柳田悠岐選手は「身体作づくりは技術練習と同じくらい重要」と述べ、筋力トレーニングによって鋼のような筋肉をつくり、パリーグを代表するパワーヒッターに成長しました。この記事では柳田悠岐選手の筋肉の秘密や、取り入れている筋力トレーニングや食事制限について紹介します。
この記事で紹介する柳田悠岐選手は、2度のパリーグMVPやトリプルスリーと首位打者の同時達成をした、プロ野球界を代表するパワーヒッターです。トリプルスリーとは、「打率3割、30本塁打、30盗塁」以上の成績を記録することを意味します。
ホームラン王や打点王は鈍足でもパワーがあれば達成できますが、トリプルスリーはホームランを量産できるパワーと打撃技術に加えて、俊足でなければ達成できないタイトルです。
柳田悠岐選手は、鋼のような筋肉を身にまとい、トリプルスリーを達成した数少ない選手の1人です。この記事では、柳田悠岐選手が完成された筋肉を持つために行っている筋トレや食事制限について紹介します。
本名 | 柳田悠岐選手 |
愛称 | ギータ |
生年月日 | 1988年10月9日 |
現在年齢 | 34歳 |
出身地 | 広島県広島市安佐南区 |
血液型 | AB型 |
身長 | 188cm |
体重 | 95kg |
所属球団 | 福岡ソフトバンクホークス(2011年~) |
主な成績 | 通算1255試合、5167打数、1379安打、238本塁打、770打点、打率.315 首位打者(2回) 最高出塁率(4回) 最多安打(1回) 最優秀選手(1回) ベストナイン(6回) ゴールデングラブ賞(6回) 月間MVP(7回) スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞(1回) 月間サヨナラ賞(2回) セ・パ交流戦最優秀選手賞(2回) オールスターゲームMVP(2回) ホームランダービー優勝(2回) クライマックスシリーズMVP(1回) 日本シリーズ優秀選手賞(4回) パリーグ連盟特別表彰(1回) |
柳田悠岐選手の現在の身長は188cm、体重は95kgです。しかし、柳田悠岐選手は野球を始めたときから筋肉質の体系をしていたわけではありません。
柳田悠岐選手の身長と体重が、高校時代や大学時代と比べどれほど変わったのかを見てみましょう。
柳田悠岐選手は、高校1年生のときの身長が170cmでとても小柄でした。高校3年生までに身長は180cmまで伸びましたが、体重は68kgしかありませんでした。
当時から肩の強さと足の速さは監督の目に留まるほどでしたが、細身の身体だったため目立たない存在だったようです。
柳田悠岐選手は高校卒業後、広島経済大学に進みます。高校時代の監督から大学に行っても野球を続けるようにいわれ、大学時代も硬式野球部に入部します。高校卒業時は身長が180cmでしたが、その後さらに身長が伸びて188cmになりました。
成長したのは身長だけではありません。大学時代から始めた筋トレが、柳田悠岐選手の肉体改造に功を奏し、高校時代とは比べものにならないほど筋肉がつきました。
広島経済大学入学前の半年間にジムに通い詰め、ウェイトトレーニングを続けた結果、体重は68kgから80kgまで増えました。福岡ソフトバンクホークスに入団するときの体重は87kgで現在は95kgまで増えています。
柳田悠岐選手がシーズン中に取り入れている筋力トレーニングは、スクワットを中心にしたものです。スクワッドは主に下半身を鍛えるためのトレーニングですが、体幹を同時に鍛えることもできます。
体幹を鍛え安定性が増すと、下半身の力を上半身にうまく伝えることができるようになります。またスクワッドで体幹を鍛えながら背筋力も同時に鍛えているそうです。筋肉で覆われた体を使って柔軟なばねのような動きをするには、体幹と背筋力は欠かせません。
柳田悠岐選手は毎年のシーズンオフに、元阪神タイガースの糸井嘉男選手と一緒にトレーニングを行っています。
身長180cm、体重88kg、体脂肪率8%という減量中のボクサー並みの鍛え上げられた体と筋肉を持つ糸井嘉男選手と柳田悠岐選手が、上半身裸でランニングしている姿の写真がアップされています。
柳田悠岐選手が筋肉をつけるために取り組んでいるのは筋トレだけではありません。食事管理もしっかり行っています。
柳田悠岐選手が目指しているのは、筋肉をつけて体脂肪率を下げるための食事制限です。具体的にどんな食物を食べているのか見てみましょう。
筋肉をつけて体脂肪率を下げるため、柳田悠岐選手は高たんぱく、低脂肪、低糖質の食事制限を行っています。
朝食はゆで卵(白身だけ)を8個、野菜、果物、少しの炭水化物、昼食は鶏むね肉3枚がのったシーザーサラダ、夕食は鶏肉、グロやイカ、サーモンなどを食べています。加えてお酒を飲まず、成人男性の4倍のたんぱく質を摂取しているそうです。
1 / 2
続きを読む