野球は何人でやる?ベンチ入りの人数やポジションについても解説
様々なジャンルのスポーツによって、ポジション(役割)がありプレーする人数は異なります。では、野球は何人でプレーするかご存知でしょうか。この記事では、野球は何人でプレーするのか、ベンチ入りの人数やポジションについて解説していきます。
野球は何人でやる?
様々なジャンルのスポーツによって、ポジション(役割)がありプレーする人数は異なります。では、野球は何人でプレーするかご存知でしょうか。ここでは、野球は何人でプレーするかについてみていきましょう。
野球の人数についてのルール
野球の人数のルールについてみていきましょう。
ベンチ入りの人数
野球の人数についてのルールですが、プロ野球、高校野球でそれぞれ異なります。プロ野球でベンチ入りできる人数は25人です。
それに対して、高校野球の場合は、甲子園大会で18人、地方大会では20人となっています。ただし、2023年から甲子園大会、地方大会どちらも20人になりました。
また、オリンピックの場合は24人で、ワールド・ベースボール・クラシックでは30人というルールがあり、ベンチ入りするのは試合に出場する選手だけではなく、監督やコーチも含まれます。
プロ野球とメジャーリーグの違いはある?
ベンチ入りできる人数には、プロ野球とメジャーリーグでの違いはあるのでしょうか。プロ野球でベンチ入りする場合、1軍選手として登録されていなければいけません。このことを出場選手登録といいます。
そして、出場選手登録の人数は28人でしたが、2019年から29人まで登録できるようになりました。また、出場選手登録の29人のうちベンチ入りできる人数は25人までとなります。
よって、試合に出場できるのは25人となり、残りの4人はベンチ入りすることはできません。ベンチ入りできない4人は、登板する予定がない先発投手になることがほとんどです。
メジャーリーグの場合も出場選手登録のように、ベンチ入りするためには支配下登録されていることが条件となります。ただし、プロ野球のような1軍や2軍というものはありません。
メジャーリーグでは、26人枠があり公式戦の開幕から8月31日までの間ベンチ入りできます。これを、アクティブ・ロースターといいます。
アクティブ・ロースターには40人の枠もありますが、そのうちベンチ入りできる人数は26人です。40人枠も26人枠同様、公式戦の開幕から8月31日までベンチ入りできます。
そして、26人枠に入っていない選手はマイナーリーグに出場しながらメジャーリーグへ昇格するのを待つことになります。また、2023年9月1日からは、40人枠が28人に縮小されました。
野球のポジション
野球は9人でプレーしますが、それぞれポジション(役割)があります。ここでは、野球のポジションについてみていきましょう。
守備
野球で守備をする際は、9人全員がそれぞれの位置につきます。守備の場合、ピッチャー、キャッチャー、ファースト、セカンド、サード、ショート、レフト、センター、ライトがありそれぞれの役割があります。
攻撃/打順
守備の時とは異なり攻撃の際は、ベンチ入りした選手は打席に立ちます。では、選手の打順はどのようになっているのでしょうか。野球の打順は、自由に決めることができます。しかし、試合の途中で決定した打順を変更することはできません。
交代のルール
野球の交代に関してのルールはあるのでしょうか。野球では、試合に出場する先発メンバーを決定し、打順や守備の位置を審判に申告しなければなりません。
野球以外のスポーツにおいては試合の途中で交代できる人数に制限が設けられています。しかし、野球には交代できる人数に制限はありません。
そのため、ベンチ入りした選手は誰でも交代することができます。ただし、1度交代してベンチに下がった選手は再度試合に出場することはできません。
まとめ
野球には9人のポジションがあり、それぞれの役割があります。また、攻撃の打順は選手の特徴を活かして決定されるものです。そういった選手の特徴や、ポジション、役割について理解して観戦すると面白いかもしれません。