半端ないプレーでヴィッセル神戸を初優勝に導いた大迫勇也の最高年俸は海外チームではなく、ヴィッセル神戸の4億円でした。現在の年俸はいくらなのでしょうか。この記事では、大迫勇也の年俸や移籍金、市場価値の推移についてみていきましょう。
2018年のロシアワールドカップで「大迫半端ない」と大きな話題になったのが、現在、ヴィッセル神戸で活躍している大迫勇也選手です。
大迫勇也選手は2014年から2021年までドイツのチームに所属していましたが、2021年からは日本のヴィッセル神戸に加入して、2023年シーズンでは初優勝の立役者となりました。
海外経験と代表での経験が豊富な大迫勇也選手ですが、年俸はどのように推移しているのでしょうか。この記事では、大迫勇也選手の年俸推移をみていきましょう。
シーズン | 所属チーム | 大迫勇也の年俸 |
2009 | 鹿島アントラーズ | 360万円 |
2010 | 鹿島アントラーズ | 1,000万円 |
2011 | 鹿島アントラーズ | 1,000万円 |
2012 | 鹿島アントラーズ | 1,500万円 |
2013 | 鹿島アントラーズ | 2,000万円 |
2013-2014 | 1860ミュンヘン | 約45万4,000ユーロ (約7,500万円) |
2014-2015 | ケルン | 約62万2,000ユーロ (約1億200万円) |
2015-2016 | ケルン | 約62万2,000ユーロ (約1億200万円) |
2016-2017 | ケルン | 約62万2,000ユーロ (約1億200万円) |
2017-2018 | ケルン | 約100万ユーロ (約1億6,400万円) |
2018-2019 | ブレーメン | 約162万ユーロ (約2億6,600万円) |
2019-2020 | ブレーメン | 約199万3,000ユーロ (約3億2,700万円) |
2020-2021 | ブレーメン | 約180万ユーロ (約2億9,560万円) |
2021 | ヴィッセル神戸 | 4億円 |
2022 | ヴィッセル神戸 | 4億円 |
2023 | ヴィッセル神戸 | 3億5,000万円 |
2024 | ヴィッセル神戸 | 3億5,000万円 |
鹿児島県出身の大迫勇也選手は2009年に6チームの争奪戦の結果、鹿島アントラーズへの入団が決まりました。
鹿島アントラーズでの年俸は360万円から始まりましたが、年々上がっていき、5年目には2000万円となりました。
ドイツ2部の1860ミュンヘンでは、大迫勇也選手は初出場戦で初得点を決めて早々に結果を残しました。チームの低迷などがありましたが、大迫勇也選手は半年ほどの在籍期間で15試合出場6ゴール3アシストという結果を残しています。
大迫勇也選手は2014年6月にドイツの1部リーグへの復帰が決まったFCケルンへ移籍しました。ケルンでの1年目は活躍できましたが、2年目はシーズン1得点のみという不本意な成績で終わります。
大迫勇也選手は3年目はUEFAヨーロッパリーグ出場権に貢献する活躍をみせましたが、4年目はチームの状態が悪く、下部リーグへの降格となってしまいました。
ケルンの下部降格によってブレーメンへ移籍した大迫勇也選手は、加入当初はレギュラーとして活躍していましたが、怪我による長期離脱の後から復調することができませんでした。
チームの状態もあまり良くなく、2020-2021シーズンに降格となってしまいました。
大迫勇也選手は欧州のトップリーグへの移籍を望んでいたようですが、移籍先がみつからずにヴィッセル神戸へ加入しました。
ヴィッセル神戸では4億円の最高額の年俸を獲得しています。大迫勇也選手の4億円の年俸は、日本人選手としても過去最高額であり、日本を代表するフォワードにふさわしい年俸といえるのではないでしょうか。
サッカー選手の移籍では、移籍金が話題となることが多いです。移籍金とは、契約期間中に他のクラブへ移籍することになった場合に、新たに選手を獲得するクラブが、元の所属クラブに支払うお金を指します。
いわば違約金のようなものであり、元の所属クラブが自由に設定できるため、選手の能力や人気、年齢などによって大きく相場が変動します。
年俸とは異なり、選手が直接手にできるものではありませんが、大迫勇也選手が移籍したときにもクラブ間で移籍金が発生しました。大迫勇也選手の価値を測る指標ともいえる移籍金の推移は次のとおりです。
移籍した年 | 所属チーム | 移籍チーム | 大迫勇也の移籍金 |
2014年 | 鹿島アントラーズ | 1860ミュンヘン | 7,500万円 |
2014年 | 1860ミュンヘン | ケルン | 100万ユーロ (約1億6,400万円) |
2018年 | ケルン | ブレーメン | 450万ユーロ (約7億3,900万円) |
2021年 | ブレーメン | ヴィッセル神戸 | 約2億円 |
サッカーでは年俸や移籍金のほかに「選手の市場価値」という指標もあり、これは実力や人気などから算出するものです。
「選手の市場価値」は、同じくらいのレベルの選手を獲得するのに必要な金額の目安として参考にされます。大迫勇也選手のプロ入りからの毎年の市場価値は次のとおりです。
シーズン | 所属チーム | 大迫勇也の市場価格 |
2009 | 鹿島アントラーズ | 約1億3,400万円 |
2010 | 鹿島アントラーズ | 約1億100万円 |
2011 | 鹿島アントラーズ | 約1億1,390万円 |
2012 | 鹿島アントラーズ | 約1億3,400万円 |
2013 | 鹿島アントラーズ | 約1億6,700万円 |
2014 | ケルン | 約2億6,700万円 |
2015 | ケルン | 約3億円 |
2016 | ケルン | 約3億3,400万円 |
2017 | ケルン | 約7億3,400万円 |
2018 | ブレーメン | 約8億400万円 |
2019 | ブレーメン | 約8億400万円 |
2020 | ブレーメン | 約6億300万円 |
2021 | ヴィッセル神戸 | 2億円 |
2022 | ヴィッセル神戸 | 2億円 |
2023 | ヴィッセル神戸 | 1億3,000万円 |
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