渡辺恒雄(ナベツネ)の現在は?亡くなった?息子・妻や資産・若い頃を調査

ナベツネこと渡辺恒雄さんは、元読売新聞グループ本社社長で日本プロ野球界のドンと呼ばれましたが、現在はメディアへの露出が極端に減り亡くなったのではとネットで噂になりました。ナベツネこと渡辺恒雄さんの死亡説を含め、現在の姿について紹介します。

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目次

  1. 1ナベツネこと渡辺恒雄のプロフィール
  2. 本名は渡辺恒夫で家は資産家
  3. 東大学卒の新聞記者で共産主義者だった
  4. ナベツネの若い頃
  5. 2ナベツネの嫁は元女優、息子は優秀な銀行マン
  6. 妻は元女優の鍋島篤子
  7. 息子は渡辺睦さんで三井住友信託銀行の専務をしている
  8. 3ナベツネが現在多くの野球ファンから嫌われる理由
  9. FAで人気選手を取りすぎ巨人人気を急落させた
  10. プロ野球再編問題での発言でファンを激怒させた
  11. 4ナベツネの現在の総資産はどれくらい?
  12. 読売新聞グループ本社社長時代の年収は1億3000万円
  13. 資産は日本テレビの株がメインで総額数百億円!
  14. 5ナベツネは現在亡くなっている?
  15. ツイッターでナベツネ死亡説が流れる
  16. 祝賀パーティー出席で健在をアピール!
  17. 6ナベツネが死んだら読売ジャイアンツはどうなるのか
  18. 7ナベツネは亡くなっておらず現在も元気で活躍している!

ナベツネこと渡辺恒雄のプロフィール

日本プロ野球界で最も古く、天覧試合など伝統と歴史があるプロ野球チームの盟主が東京読読売ジャイアンツです。

ナベツネこと渡辺恒雄さんは、読売ジャイアンツの運営会社読売新聞グループ本社の代表であり、日本プロ野球界に強い影響力を持つ「プロ野球界のドン」と呼ばれています。

ナベツネこと渡辺恒雄さんは日本のプロ野球界の発展に貢献した功労者と評価する人がいる一方、現在の読売ジャイアンツの人気急落を招いた張本人として非難する人も非常に大勢います。

では、ナベツネこと渡辺恒雄さんプロフィールをみていきましょう。
 

本名 渡辺恒雄
愛称 ナベツネ
生年月日 1926年5月30日
現在年齢 96歳
出身地 東京都杉並区
血液型 O型
身長 ???
体重 ???

本名は渡辺恒夫で家は資産家

ナベツネさんは東京出身、父親は現りそな銀行に勤めていため、比較的裕福な家庭で育ちました。しかし、ナベツネさんが8歳の時にお父さんは胃がんで亡くなります

一家の稼ぎ手を失ったものの、父が家族に遺した11軒の貸家があったため、その後も経済的に困窮することはなかったといいます。

ナベツネさんは長男だったため母の期待も大きく、勉強をして偉い人になるようにかなり叱咤されたそうです。

東大学卒の新聞記者で共産主義者だった

ナベツネさんは東京大学文学部に進みますが、戦争がはじまり学徒出陣で近衛師団に配属されました。戦地に赴くことはなかったものの、天皇陛下の名の下に上官から暴力や理不尽な扱いを受け、それがきっかけで終戦後に共産党員になります。

共産党だけが「天皇制打倒」を掲げていたことが理由でした。しかし、共産党も軍隊と同じように縦社会であることに失望し、共産党内の抗争に敗れ「警察のスパイ」として共産党から除名処分を受けています。

ナベツネの若い頃

東京大学卒業後は、読売新聞者に就職して政治記者になりました。保守政党の有名政治家と太いパイプを作り上げ、会社内の権力闘争に勝利し、読売グループの頂点にまで上り詰めます。

読売新聞の創業者一族ではないナベツネさんがトップになったのは異例なことでした。

ナベツネの嫁は元女優、息子は優秀な銀行マン

ナベツネさんは、日本の政治権力者と親交を深めながら、読売新聞グループの最高権力者へと昇り詰めました。

自分の力ですべてを手に入れたナベツネさんですが、ナベツネさんの家族についてはあまり広く知られていません。気になるナベツネさんの奥さんと子供について紹介します。

妻は元女優の鍋島篤子

ナベツネさんの妻は元東宝の女優で、後にモデルとして活躍した鍋島篤子さんです。鍋島篤子さんは佐賀県にある鍋島家分家の餅木鍋島家の末裔にあたり、名家出身の女性です。

ナベツネさんを陰で支え続けた鍋島篤子さんは、くも膜下出血、認知症、肝硬変と病に苦しみ、2017年10月に享年87歳で亡くなりました。

息子は渡辺睦さんで三井住友信託銀行の専務をしている

ナベツネさんには一人息子がいて、名前は渡辺睦さんといいます。ナベツネさんはとても教育熱心だったようですが、息子の睦さんと可能な限り一緒にお風呂に入るなど、息子との時間を大切にしていたそうです。

息子の渡辺睦さんは青山学院大学に進み、その後は現三井住友信託銀行に入社、現在は三井住友信託銀行の専務をしています。

ナベツネが現在多くの野球ファンから嫌われる理由

ビジネスや政治の世界ではナベツネさんの手腕は高く評価されていますが、日本プロ野球界、特にプロ野球ファンからの評判は決してよいとはいえず、ナベツネバッシングが起きたほどです。

次は、プロ野球ファンの間で現在もナベツネさんの人気がないのはなぜか、ナベツネさんが関係した日本プロ野球界の出来事を2つ紹介します。

FAで人気選手を取りすぎ巨人人気を急落させた

ナベツネさんが関わり結果的にファン離れを加速させた最初の出来事は、読売ジャイアンツによるFA権選手の乱獲問題です。

1993年に落合博満さんをFAで獲得してから、清原和博さん、広澤克実さん、江藤智さんといったホームランバッターに加えます。

さらに、川口和久さんや工藤公康さんなどのピッチャーも次々に獲得し「巨人一強」時代を作り上げようとしました。

こうした自己中心的ともいえるやり方はプロ野球ファンを巨人戦から遠ざけることになり、当時、巨人戦の視聴率は10%を切るまでに落ち込んだほどです。

プロ野球再編問題での発言でファンを激怒させた

2004年には、プロ野球ファンが読売ジャイアンツにではなく、オーナーのナベツネさんに怒りをあらわにした事件が勃発しました。

事の発端はファンや選手に何の通達もなく、経営難に陥った近鉄がオリックスと合併構想を進めたことです。

経営問題はパリーグの大半のチームが抱えていたため、人気球団を抱えるセリーグに助けを求めた結果、ナベツネさんを中心に一部の球団オーナーたちによって8~10球団の1リーグ制を導入する方向で話が勝手に進められていきました。

これに対し、当時の選手会会長だった古田敦也さんがオーナー側との対話を求めますが、ナベツネさんは「無礼なこと言うな。分をわきまえなきゃいかんよ。たかが選手が」と発言し、野球ファンを激怒させます。

この後、自由獲得枠選手の獲得に関わる金銭不正授受問題も明らかになり、ナベツネさんを含め5人のオーナーが辞任する事態となりました。そのため、ナベツネさんが現在表舞台に出ることはほとんどありません。

ナベツネの現在の総資産はどれくらい?

読売ジャイアンツは毎年のように人気選手をFAで獲得しています。選手に払われる年収の金額がいつも破格で金満チームと揶揄されるほどなので、読売新聞グループの財政が潤っていなければ、多額の年収を選手に支払うことはできないはずです。

ナベツネさんは、長年読売ジャイアンツの運営会社である読売新聞グループ本社の代表を務めたので、年収や資産もかなりあるのではと考えられます。

読売新聞グループ本社社長時代の年収は1億3000万円

読売新聞グループ本社代表であったナベツネさんの年収は、プロ野球選手と同じように公示されることはありません。

そのため、正確な年収はわかりませんが、ナベツネさんは高額納税者一覧にも名前が載るほどです。その納税金額からすると、ナベツネさんの年収は1億3000万円ほどではないかと推測できます。

資産は日本テレビの株がメインで総額数百億円!

気になるナベツネさんの総資産ですが、保有資産の大半は日本テレビの株式です。発行済み株式の2.6%がナベツネさんの所有分で時価総額265億円ともいわれています。

しかし、この資産は読売新聞グループ本社の代表が代々継承するものなので、ナベツネさんが自由にできるというわけではありません。

といっても、これ以外にもナベツネさんには、お父さんから受け継いだ不動産自分が購入した不動産があるので、かなりの資産を現在所有しているのは間違いないでしょう。

ナベツネは現在亡くなっている?

かつてのナベツネさんは、読売ジャイアンツの元オーナーとして常にメディアに顔を出していたことで有名です。

しかし、現在メディアへの露出度が極端に減ったため、ネットではナベツネさんはなくなっているのではという噂が流れていました。

ツイッターでナベツネ死亡説が流れる

ナベツネさんの死亡説の出所は、ジャーナリストの田中稔さんが2018年11月16日に投稿したツイートです。

そのツイートで田中稔さんは、ナベツネさんが亡くなったと述べています。田中稔さんがそのようにツイートした根拠は、読売新聞の本社で突然に開かれたグループ幹部会議でした。

ナベツネさんがすでに92歳になっていたこと、これといった理由もなく緊急会議を開いた読売新聞の慌てようから、ナベツネさんの死亡説が浮かび上がったのが噂の真相です。

祝賀パーティー出席で健在をアピール!

ナベツネさんが亡くなっていないことは、2018年12月に開かれた原辰徳監督の記念パーティーにナベツネさんが出席したことにより明らかになりました。

ナベツネさんは病院からパーティー会場に駆けつけたらしく、本調子ではなかったようです。身体が本調子ではない状態でパーティー会場に来た理由を聞かれ、「死亡説が流されたから来たんだ」と言って周囲を笑わせたそうです。

ナベツネが死んだら読売ジャイアンツはどうなるのか

ナベツネこと渡辺恒雄さんは、読売ジャイアンツの経営にこれまで長年参加してきました。そのため、もしなくなってしまったら読売ジャイアンツが弱体化してしまうのではないかと、ネット上では危惧する声もあります。

しかし、ナベツネさんが読売ジャイアンツに影響を与えるようになる前から、読売ジャイアンツは選手獲得のために多額の資金を投じてきました。

もし、ナベツネさんが亡くなったとしても、読売新聞グループが危機的な状況にならない限り、読売ジャイアンツに大きな影響が出ることはなさそうでと考えられます。

ナベツネは亡くなっておらず現在も元気で活躍している!

ナベツネこと渡辺恒雄さんは96歳の現在も元気です。読売グループ本社社長時代の年収は1億3000万円です。

不動産をいくつか所有されているのでかなりの資産があり、三井住友信託銀行の専務である息子さんが相続します。
ナベツネさんは亡くなっておらず、現在も元気に活躍しています。

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この記事のライター
Fijijapan
アルゼンチンの大自然で育んだ創造性を発揮して魅力的な記事の執筆をいたします