将来の日本球界を背負う大投手になるのではと期待されている、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手は身長がとても高いことで有名です。佐々木朗希投手の身長が伸びた理由は何でしょうか。この記事では、佐々木朗希投手の身長推移と高い身長の秘密に迫ります。
千葉ロッテマリーンズで入団3年目にして完全試合を成し遂げるなど、大活躍中の佐々木朗希投手ですが、投球の魅力は高い身長から投げ下ろす豪速球にあります。
この記事では、佐々木朗希投手の身長の推移と、高い身長に育った理由に迫っていきましょう。まずは、小学生から中学、高校までの佐々木朗希投手の身長の推移をみていきましょう。
佐々木朗希投手の小学生時代の身長はどのくらいだったのでしょうか。残念ながら佐々木朗希投手の小学生時代の身長のデータは詳しくは残っていませんでした。
しかし、野球を始めた当時の監督の証言から、佐々木朗希投手の身長がどのくらいだったのか推し量ることは出来ます。
佐々木朗希投手は小学3年生の時に生まれ育った陸前高田市のスポーツ少年団の少年野球チームに入りました。その時の監督は、佐々木朗希投手は小学3年生としては身長が高い方だったと語っています。
小学3年である9歳男子の身長の平均は134.5cmです。同じ学年でも身長差が10cmから15cm程度あってもおかしくありません。小学3年生の時の佐々木朗希投手の身長は140cm前後あったのではないでしょうか。
小学3年生の3月に東日本大震災で被災した佐々木朗希投手は、4年生の時に大船渡市へ引っ越し、猪ノ川野球クラブに入りました。その時の監督は、佐々木朗希投手の身長について、特別大きいわけではなかったと語っています。
小学生の時の佐々木朗希投手の身長は、平均よりも少し高めなくらいだったようです。
では、佐々木朗希投手が中学生だった頃の身長はどのくらいだったのでしょうか。佐々木朗希投手が中学1年生のときの身長は160cmだったそうです。中学1年生の男子の平均身長は153cmなので、佐々木朗希投手の身長はそこそこ大きかったといえます。
佐々木朗希投手の身長は、中学生の時に大きく伸びました。中学1年生の時に160cmだった身長は、中学3年生のときには180cmにまで伸びて、1年生から3年生までの3年間で20cmも身長が伸びたこました。
日本人男性の平均身長が171.6cmなので、中学生の平均身長どころか、日本人の成人男性の平均身長も中学生の時に抜かして、高い身長に成長しています。
佐々木朗希投手の身長は高校生になってもまだまだ伸びました。中学3年生のときにはすでに180cmもの高い身長に成長していた佐々木朗希投手は、高校1年生の時には186cmの身長なので、入学して1年足らずで6cmも身長が伸びたことになります。
その後も身長は伸び続けて、佐々木朗希投手の高校卒業時には190cmにまで伸びました。中学生の時の3年間で20cmという伸び方ではありませんが、佐々木朗希投手は高校生の時にも3年間で10cmも身長が伸びています。
佐々木朗希投手はとても高い身長の野球選手ですが、どのようにしてそのような高い身長に成長できたのでしょうか。佐々木朗希投手の身長が高く伸びた3つの理由をみていきましょう。
佐々木朗希投手の身長が伸びた理由の一つは、子どもの頃から十分な睡眠を取り続けていたためと考えられます。
佐々木朗希投手の母、陽子さんは、「寝る子は育つ」ということで、小学生の時から子どもたちを早く寝かせるようにしていたそうです。佐々木朗希投手が小学生の時には、午後8時には就寝していたといいます。
そのためか、今でも佐々木朗希投手は睡眠を大切にしていて、プロ入りした現在も8時間から9時間の睡眠時間を毎日確保できるように心がけているとのことです。
身長が伸びるために必要な成長ホルモンは、睡眠中の深夜に分泌されます。たくさん寝て十分な成長ホルモンの分泌を促すことは、子どもの成長だけでなく大人の体の修復にも大切なことです。
日々厳しいトレーニングと試合をこなす野球選手として、十分な睡眠時間の確保を心がけて体のケアに努めているのでしょう。
佐々木朗希投手が高い身長に成長した理由には、子どもの頃から食事を十分に摂っていたこともあるようです。
体の成長には栄養たっぷりな食事を十分に摂る必要があります。佐々木朗希投手の母の陽子さんは、佐々木朗希投手が高校生の時には体を大きくするためにお弁当を3つも持たせていたそうです。
佐々木朗希投手には兄と弟もいて、3兄弟全員が野球をやっていました。3人の野球部に所属する男の子たちが食べる食事の量はものすごくて、佐々木家では毎週10kgものお米を消費していたそうです。
東北の美味しいお米をたくさん食べたことが、佐々木朗希投手の身長が伸びた理由の一つになっているのではないでしょうか。
佐々木朗希投手の身長が高い理由は、両親からの遺伝もあるようです。佐々木朗希投手の父と母の身長はどのくらいだったのでしょうか。
佐々木朗希投手の父は,2011年3月の東日本大震災の津波で亡くなってしまいました。生前の身長は詳しい数字はわかりませんが、平均的な男性よりも高い身長だったようです。
そこそこ体格がいい人だったということなので、身長は180cmくらいあったのではないでしょうか。
佐々木朗希投手の母の陽子さんは、佐々木朗希投手が高校3年生の時にドラフト会議でロッテから指名された後の入団交渉に同席しています。
その時に、佐々木朗希投手の後ろから歩く姿がありましたが、佐々木朗希投手よりも20cmくらい背が低い感じでした。
ヒールを履いているとしたら、佐々木朗希投手との身長差は25cmから30cm程度でしょうか。高校3年生の時の佐々木朗希投手の身長はすでに190cmでした。そこから25cmから30cm程度低い身長だとすると、160cmから165cm程度の身長でしょう。
日本人女性の平均身長が157cmなので、母の陽子さんも平均と比較すると高めの身長のようです。
佐々木朗希投手は身長が伸びすぎたために、一時期野球をやめたくなったことがあるといいます。どうして身長のために野球をやめたくなったのでしょうか。
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