巨人の原辰徳監督といえばグータッチが有名です。原監督のグータッチにはどのような意味があり、いつ頃から始まったのでしょうか。この記事では、原辰徳監督のグータッチの意味や始まった経緯、コロナ禍でやり方が変わったのかなど詳しくみていきましょう。
巨人の原辰徳監督といえばグータッチです。選手をベンチへ迎え入れるときのグータッチは、原辰徳監督の代名詞ともいえるものですが、いつから始まったのでしょうか。
この記事では、巨人の原辰徳監督が、生還した選手と軽く拳を合わせるグータッチとはどのような意味で、いつから始まったのかをみていきましょう。
グータッチとは、お互いに固く握ったこぶしを軽く合わせて行う挨拶のことです。嬉しい時、ハグや握手の代わりにこぶしを軽く合わせるグータッチを交わすことがあります。
原辰徳監督だけでなく、アメリカのオバマ元大統領やトランプ元大統領も、以前からグータッチをしていました。
2020年に新型コロナが流行して以降は、握手よりも感染リスクを1割程度に抑えられるということで、握手やハグに代わる挨拶としてグータッチを交わす姿があちらこちらで見られるようになりました。
グータッチは英語では「fist bump」といい、「fist」の意味は「こぶし」、「bump」の意味は「軽くぶつかる」です。
つまり「fist bump」とは「こぶしを軽くぶつける」という意味で、日本語でのグータッチのことを指します。
巨人の原辰徳監督の代名詞といえばグータッチともいわれるほど、テレビなどではその動作をよくみかけます。
コロナ禍によって握手の代わりにグータッチをする人が増え、それ以前からグータッチをしていた原監督には先見の明があったのではないかという人もいるほどです。
では、原辰徳監督がグータッチを始めたのはいつ頃なのでしょうか。原辰徳監督がグータッチを始めた経緯についてみていきましょう。
原辰徳監督がグータッチを始めたのは、巨人の監督になって1年目の2002年です。コロナ禍でグータッチに大きな注目が当たったのが2020年でなので、20年近く前にすでにグータッチを始めていた原辰徳監督には、やはり先見の明があったのかもしれません。
原辰徳監督がグータッチを始めた理由は2つあります。1つ目の理由は自分なりの特徴を出したかったためです。
当時、生還した選手をベンチで迎えるときには、多くの監督はハイタッチやガッツポーズをしていました。グータッチはほかの監督がこれまでやっていなかったので、原辰徳監督ならではの特徴を出せると考えたそうです。
もう1つの理由は、グータッチならお互いの目を見ながらできるというメリットがあるためです。お互いに目を合わせながらグータッチすることで、意思疎通をしやすくなると考えたことも理由のひとつとしています。
接触範囲が狭くなり感染リスクが軽減すると、コロナ禍で注目されているグータッチですが、原辰徳監督のグータッチは更に進んだコロナ仕様に進化するのではないかと注目されていました。
実際に、原辰徳監督のグータッチはコロナ仕様に変化しています。コロナ禍が始まってからは、選手との接触を極力減らすために、こぶしを直接合わせずにお互いに空中で合わせるフリをする「エアグータッチ」に変わりました。
相手の目を見ながら空中でグータッチを交わす行為でも、十分に選手への想いが伝わっています。
原辰徳監督は監督1年目の2002年からグータッチを始めていました。それは、原辰徳監督ならでは個性を出したいという思いと、選手とより目を合わせて意思疎通をしたいという想いがあってのことでした。
コロナ禍でグータッチすらも難しくなってしまいましたが、今度はエアグータッチで今までと変わらず選手とコミュニケーションを取る姿を見せてくれています。
巨人選手がもっと活躍して、原辰徳監督とグータッチやエアグータッチを交わす姿をたくさん見たいというファンも多いのではないでしょうか。今後の巨人軍の活躍に期待しましょう。