ピッチコムとは?MLBで導入されたサイン電子機器の仕組みや使い方を解説

MLBでは近年ピッチコムを使う様子が見られるようになりました。ピッチコムとはどのような仕組みで使い方はどうするのでしょうか。この記事では、大谷翔平選手の使い方が話題になったこともあるピッチコムの仕組みやサインを送る使い方について解説します。

ピッチコムとは?MLBで導入されたサイン電子機器の仕組みや使い方を解説のイメージ

目次

  1. 1MLBで導入!ピッチコムとは?
  2. ピッチコムとは?
  3. ピッチコムの仕組みについて
  4. ピッチコムでサインを送る使い方
  5. 2メジャーリーグがピッチコムを導入した理由
  6. ピッチクロックを導入したため
  7. 野球でのサイン盗み防止の為
  8. 3大谷翔平のピッチコムの使い方が話題に!

MLBで導入!ピッチコムとは?

2022シーズンからMLBでピッチコムを使う様子が見られるようになりました。ピッチコムとはどのようなもので、どうして導入されたのでしょうか。この記事では、MLBだけでなく日本のプロ野球、NPBでも導入が検討されているピッチコムについて詳しく解説します。

ピッチコムとは?

ピッチコムとは、野球の試合中に投手と捕手の間でサインを伝達するために使われる電子機器のことです。

今までは次に投げる投球の球種やコースは、主に手で作るサインでやり取りされてきました。ピッチコムは、今までは手で行っていたサインの交換を、投手と捕手がそれぞれ腕や脚に装着した電子機器を使って送信することでやり取りできるようにしたものです。

ピッチコムの仕組みについて

ピッチコムの仕組みは、サインを送るためのボタンが付いた送信機と、サインを音声で受け取るための受信機から成り立っています

送信機には9つのボタンがあります。投手と捕手は球種とコースを好きなようにボタンに配置して、投球ごとにボタンを押してサインを交換します。

送信機で送信されたサインは音声で受信機に伝えられます。受信機は帽子に装着できるようになっており、耳のすぐ上に装着して使います。

ピッチコムでサインを送る使い方

ピッチコムのボタンにどのように球種やコースを配置するのかは、選手ごとに好きなようにカスタマイズできます。投球ごとに投手か捕手が球種とコースのボタンを押して、相手に伝えます

MLBでは、送信機を装着できるのは投手と捕手のみで、受信機は他に3人の野手も装着できます。野手は多くの場合、バッテリーとの連携が必要になるセカンドとショート、センターが装着することが多いようです。

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メジャーリーグがピッチコムを導入した理由

MLBがピッチコムを導入した理由とはどのようなものだったのでしょうか。

ピッチクロックを導入したため

ピッチコムが導入された最大の理由は、2023年シーズンからMLBでピッチクロックが導入されたことです。ピッチクロックとは、野球の試合時間の短縮を目的としたルールで、投手がボールを受け取ってから投球動作に入るまでの時間が制限されるルールです。

MLBでは投手がボールを受け取ってから20秒以内に投球動作に入る必要があります。

野球は試合開始から終了までの時間制限がないスポーツで、通常でも2時間から3時間、長いと4時間を超えて長時間になることもあります。

しかし、終了時間が読めずに長時間になる可能性があることから、野球のファン離れが起きているといわれており、試合時間の短縮とテンポアップの必要性が叫ばれてきました。

サイン交換に特に時間がかかる事が多いので、サイン交換の効率化のためにピッチコムが導入されました

野球でのサイン盗み防止の為

また、野球ではよく起こるサイン盗みを防止するという目的もピッチコムにはあります。サイン盗みとは、ランナーや1塁と3塁にいるコーチャーなどがキャッチャーのサインを読んでバッターに伝える行為です。

試合中のサイン盗みは、野球の醍醐味を損ない試合の面白さがなくなるものとして禁止されていますが、バレないように行われているとも言われています。

ピッチコムを使うと、相手チームはサイン盗みができなくなります。次にどのようなボールが来るかわからない状況にバッターが対峙するという、野球本来の面白さを復活させるためにも、ピッチコムの導入に賛同する人も多いようです。

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大谷翔平のピッチコムの使い方が話題に!

ピッチコムといえば、大谷翔平選手の使い方が大きな話題になりました。通常は、バッテリーでサインを出すのは捕手の方ですが、大谷翔平選手は投手として登板するときには、自分でピッチコムでサインを送ることが多いようです。

2023年シーズンが開幕した当初は、大谷翔平選手が投球するテンポが早すぎるとも言われていました。今後も、大谷翔平選手のピッチクロックの使い方に注目です。

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この記事のライター
元吉 馨
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