松村輝美(坂本勇人の母)の死因は？父・坂本喜代三や兄弟など家族構成も！

坂本勇人選手は、読売ジャイアンツに所属し、現役最高の名ショートと呼ばれ、右打者史上最年少かつ歴代2番目に速さで2,000本安打を達成した、球界を代表する名選手の一人です。

坂本勇人選手には、坂本勇太さんというお兄さんがおり、坂本勇人選手の人生に大きな影響を与えた人物だといわれています。

坂本勇人選手の人生は順風満帆に思われがちですが、実は母子家庭で育ちました。母子家庭という難しい環境のなか、プロ野球選手へと成長していった坂本勇人選手の人生を、あまり知られていない家族構成と共に紹介していきます。

坂本勇人選手は2006年9月25日に行われた高校生ドラフト会議で、読売ジャイアンツの1位指名を受けて入団しています。

坂本勇人選手は巨人入団2年目で、松井秀喜さん以来となる10代での1軍開幕スタメン入りを果たし、1軍での初ホームランが満塁ホームランという最高のデビューを飾りました。

坂本勇人選手はレギュラー定着以降、12シーズンで平均157安打を記録しているヒットメーカーであるものの、一発のある打者として2019年に40本塁打を記録するなど、2009年以降11年連続で2桁本塁打を記録しているパンチ力のある強打者でもあります。

坂本勇人選手は打撃だけでなく守備にも優れ、広い守備範囲と一塁送球は高く評価されています。キャッチャーの配球やサインを見て守備位置を変え、一歩目の動きを想定しながらどこにボールが飛んできても対処できるように準備をしているそうです。

常勝巨人を支える名手坂本勇人選手のプロフィールを紹介します。
 

坂本勇人選手にはお兄さんがいます。お兄さんの名前は坂本勇太さんといい、坂本勇人選手よりも6歳年上です。坂本勇太さんの存在は、坂本勇人選手がプロ野球選手として成長していくうえでとても大きなものでした。

坂本勇人選手が野球に接する機会を作ったのもお兄さんの坂本勇太さんです。坂本勇太さんがすでに所属していた地元の野球チーム「昆陽里タイガース」での練習を見に、坂本勇人選手がグランドに足を運んだことがきっかけで野球を始めるようになりました。

坂本勇太さんが果たした重要な役割はもう1つあります。坂本勇人選手は左利きなので右手にグローブをはめなければなりません。

しかし、お兄さんの坂本勇太さんが右利きで左にはめるグローブを使用し、坂本勇人選手は坂本勇太さんのグローブをはめて練習するようになった結果、坂本勇人選手は右投げ右打ちの選手となりました。

現在の坂本勇人選手があるのは、お兄さんの坂本勇太さんのおかげと言っても過言ではありません。

坂本勇人選手には弟もいます。弟の名前は坂本勇斗さんといい、坂本勇人選手より3歳年下です。坂本勇斗さんも野球選手で、お兄さんのようにプロ野球選手になるのではと騒がれたこともありましたが、現在は坂本勇人選手のマネージャーをしています。

坂本勇人選手のグアムでの自主トレに帯同して、坂本勇人選手の練習相手をするだけでなく、坂本勇人選手の専属ドライバーとしてお兄さんの身の回りのお世話もしていました。

坂本勇人選手には、お兄さんの坂本勇太さんと弟の坂本勇斗さんがいます。兄弟三人は同じ父と母の間に生まれた子供たちです。坂本兄弟を育て上げた父と母、また家庭環境について紹介します。

坂本勇人選手と他の兄弟たちの父は坂本喜代三さんです。坂本喜代三さんは、食肉をファミリーレストランなどに卸す仕事を経営しており、そのため坂本勇人選手と兄弟たちの生活はとても裕福だったといわれています。

坂本喜代三さんは、販売する肉牛を育てるための牧場をアメリカのシアトルに所有しており、1年の大半はアメリカで過ごしているそうです。そのため、坂本勇人選手や兄弟たちは、アメリカ旅行を家族で行っていました。

坂本勇人選手と他の兄弟たちの母は松村輝美さんです。母の松村輝美さんは、鳥取県出身で背が高く美人だったといわれています。

母松村輝美さんが坂本性ではなく松村性を名乗っている理由は、離婚しているからです。母松村輝美さんは坂本勇人選手がまだ幼い時に離婚され、女手一つで三人の息子たちを育て上げました。

息子の坂本勇人選手が幼い頃は、所属する「昆陽里タイガース」で会計係や子供達の運転手の仕事をしていたそうです。

息子たちの送り迎えはベンツで行っていましたが、野球チームの子供達を乗せるためにエルグランドに買い換えたそうです。母松村輝美さんの献身的な姿は、坂本勇人選手の理想の女性像に大きな影響を与えているといわれています。

坂本勇人選手と他の兄弟たちを女手一つで育て上げ、三人兄弟の人格形成に大きな影響を与えた松村輝美さんは、2007年6月19日に亡くなりました。気になる母松村輝美さんの死因について紹介します。

坂本勇人選手の母松村輝美さんの死因は小腸ガンです。小腸ガンは初期に自覚症状が出にくいため、見つかったときには手遅れになることもあるといわれています。

母松村輝美さんは子供たちの世話でいつも忙しくしていたため、初期症状に気づかなかった可能性もあるでしょう。

2006年9月25日に行われた高校生ドラフト会議で坂本勇人選手が巨人に1位指名されたときには、自分が末期の小腸ガンだったことを母松村輝美さんは知っていたようです。しかし、その事実を息子には伝えませんでした。

病に冒され余命幾ばくもない母松村輝美さんに自分の雄志を見せるため、坂本勇人選手は姫路市で行われたイースタンリーグの北海道日本ハムファイターズとの試合に母松村輝美さんを招待し、第一打席で見事にホームランを打って母に最高のプレゼントをします。

息子のホームランを見て涙を流しながら喜んだ母松村輝美さんは、その1ヶ月後に亡くなります。享年47歳でした。

坂本勇人選手は母松村輝美さんの命日である6月19日の試合には、G2の「LETTER～おかんに贈る音の手紙～」をバッターボックスに立つ際の登場曲にしています。母松村輝美さんへの感謝を表現するために行っているようです。

母松村輝美さんへの想いを胸に、プロ野球選手として躍進し続ける坂本勇人選手ですが、幼い頃からどんな時代を過ごしプロ野球選手としての一歩を踏み出していったのか、坂本勇人選手の野球人生にスポットライトを当てて、これまでの歩みを紹介します。

小学生時代、坂本勇人選手は地元の野球チーム「昆陽里タイガース」に所属し、投手として活躍しました。

バッテリーを組んでいたキャッチャーはなんと、現在楽天イーグルスで活躍している田中将大投手です。

当時の監督は、坂本勇人選手はアドバイスをすぐにマスターする天才肌の選手と評価していました。

中学校に進んだ坂本勇人選手はさらに成長しました。野球選手としての素質が評価され、強豪校からスカウトがあったものの素行があまりよくなかったため、中学校時代の先生から推薦をもらえず、県内ではなく青森県の八戸学院光星高校に入学します。

厳しい練習について行けず野球をやめるつもりでしたが、父坂本喜代三さんの説得もあり退部を保留し、その後人が変わったように練習に打ち込むようになり、チームを甲子園に導くほどの活躍をみせました。

高校時代に甲子園出場は果たしたものの、1回戦敗退という結果でめざましい成績を残せませんでした。

しかし、スカウトに注目された結果、ドラフト会議で巨人の1位指名を受けて入団します。では、プロ野球選手になった坂本勇人選手がこれまでたどった軌跡をみていきましょう。

坂本勇人選手は入団2年目で開幕スタメン入りを果たしますが、10代での開幕スタメン入りは松井秀喜さん以来の快挙です。

その後8番ショート、1番ショートとしてレギュラーに定着し、セリーグ史上最年少での1,000本安打、1,500本安打、2,000本安打、400本二塁打など次々に達成していきます。

坂本勇人選手には、通算3.085安打という張本勲さんが持つ日本記録を超えることが期待されています。

大活躍する坂本勇人選手は、2015年に阿部慎之助さんから巨人キャプテンとしての立場を譲り受け、伝統ある読売ジャイアンツの第19代キャプテンとしてチームを牽引しています。

坂本勇人選手の家族は、父坂本喜代三さん、母松村輝美さん、兄坂本勇太さん、弟坂本勇斗さんの5人構成です。お母さんは47歳でガンのため亡くなっています。

坂本喜代三さん、松村輝美さん、坂本勇太さんに支えられた坂本勇人選手の今後の活躍に注目しましょう。