高橋由伸さんは「天才」「21世紀のスター」として巨人の強力打線を担い、数々の成績を残しました。現役引退後は監督としても活躍しましたが、成績や年俸はどのくらいだったのでしょうか。この記事では、高橋由伸さんの年俸推移と成績また現在の様子を紹介します。
プロ野球界のレジェンドである落合博満さんは「メジャーリーグで活躍できる現役選手はイチロー、前田智徳、そして高橋由伸」と述べて、現役時代の高橋由伸さんの才能を高く評価していました。
現役引退後すぐに巨人の監督に就任し、結果を残せなかった高橋由伸さんに「43歳でしょ。まだ若いもん。またやりますよ」と落合博満さんは述べ、監督としての高橋由伸さんの才能にも一定の評価をしています。
では、プロ野球選手としてだけでなく監督としても活躍した、高橋由伸さんの年俸推移や輝かしい成績、また現在の様子をみていきましょう。
高橋由伸さんは走攻守三拍子そろった高い野球センスと甘いマスクで、東京六大学野球のスターとして高い人気を誇っていました。1997年に巨人を逆指名して入団しています。
高橋由伸さんのプロフィールを紹介します。
本名 | 高橋由伸 |
愛称 | ウルフ |
生年月日 | 1975年4月3日 |
現在年齢 | 47歳 |
出身地 | 千葉県千葉市中央区 |
血液型 | O型 |
身長 | 180cm |
体重 | 87kg |
高橋由伸さんは慶應義塾大学野球部時代、1年生のときからレギュラーとして活躍し、3年生のときには東京六大学野球の春季リーグ戦では打率.512、5本塁打を記録して三冠王に輝き、田淵幸一の持つ東京六大学リーグ本塁打記録を更新し、通算23本塁打を記録します。
即戦力のホームランバッターとしてドラフトでも注目が集まり、9球団による激しい争奪戦が繰り広げられるほどでした。
高橋由伸さんは巨人一筋で現役18年間を過ごしました。巨人のレジェンドである松井秀喜さんから、唯一無二のライバルとして認められた高橋由伸さんの現役時代と監督時代の成績を紹介します。
まず現役時代に高橋由伸さんが残した成績を紹介します。
所属球団 | 東京読売ジャイアンツ(1998年~2015年) |
通算成績 | 通算1819試合、6028打数1753安打、打率.291、本塁打321、打点986 |
獲得タイトル | ベストナイン(2回) ゴールデングラブ賞(7回) セリーグ連盟特別表彰(1回) 月間MVP(5回) セリーグ会長特別表彰(1回) オールスターゲームMVP(1回) オールスターゲーム優秀選手賞(1回) 東京ドームMVP(1回) JA全農Go・Go賞 好走塁賞(1回) ヤナセ・ジャイアンツMVP賞(2回) |
続いて巨人監督時代の成績を紹介します。
所属球団 | 東京読売ジャイアンツ(2016年~2018年) |
通算成績 | 通算429試合、210勝208敗、勝率.502、貯金2 |
プロ野球選手とプロ野球監督の年俸には大きな開きがありますが、高橋由伸さんの場合、現役時代の年俸と監督時代の年俸にどれほどの開きがあるのか、年俸の推移を順番に紹介します。
まず高橋由伸さんの現役プロ野球選手時代の年俸推移を紹介します。
年度 | 年俸 |
1998年 | 1300万円 |
1999年 | 4000万円 |
2000年 | 1億円 |
2001年 | 1億2000万円 |
2002年 | 2億円 |
2003年 | 2億2000万円 |
2004年 | 3億円 |
2005年 | 3億4000万円 |
2006年 | 3億2000万円 |
2007年 | 2億8800万円 |
2008年 | 3億5000万円 |
2009年 | 3億5000万円 |
2010年 | 3億5000万円 |
2011年 | 3億5000万円 |
2012年 | 1億7000万円 |
2013年 | 1億8000万円 |
2014年 | 1億6000万円 |
2015年 | 1億5000万円 |
続いて高橋由伸さんのプロ野球監督時代の年俸推移を紹介します。
年度 | 年俸 |
2016年 | 1億円 |
2017年 | 1億円 |
2018年 | 1億円 |
高橋由伸さんの現役時代の総年俸は40億100万円で、監督時代の総年俸は3億円です。ですから、高橋由伸さんの生涯年収は43億100万円になります。
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