江川卓の現在・引退理由は?監督になれない原因は借金?病気の噂についても調査

江川卓さんは「昭和の怪物」と呼ばれ、プロ野球選手時代には数々の記録を打ち立てた投手ですが、現在は何をしているのでしょうか。この記事では、江川卓さんの現在や引退理由、また監督になれない理由、病気の噂などを調査していきます。

江川卓の現在・引退理由は?監督になれない原因は借金?病気の噂についても調査のイメージ

目次

  1. 1江川卓のプロフィール
  2. 元プロ野球選手
  3. 現役引退後は野球解説者やタレントとしても活躍
  4. 2江川卓の引退理由は?
  5. 引退会見の発言は
  6. 3江川卓の現在は?
  7. 10年以上務めたゴーイングのコメンテーターを卒業
  8. 病気の噂も…?
  9. 4江川卓が監督になれない原因は借金問題?
  10. 背景に「江川事件」?
  11. 約50億円の借金を抱えているとも
  12. 5江川卓の今後の動向に注目!

江川卓のプロフィール

高校野球で注目され、後にプロ野球に進んで大活躍する投手は何人もいます。しかし、高卒ルーキーが入団初年度から先発ローテーションに入り150km/h~160km/hのストレートを武器に三振の山を築くケースは多くありません。

このような投手は「怪物」と呼ばれることがあります。150km/hを超えるストレートと高速スライダーを武器に活躍した「平成の怪物」松坂大輔さんもその一人ですが、昭和の時代にも「怪物」と呼ばれた投手がいました。

江川卓さんは、甲子園やプロ野球界を席巻し「昭和の怪物」と呼ばれた投手です。この記事では、元祖怪物投手として数々の不滅の記録を打ち立てた江川卓さんの現在や、プロ野球チームの監督経験がない理由などについて紹介します。

元プロ野球選手

江川卓さんが高校時代、大学時代、プロ野球の現役時代に残した成績をみれば、「昭和の怪物」と呼ばれた理由がよく分かります。高校時代には作新学院のエースとしてノーヒットノーラン9回完全試合2回など驚異的な成績を残しました。

大学時代には17完封など、未だに破られていない成績も残しています。プロ野球の現役時代には投手五冠などまさに「怪物級」の成績を残し、伝説の選手として未だに語り継がれるほどです。では「昭和の怪物」江川卓さんのプロフィールを紹介します
 

本名 江川卓
愛称 怪物くん、怪物江川
生年月日 1955年5月25日
現在年齢 67歳
出身地 福島県いわき市
血液型 O型
身長 183cm
体重 90kg
所属球団 東京読売ジャイアンツ(1979年~1987年)
主な成績 通算 266試合、135勝72敗、防御率3.02、勝率.652、奪三振1366
最多勝利(2回)
最優秀防御率(1回)
最多奪三振(3回)
最高勝率(2回)
最優秀選手(1回)
ベストナイン(2回)
月間MVP(2回)
最優秀投手(2回)
日本シリーズ優秀選手賞(1回)
オールスターゲームMVP(1回)
後楽園MVP賞(1回)
ジュニアオールスターゲーム最優秀投手賞(1回)
報知プロスポーツ大賞(1回)

現役引退後は野球解説者やタレントとしても活躍

江川卓さんは1979年に東京読売ジャイアンツに入団し、1987年までプレーした後引退しています。わずか9年間という短い現役生活で、1988年の引退時の江川卓さんはまだ33歳でした。

江川卓さんは引退後、野球解説者やテレビ番組の出演などをして活躍しています

江川卓の引退理由は?

プロ野球選手の選手生命は年々短くなっているといわれています。2020年の時点でプロ野球選手の在籍期間は平均7.7年ということです。江川卓さんは9年間の現役生活なので、平均より長く現役生活を送っています。

しかし、引退の前年である1987年の成績は13勝5敗、防御率3.51、勝率6.52、奪三振113とかなり好調で、引退する理由は見当たりません

江川卓さんがわずか9年間でユニフォームを脱ぐ決意をしたのはなぜなのか、引退理由をみていきましょう

引退会見の発言は

江川卓さんの表面的な成績だけを見れば、引退するには早すぎると誰もが思うはずですが、実は江川卓さんは巨人入団の4年目から、右投げ投手の生命線である右肩痛に苦しんでいて、その痛みを少しでも和らげるため、江川卓さんは中国の針治療を受けていました。

江川卓さんは引退会見の場で、これまで右肩痛治療のために受けていた針治療に触れ、所属する巨人の優勝と選手生命を天秤にかけ、いちかばちかの「禁断のツボ」に針を打ったと述べています

引退会見をした1988年から33年後の2021年、江川卓さんは自身の引退理由をトークバラエティー番組「チマタの噺」で語っていました。

本人は現役10年目にこだわっており、さらに東京ドームのこけら落としの年でもあったため、あと1年頑張りたいと考えていたそうです。

しかし、右肩痛は予想以上に深刻で、翌年に6、7勝しか上げられないことは分かっており、ファンに自分の惨めな姿を見せたくはなかったため、引退を決意したと話しています。

江川卓の現在は?

9年間の現役生活を終えて惜しまれつつ引退した江川卓さんは、その知名度と野球に関する独自理論、さらにユーモア溢れるキャラクターを活かし、野球解説者やバラエティー番組のタレントとして活躍していました

しかし、最近テレビでの露出が以前と比べ少なくなっているため、ネットではいろいろな噂も飛び交っているようです。次は、江川卓さんの現在について紹介します

10年以上務めたゴーイングのコメンテーターを卒業

江川卓さんは多数のバラエティー番組にこれまで出演しています。なかでも評判の高かった番組が「Going!Sports&News」でした。前身の「スポーツうるぐす」から数えると、27年間出演していました。

長年出演した「Going!Sports&News」を降板する理由には、江川卓さんの高いギャラや番組の若返りなどが関係しているようです

江川卓さんのラスト出演を記念して「江川卒業SP」が番組で企画されましたが、その際巨人の原監督からメッセージが届き、江川卓さんの労をねぎらいます。

原監督はコメントのなかで、江川卓さんの巨人監督やコーチ就任の可能性が増えるのではと述べました。

臨時監督ではなくシーズン監督であれば承諾するのか、というMC上田さんの質問に「はい」と答え、将来の「江川巨人」の可能性を匂わせていました

病気の噂も…?

江川卓さんが「Going!Sports&News」を降板することになった理由として、ネットでは江川卓さんの病気が関係しているのではと噂になっています

病気の噂の発端は、番組出演の際に江川卓さんの目のクマが目立ち顔色が悪く見え、病気なのではとネットで流れたことです。

現在67歳という年齢もあるので、体調不良は避けられないことですが、現在のところ江川卓さんが深刻な病気を患っているという情報はありません

江川卓が監督になれない原因は借金問題?

「Going!Sports&News」のラスト出演で、「江川巨人」の可能性を否定しなかった江川卓さんですが、これまで巨人の監督やコーチなどに一度も招集されなかったことは、過去の実績を考えれば不思議化もしれません。

巨人は生え抜きを大切にし、監督は常に生え抜き選手が担うという伝統があります。「昭和の怪物」と言われ、巨人時代にも素晴らしい成績を残し球団に貢献した江川卓さんが、現在まで巨人の監督になれないのはなぜかをみていきましょう

背景に「江川事件」?

短かったとはいえ、巨人での現役生活で申し分のない実績を残した江川卓さんが、巨人の監督やコーチにこれまで招集されなかった原因として考えられるのは、江川卓さんが巨人入団の際に起こった「江川事件」です

「江川事件」とは、東京読売ジャイアンツがドラフト会議前日に江川卓さんと契約を結んだ事件のことです。

ドラフト会議にかけられるのは、中学、高校、大学の在籍者、または社会人野球の在籍者と野球協約で決められていますが江川卓さんは当時「無所属」でした

江川卓さんはドラフト対象外の選手と巨人は解釈し、自由契約選手としてドラフト会議前に江川卓さんと契約を結んでしまいます

すったもんだのあげく、江川卓さんは阪神と契約し、その後巨人と契約した小林繁さんとトレードで巨人に移籍する運びとなりました。

「江川事件」の中心人物である江川卓さんは、一躍「悪役」のレッテルを貼られることとなり、巨人ブランドに傷が付くことを恐れた巨人の首脳陣が、江川卓さんの監督就任を見送り続けているといわれています。

約50億円の借金を抱えているとも

江川卓さんが巨人のコーチや監督になれない理由はもう1つあるといわれています。江川卓さんが持つ50億円ともいわれる借金です。

江川卓さんは現役引退後に実業家に転身しています。当時はバブル経済の絶頂期で、第一不動産グループの佐藤行雄社長と親しくなり、第一不動産グループの社外役員として事業に参加しました。

しかし、バブル経済が崩壊すると風向きは突然悪くなり、江川卓さんは借金50億円を抱えることになったそうです

江川卓さんの「Going!Sports&News」の出演料が高かったことや、通常野球解説のギャラに300万円を取っていたという江川卓さん自身の発言を聞く限り、借金50億円を返済するためにかなり苦労していたことが分かります。

江川卓の今後の動向に注目!

巨人で活躍した江川卓さんは現在、野球評論家やタレントとして活躍しています。引退した理由は「江川事件」や50億円に上る借金が関係していたようです。深刻な病気は患っていません

巨人の監督に就任すると言われる江川卓さんの今後の動向に注目しましょう。

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この記事のライター
Fijijapan
アルゼンチンの大自然で育んだ創造性を発揮して魅力的な記事の執筆をいたします