イチローの本名は？名前の所以やいつからなのか調査！

イチローさんは日本プロ野球・メジャーリーグで活躍し、野球界のスーパースターとなりました。ここではイチローさんの本名についてみていきましょう。

イチローさんは、愛知工業大学名電高等学校を卒業後、1992年ドラフト4位でオリックスに入団し、最優秀選手やゴールデングラブ賞を受賞するなど輝かしい成績をおさめました。

イチローさんの本名は「鈴木一朗」で入団した頃の登録名は「鈴木一朗」でしたが、途中から「イチロー」へ変更しています。

イチローさんの本名は鈴木一朗ですが、鈴木は全国2位の非常に多い苗字になっています。また、一朗も長男に付けられることの多い平凡な名前です。

イチローさんは鈴木一朗という名前をどう思っているのでしょうか。確かに「鈴木一朗」という名前は日本に多いのかもしれません。

しかし、イチローさんは「これは皮肉なもので、これはイチローだったから、みんなに覚えてもらえたというのもあるんだよね。一番簡単というか、日本の中ではイチローというのが多いでしょ？今は、結果的にはよかったなって思っている」と語っています。

「鈴木一朗」という平凡な名前だったからこそ、イチローという愛称が定着したということなのでしょう。

イチローさんの名前の所以についてみていきましょう。

イチローさんは愛知県西春日井郡豊山町出身で二人兄弟の次男として生まれ、次男なのにもかかわらずイチローさんは「一朗」と名付けられました。ちなみに長男は「一泰」という名前です。
 
ではなぜイチローさんは「一朗」と付けられたのでしょうか。これは、イチローさんの祖父である鈴木銀一さんの名前の「一」を子供の名前に付けたからと、イチローさんの父である鈴木宣之さんは語っています。

イチローさんはオリックスに入団当初、登録名は本名の「鈴木一朗」でした。しかし、途中から登録名を「イチロー」へ変更しています。ではいつから「イチロー」へ変更したのでしょうか。

イチローさんは1994年の4月7日、登録名を「鈴木一朗」から「イチロー」に変更しています。そして、ファーストネームでの登録は日本人選手としては初めてのことでした。

これは仰木監督が、イチローさんを同じオリックスに所属していた佐藤和弘さんと共に売り込むために行ったことです。
 
佐藤和弘さんは髪型がパンチパーマという理由で、登録名は「パンチ」になりました。これは仰木監督のアイデアで付けられたそうです。そして、イチローとパンチという登録名は当時大変話題となりました。

イチローさんのプロフィールをみてみましょう。
 

登録名を「鈴木一朗」から「イチロー」に変更したことは当時大きな話題となり、イチローさんへの関心度も大きく上がることになりました。

しかし「鈴木一朗」のままでもイチローさんはきっと大活躍をおさめたのではないでしょうか。現在は指導者となったイチローさんのさらなる活躍に期待しましょう。