世界最高峰のメジャーリーグで、現地の人も驚愕する投打二刀流での活躍を見せる大谷翔平選手の年俸は、時給に換算するといくらになるのでしょうか。この記事では、大谷翔平選手の時給や1プレーごとの報酬について詳しくみていきましょう。
メジャーリーグのエンゼルスで驚異的ともいえる投打二刀流の大活躍をみせている大谷翔平選手ですが、その活躍で年俸もとんでもない金額になっています。
メジャー移籍後は、メジャーリーグの海外選手は25歳以上でないとアメリカ出身の選手と同等に扱われないという規定と、肘の手術の影響などで2021年までは活躍に比して遥かに安すぎる年俸でした。
しかし、2021年には手術した肘も復活し、投打でフル活躍しました。さらに、2022年には投打で同じ年に規程数に達するという、今までの世界中のプロ野球史上で誰も見せたことがない偉業を達成しています。
その活躍から、2023年は3,000万ドルという驚くべき年俸を手にすることになりましただ、3,000万ドルを日本円で時給に換算したらいくらになるのでしょうか。1ドル150円換算、1年12ヶ月で月に20日、1日8時間働いたとすると次のように計算できます。
年俸の日本円換算 :1ドル150円 × 年俸3,000万ドル = 45億円
月給 :45億円 ÷ 12ヶ月 = 3億7,500万円
日給 :3億7,500万円 ÷ 20日 = 1,875万円
時給 :1,875万円 ÷ 8時間 = 234万3,750円
時給の計算方法には、試合に出場した時間で換算したものもありますが、今回は日本の平均的な働き方に当てはめて計算しました。それでも、なんと大谷翔平選手の時給は234万3,750円にもなり、とんでもない時給を稼ぎ出す選手であることがわかります。
2023年の年俸を、2022年のプレー回数で割ってみると、1プレー当たりの報酬はいくらになるのでしょうか。
投手としてのプレーと打者としてのプレーをどのように混ぜればいいのか難しいところなので、今回は単純に2022年の試合での投球回166回と打席数666打席で割って、投打それぞれの報酬を計算してみましょう。
投手としての報酬:45億円 ÷ 166回 ≒ 2,710万8,434円
打者としての報酬:45億円 ÷ 666打席 ≒ 67万5,676円
2023年のプレー回数がどのくらいになるのかわかりませんが、2022年並の活躍を見せてくれたら、1プレー当たりの価値は1投球回約2,700万円、1打席約67万円の価値になります。
大谷翔平選手の年俸を時給に換算するとどのように推移しているのでしょうか。日本ハム時代からの年俸から、1年12ヶ月、1ヶ月20日、1日8時間労働で計算した時給の推移を見ていきましょう。メジャー移籍後は1ドル150円で計算しています。
年度 | 年齢 | 所属球団 | 推定年俸 | 時給 |
2013年 | 19歳 | 日本ハム | 1,500万円 | 7,812円 |
2014年 | 20歳 | 日本ハム | 3,000万円 | 1万5,625円 |
2015年 | 21歳 | 日本ハム | 1億円 | 5万2,083円 |
2016年 | 22歳 | 日本ハム | 2億円 | 10万4,166円 |
2017年 | 23歳 | 日本ハム | 2億7,000万円 | 14万625円 |
2018年 | 24歳 | エンゼルス | 54万5,000ドル (8,175万円) |
4万2,578円 |
2019年 | 25歳 | エンゼルス | 65万5,000ドル (9,825万円) |
5万1,171円 |
2020年 | 26歳 | エンゼルス | 70万ドル (1億500万円) |
5万4,687円 |
2021年 | 27歳 | エンゼルス | 300万ドル (4億5,000万円) |
23万4,375円 |
2022年 | 28歳 | エンゼルス | 550万ドル (8億25,000万円) |
42万9,687円 |
2023年 | 29歳 | エンゼルス | 3,000万ドル (45億円) |
234万3,750円 |
大谷翔平選手の時給は、日本ハムからエンゼルスに移籍したときにメジャーリーグの規程で一時期大きく下がりました。
2023年の年俸も、本来の活躍からするとまだ低すぎるという声もあります。今後、どこまでの活躍をして、どのくらいの年俸を稼ぎ出すようになるのか、これからの活躍に期待しましょう。