森友哉の身長が170cmって本当?サバ?低身長でも打撃/守備の成績がすごい!
スポーツ選手が成功するために重要な要素といわれる1つが身長で、どのスポーツでも背が高いと有利なことが多いです。しかし、プロ野球で活躍している森友哉選手の身長は170cmだといわれています。この記事では、森友哉選手の身長や守備・打撃面の成績をみていきましょう。
目次
身長が話題になっている森友哉とは
プロ野球選手は身長が高い人ほど有利だといわれています。例えば、身長の高い投手が高い位置から投げるボールは、打者にとって角度を感じ打ちづらいものです。
また身長の高い投手は手も長いため、腕のしなりをいかして速いボールを投げることができ、身長の高い野手は遠心力がより強く働くので、バットに当たったボールを遠くに飛ばすことができます。
つまり、身長の高い選手のほうがプロ野球で成功する確率は高くなりますが、身長が低くても活躍している選手もいます。それがこの記事で紹介する森友哉選手です。
埼玉西武ライオンズの選手
森友哉選手は、大阪の名門大阪桐蔭高校で1年生の秋からレギュラーの座を勝ち取り、高校3年間で輝かしい成績を残しました。
2013年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズの1位指名を受けて入団し「打てる捕手」として野球関係者やファンから、球界NO1捕手として高く評価されています。
森友哉のプロフィール
「打てる捕手」である森友哉選手のプロフィールを紹介します。
本名 | 森友哉 |
愛称 | ??? |
生年月日 | 1995年8月8日 |
現在年齢 | 27歳 |
出身地 | 大阪府堺市南区 |
血液型 | A型 |
身長 | 170cm |
体重 | 86kg |
所属球団 | 埼玉西武ライオンズ(2014年~) |
主な成績 | 通算903試合、3060打数、887安打、99本塁打、441打点、打率.290 首位打者(1回) 最優秀選手(1回) ベストナイン(3回) 月間MVP(1回) 最優秀バッテリー賞(2回) スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞(1回) 月間サヨナラ賞(2回) オールスターゲーム最優秀選手賞(2回) オールスターゲーム敢闘選手賞(1回) |
森友哉の身長は170cm?それともサバ?
森友哉選手は、日本を代表するキャッチャーとして埼玉西武ライオンズを牽引し、リーグ連覇やパリーグMVPさらには首位打者のタイトルの獲得など、輝かしい成績を残しています。
しかし、とかく話題になるのが森友哉選手の身長です。森友哉選手の身長が170cmであることはウィキペディアにも記載されています。
ですが、球場やテレビ越しで見る森友哉選手はもっと身長が低く170cmはサバをよんでいるのではないか、との噂もあるようです。
両親の身長は?
森友哉選手の身長が170cmというのは本当か、あるいはサバをよんでいるのかを調査していきましょう。
森友哉選手の父である森隆さんの身長は170cm前後で、母の森由美さんの身長は150cm前後のようです。
両親の身長は一般的なもので、二人の身長を考えると森友哉選手の身長が170cmというのは妥当な数字だと考えられます。
森友哉の身長が注目されたいきさつは?
身長差約30センチのバッテリー!(愛)#seibulions #マーティン #森友哉 pic.twitter.com/N3eFAzLXwL
— パ・リーグ.com Lite / パーソル パ・リーグTV Lite (@PLcom_lite) August 14, 2018
森友哉選手の身長はウィキペディアだけけでなく、埼玉西武ライオンズの公式サイト「https://www.seibulions.jp/」でも170cmと公開されています。
球団も森友哉選手の身長が170cmであることを認めているのに、なぜネットで森友哉選手の身長がサバをよんでいるといわれるのでしょうか。
その理由は2つあります。まず1つ目は森友哉選手と高身長である他の選手が並んだ姿を見ると、森友哉選手がかなり低身長に見えることです。
2つ目の理由は、170cmという低身長ではプロ野球で好成績を残すのは難しいという固定概念が今でも浸透していることです。
しかし、森友哉選手と同じくキャッチャーで、175cmと低身長だった野村克也監督が現役時代に三冠王に輝いたことを考えれば、170cmと低身長の森友哉選手が好成績を残したとしても不思議ではありません。
他の選手との身長と体重を比較
オールスターならではの3ショット❗️#梅野隆太郎選手 #阪神タイガース#森友哉選手 #埼玉西武ライオンズ#甲斐拓也選手 #福岡ソフトバンクホークス #マイナビオールスターゲーム2019 pic.twitter.com/va8Y9th7Qz
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) July 13, 2019
森友哉選手の身長が170cmであることを証明するため、似たような身長のほかの選手と比較してみましょう。
最初は福岡ソフトバンクホークスの正捕手である甲斐拓也選手です。甲斐選手の身長は170cm、体重は87kgですが、森友哉選手と並ぶとほぼ同じであることが分かります。
身長を比較したいもう1人の選手は、森友哉選手のチームメイトで同期入団の山川穂高選手です。
山川選手の身長は176cm、体重は103kgなので、森友哉選手より6cm背が高いことになります。二人が並ぶと森友哉選手が少し低く見えます。
低身長だけど成績は残している!
森友哉選手の身長が公開されている通り170cmであることは間違いないようです。「低身長の選手は成功しない」という固定概念は、森友哉選手に当てはまるのでしょうか。
キャッチャーはチームの頭脳であり要といわれます。そのため「打てなくても守備がよければ捕手は合格」という見方を持つ野球関係者は多いです。
しかし、現代野球では「打てて守れる」捕手が注目されています。低身長の森友哉選手がこれに該当するのかどうか、森友哉選手のここまでの成績をみていきましょう。
森友哉の打撃成績と評価
森友哉選手の打撃成績は、ここまで打率.290、本塁打数99、打点441で、現役のキャッチャーでは上位に入る成績です。また、森友哉選手は得点圏打率.411とチャンスに強い打者でもあります。
森友哉選手の打撃に関して、かつて野村克也監督は「森は体こそ小さいが、スイングスピードが速い。スイングの速さは天性のもので努力で身に付くものではない。」と述べました。
また「遠くへ飛ばす能力も天性のもの。ヒットの延長線上がホームランなら、森は三冠王も狙える」とも話しており、森友哉の打撃を絶賛しています。
さらに、日本プロ野球のレジェンドである落合博満監督も「森の強みは振れること。なかなか自分のスイングができない選手が多いなか、自分のスイングができることは森の強み。40本塁打は期待できる」と好意的なコメントを述べていました。
森友哉の守備成績と評価
森友哉選手の守備力については、成長の伸びしろは期待できるもののまだまだ粗削りという評価を得ています。
野村克也監督は「森のリードは淡泊。もっと配給術を勉強する必要がある。」と辛口の評価をしていますが、森友哉選手には弱点を克服する素質があることを見て取り、捕手として今後も頑張って欲しいとエールを送っていました。
また、元中日の名捕手谷繁元宣さんは、森友哉選手の捕手としての能力について「キャッチング、スローイング、ブロッキングン面でまだまだ改善の余地があることは事実。リードもいろいろやっているけど、結果に表れていない。」とコメントしています。
「しかし、キャッチャーとして何とかしようという姿勢は伝わってくる」と森友哉選手のキャッチャーとしての伸びしろに言及し、さらに成長できる器であるという認識を示しました。
森友哉の高校時代から天才だった!
森友哉選手はまだ27歳です。名捕手と呼ばれた選手の多くは40歳以上現役生活を続けているので、森友哉選手も弱点を克服すれば名捕手として40歳まで活躍できるかもしれません。
期待値の大きい森友哉選手は高校時代から大物でした。大阪の名門大阪桐蔭高校時代の成績を紹介します。
大阪桐蔭高校時代の成績と記録
修徳対大阪桐蔭 32枚!
— 高校野球ドットコム (@5589com) January 8, 2016
森友哉選手のホームランシーン、ベース1週するところなど迫力あるプレーシーンは注目です!https://t.co/Quo3MYGHyE#高校野球 pic.twitter.com/dsI3iioHzw
森友哉選手は高校2年生の時に、1年先輩である藤浪晋太郎とバッテリーを組み、甲子園の春夏連覇を達成しました。
甲子園通算記録は、14試合出場で55打数26安打5本塁打、打率.473で、本塁打数は歴代4位タイという成績です。また、高校通算では41本塁打を記録しました。
西谷浩一監督の評価は?
大阪桐蔭高校は、最も多くのプロ野球選手を送り出している名門校中の名門校です。選手を最もよく知る大阪桐蔭高校の西谷浩一監督は、自分が教えた選手の中で歴代NO1バッターは誰かという問いに対して、森友哉選手の名前を挙げました。
大阪桐蔭高校出身で最も活躍している選手の1人は、本塁打王6回、打点王4回に輝いている西部の中村剛也選手ですが、森友哉選手は中村剛也選手よりも上であると西谷浩一監督はコメントしています。
その理由は、目が抜群に良くてボールを捉える能力が高いこと、ボールを最後まで見てアジャストする能力に長けていることだと述べていました。
森友哉は低身長でも一流の選手だった!
森友哉選手の身長は170cmでサバは読んでいません。身長は低いですが、打撃センスは高校時代の恩師も認めるほど優れています。
守備力にはまだまだ課題がありますが、弱点を克服する素質があるので、今後さらに急成長することが期待されています。低身長のジンクスを打ち破る森友哉選手を応援しましょう。