう。
サンズ選手はメジャー・マイナーを合わせ5チームを渡り歩き、8年間で稼いだ総年俸(2014年のレイズ時代は除く)は1,935,000万ドル(約2億5,155万円)でした。
韓国リーグのキウム・ヒーローズに在籍していた2年間にどれほどの年俸を得ていたかは分かりません。
しかし、3年目の契約の際にキウム・ヒーローズはサンズ選手との契約を更新するために、100万ドル(約1億3,000万円)を準備していたといわれています。
サンズさんは阪神タイガーズに2年間在籍しましたが、その間に獲得した総年俸は2億7,800万円でした。
サンズさんは阪神タイガースではまずまずの成績を残したものの、ジェフリー・マルテ選手の残留が決まったために退団を余儀なくされました。
では、サンズさんは現在も現役を続けているのかどうかをみていきましょう。
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