中井美穂の現在は？病気はがん？古田敦也との子供や離婚の噂についても調査

中井美穂さんは、女子アナがプロ野球選手と結婚するケースの先駆けといえる女性です。結婚前、中井美穂さんはフジテレビの女子アナウンサーとして活躍しており、現在の女子アナウンサーの形を作り上げた女性でもあります。

スポーツ番組のメインキャスターを女子アナウンサーで初めて務め上げ、女子アナウンサーとして初めてドラマに出演するなど、中井美穂さんは現在の女子アナウンサーが活動範囲を広げる基礎を築きました。

中井美穂さんは、1987年に日本大学芸術学部放送学科卒業後フジテレビ入社しました。1988年に「プロ野球ニュース」土日メインキャスターを担当し、野球界との接点を持つようになります。

1988年の人気ドラマ「同・級・生」では、安田成美さん演ずるヒロインの大学時代の友人役として出演しました。

女子アナウンサーがテレビドラマに出演するのはこれが初めてだったため、中井美穂さんは「女子アナのタレント化」の草分けといわれています。

中井美穂さんがキャスターを務めた主な番組は「平成教育委員会」や「FNNスーパータイム」などです。では、中井美穂さんのプロフィールをみていきましょう。
 

中井美穂さんの夫は、現役時代「野村ID野球」の申し子と呼ばれ、現在は野球解説者として活躍中の古田敦也さんです。

古田敦也さんは現役時代に球界を代表する名捕手と呼ばれ、巧みなリードとキャッチング技術でチームを牽引しました。さらに捕手でありながら高い打率を残したことでも有名です。

中井美穂さんはフジテレビの看板番組「プロ野球ニュース」のキャスターに抜擢された当時、野球オンチであるためプロ野球選手との結婚はないと否定し続けていました。

しかし、同番組担当の同僚アナウンサーに誘われて、古田敦也さんと食事をしたのをきっかけに交際が始まり、二人は1995年12月10日に結婚しました。

中井美穂さんの夫古田敦也さんのプロフィールを紹介します。
 

中井美穂さんは、当時の年俸が1億5000万円以上といわれた古田敦也さんと結婚し、自身もアナウンサーとしても活躍していたので、順風満帆な生活を送っていると誰もが考えていました。

しかし、中井美穂さんをネットで検索すると「病気」「大腸がん」という言葉を多く見かけます。次は、気になる中井美穂さんの病気の噂について紹介します。

2002年8月、中井美穂さんは子宮筋腫で入院し、筋腫部分を摘出するため腹腔鏡手術を受けました。子宮筋腫とは子宮を構成する平滑筋という筋肉組織由来の良性腫瘍で、比較的若い人から閉経後の人まで割合多くみられる疾患です。

子宮筋腫は月経のある女性の約4人に1人、30歳以上の女性では20-30％程度みられるといわれています。

中井美穂さんが受けた子宮筋腫の手術は成功しましたが、翌2003年に腹膜炎という別の病気になり、腸の患部切除と接合手術を受けました。

腸の手術後、中井美穂さんは「ストーマ」と呼ばれる人工肛門を1年間装着して、生活と仕事をしていたそうです。

ストーマを付けながらフリーアナウンサーの仕事をこなすのは大変だったようですが、周囲の人の助けもあって何とかこなすことができたと話しています。

旅番組の撮影では、女優の野際陽子さんが折に触れ、「お手洗いの時間を取りましょう」などと気を配ってくれ、腹部を締め付けない衣装選びをスタイリストに頼んでいたこともあったそうです。

中井美穂さんの詳しい病気の内容は、2016年2月15日放送の「徹子の部屋」で確認することができます。現在は体調も回復し、生活に大きな支障をきたすことはないようです。

子宮筋腫と腹膜炎という病気に苦しめられながらも、笑顔を絶やさず主婦としてまたフリーアナウンサーとして働き続ける中井美穂さんですが、古田敦也さんとの間に現在子供はいるのでしょうか。次は、気になる二人の子供について紹介します。

中井美穂さんと古田敦也さんとの間に現在子供はいません。結婚当初は、中井美穂さんも古田敦也さんも子供ができることを望んでいましたが、中井美穂さんが患った子宮筋腫の病気が原因で、現在も子供がいないようです。

子宮筋腫が見つかったら自動的に子供が産めなくなるわけではありません。子宮筋腫があっても自然妊娠できます。ただ子宮筋腫の位置や大きさによって不妊になることがあるようです。

中井美穂さんの子宮筋腫の症状が分からないのではっきりとしたことはいえませんが、現在も子供がいない理由はこの病気にあるようです。

1995年に結婚してから27年間、中井美穂さんと古田敦也さんは現在に至るまで夫婦円満で、結婚生活の危機がニュースで報道されたことはありません。しかし中井美穂さんと古田敦也さんには過去に離婚の危機がありました。

二人の間にどんな問題があったのか、中井美穂さんと古田敦也さんの離婚の真相について紹介します。

中井美穂さんと古田敦也さんとの間に離婚の危機があったことは確かです。それも離婚の話を切り出したのは夫の古田敦也さんではなく、中井美穂さんでした。

古田敦也さんは結婚当初から子供ができることを願っていたものの、中井美穂さんの病気が原因で子供ができなくなってしまい、いたたまれなくなった中井美穂さんが古田敦也さんに離婚も持ちかけた、というのが真相のようです。

妻からの離婚の話を聞いた古田敦也さんは「愛しているから、離婚はしない」と言って、中井美穂さんを安心させたようです。

子宮筋腫、腹膜炎などの病気に苦しめられながら、夫・古田敦也さんの愛に支えられて夫婦生活の危機を乗り越えた中井美穂さんですが、現在の様子が気になります。病魔を乗り越え家族の愛に支えられた中井美穂さんの現在について紹介します。

腹膜炎の治療のために1年間「ストーマ」を経験した縁で、中井美穂さんは現在「ストーマ」が必要な人もいる大腸がん患者の方への支援活動や、啓発活動に参加しています。

具体的にはNPO法人キャンサーネットジャパンが主催する「ブルーリボンキャンペーン」という取り組みに参加し、現在全国で講演をしながら「ストーマ」利用者への理解を訴えています。

中井美穂さんは1997年以来、織田裕二さんとともに「世界陸上」のメインキャスターとして活躍し、現在も織田裕二さんとのコンビで「世界陸上」のキャスターをしています。

2003年にパリで開催された「世界陸上」の際は２週間の現地ロケを敢行し、万一のことを考え主治医に「ストーマ」のことを現地で説明できるように、英語の説明文を作ってもらったそうです。

中井美穂さんは大の宝塚ファンで、ファン歴25年だそうです。そんな中井美穂さんは現在、タカラヅカ・カフェブレイク（TOKYO MX）で放送されている30分のトーク番組「タカラヅカ・カフェブレーク」の司会者として、宝塚の魅力を発信しています。

また「中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪」という連載を、エンタメサイト「BUTAKOME」で現在行っています。

中井美穂さんは、愛する夫古田敦也さんに支えられ、現在もフリーアナウンサーとして活躍しています。病気、子供ができない苦しみ、また離婚の危機を古田敦也さんの愛と支えによって乗り越えた、現在の中井美穂さんの活動に注目しましょう。