2024年05月13日更新
冨安健洋は50m何秒?スピードや身体能力の凄さを解説!
日本屈指のDFとして知られる冨安健洋選手は、現在イングランドの名門アーセナルでプレーしています。毎週のように世界の猛者たちと対峙している冨安健洋選手は50mを一体何秒で走るのでしょうか。今回は冨安健洋選手の50mの記録やスピードについて紹介します。
目次
50mの速さが気になる冨安健洋はスピードがない?
DFはスピードが重要視されるポジションだけに、冨安健洋選手は50mを何秒で走るのか気になる方も多いのではないでしょうか。しかし、世間の評価としては冨安健洋選手はスピードがない選手として認識されているようです。
レバークーゼンはスピード不足と判断した様子
2020年の夏、当時イタリアのボローニャでプレーしていた冨安健洋選手に注目したドイツのレバークーゼンが、夏の獲得候補としてリストアップしているとの報道がありました。
冨安健洋に元Jリーガー率いるレバークーゼンが再び興味?14億円でオファーか https://t.co/rxHyHvluK2 #gekisaka pic.twitter.com/xOGjzccZB0
— ゲキサカ (@gekisaka) December 11, 2019
しかし、レバークーゼンは冨安健洋選手のスピードに物足りなさを感じ、最終的には獲得候補のリストから削除しています。
このような報道があったこともあり、冨安健洋選手はスピードがない選手として印象を持つ人も多いようです。
本人も速くはないと公表している
スピードがないとレバークーゼンから指摘された冨安健洋選手ですが、実際に自身でもスピードはあるほうではないと語っています。
2023年8月に放送された「FOOT × BRAIN」に出演した冨安健洋選手は「なんでそんなに足が速いのか」という質問に対して「いや、速くないんですよ」と否定していました。
正確な数字は口にしなかったものの、記録としてタイムで測ると全く速くないことも明かしています。
冨安健洋は50m何秒で走っている?
足が速くない印象を持たれている冨安健洋選手ですが、実際に50mを走るとどのくらいの速度で走り切るのでしょうか。次からは冨安健洋選手の50mを何秒で走るのかをみていきましょう。
5.5秒くらいと予想できる
残念ながら正確な記録は公開されていなかったものの、冨安健洋選手は50mを5.5秒くらいで走っていると推測されています。
イタリアのボローニャ在籍時、とある試合での冨安健洋選手のスプリント速度が時速32キロだったと記録されていました。この数字を50mに換算すると5.6秒になりますが、試合中のスプリントなので当然疲労などの要素が加味されています。
ですので、純粋に50m走だけをおこなった場合、おそらく5.5秒くらいになるのではないかと推測されているようです。
スピードがない印象を持たれていますが、この数字を見るとかなり速い選手だと言えるのではないでしょうか。
足の速い選手を抑え込んだ場面もある
実際に冨安健洋選手は、これまでにサイドバックとして対峙してきた世界の名アタッカーたちを何度も封じ込んできました。
0:49~の場面。
— 黄色シャビン (@Kiiroshavin) January 3, 2022
ワンツーされてボールを目で追ってマークを見失ってしまうことがよくあるけど、冨安はちゃんとスターリングに付いて行っていた。
あの身長であのクイックネスとスピード。
戦術理解度、両足使える、地空のデュエルの強さ。
日本人だからという贔屓目なしでまじで世界トップクラスのRB。 https://t.co/kguQozF5zS
2022年1月に対戦したマンチェスター・シティ戦では、世界トップクラスのスピードを誇るスターリング相手に完全に押さえ込んでいます。
スターリングは100mを10.9秒で走り切るといわれるほどのスピードスターだっただけに、冨安健洋選手のスピードを生かした見事な対応は、世界中のサッカーファンからの賞賛を集めました。
50mのスピードが速く見える冨安健洋の凄さ
自身でも速くないと語る冨安健洋選手ですが、何故実際の試合では足が速く見えるのでしょうか。次は足が速く見える冨安健洋選手の凄さについて詳しく紹介していきます。
高身長なのにスピード感がある
冨安健洋選手は188センチの高身長ながら、俊敏に身体を動かすことのできるアジリティーを兼ね備えています。
恵まれた体型を生かしたフィジカルの強さだけではなく、高いアジリティーを生かして臨機応変に相手選手に対応できるのも冨安健洋選手の魅力の一つです。
こうしたアジリティーの高さが初速をはやめ、結果的に冨安健洋選手の足が速いように見えるのではないでしょうか。
相手の動きを見極める予測能力
高いアジリティー能力だけではなく、冨安健洋選手は高い予測能力も持ち合わせています。
高い経験値から裏付けされた冨安健洋選手の予測能力の高さは、世界的に見ても非常に優れており、実際に冨安健洋選手は試合中に殆どスライディングをしません。
これはスライディングをしなくても相手に対応できるほど予測できていることの表れでもあり、この予測能力の高さが世界の名アタッカーたちを封じ込めてきた最もたる要因だともいえるでしょう。
常に相手の行動を予測し、先手した動きをとることで自身より身体能力で優れた相手にも対応することが可能になります。
予測能力の高さには冨安健洋選手も自信を持っており、「予測がなくなると何もできなくなる」と言い切っているほどです。
足が決して速くなくてもこうした予測能力の高さで対応できるのは、冨安健洋選手の凄さといえるのではないでしょうか。
50mのスピードが速く見える冨安健洋の幼少期
フィジカルも身体能力も優れている冨安健洋選手は、どのような幼少期を過ごして日本屈指のDFに成長したのでしょうか。ここからは冨安健洋選手の幼少期について触れていきます。
きれいな走り方
冨安健洋選手は母親が元陸上選手だったこともあり、幼少期から自然と綺麗なフォームで走る習慣が身に付いていました。
小学校時代の冨安健洋選手を指導した監督は、初めて近所を走っている冨安健洋選手を見た時に「綺麗な走り方をした子がいる」とビックリされたそうです。
実際に冨安健洋選手の走力は当時は際立っていたそうで、幼稚園の時に参加したマラソン大会では3年連続で優勝、小学1年生から始めたサッカークラブでも素走りの練習では誰よりも速く走っていました。
幼少期から冨安健洋選手の走力の凄さは群を抜いており、まさに今それがプレミアリーグで生かされているといえるでしょう。
真面目な性格
小学生の頃から地元では、名の知れた選手だった冨安健洋選手ですが、当時からかなり生真面目な性格だったといわれています。
中学生からアビスパ福岡のユースでプレーし始めた冨安健洋選手を当時指導したスタッフ曰く、「プレー以外の面でも率先してチームのために活動していた」と語っています。
ちなみにですが、この試合で途中出場した冨安は当時まだ高校二年生。アビスパユースU-18の所属から5月トップチームに2種登録されたばかりでした。
— ハイブリッド (@hybridAVISPA) June 19, 2021
今日はメインスタンドからの観戦だったようですが… pic.twitter.com/aROrB0r9MC
また練習の準備や後片付けなどを率先しておこなうだけではなく、試合中も絶対に手を抜かずにプレーし、試合後は誰よりも分析して反省していたそうです。
こうした生真面目な性格を当時のスタッフたちは非常に高く評価しており、「当時から彼の絶対的な武器であり凄さだった」と明かしていました。
50mのスピードが速く見える冨安健洋のプロフィール
最後に足が速く見える凄さを持つ冨安健洋選手の経歴について、プロフィールを交えて紹介します。
冨安健洋選手のプロフィール
本名:冨安 健洋(とみやす たけひろ)
愛称:タケ
生年月日:1998年11月5日
現在年齢:26歳
出身地:福岡県福岡市
血液型:A
身長:188センチ
体重:84キロ
所属球団:アーセナル(イングランド)
主な成績:2022年カタールW杯出場
冨安健洋選手の経歴
中学生の頃から年代別代表として日本代表に選出されていた冨安健洋選手は、当時高校3年生だった2015年にアビスパ福岡でプロデビューを果たしました。
その後2017年までアビスパ福岡でプレーすると、2018年からはベルギーのシント=トロイデンに移籍、ベルギーで1シーズン過ごした後はイタリアのボローニャへとステップアップします。
ボローニャではユベントスやローマ、インテルなどの名門クラブとの対戦も経験しては能力の高さを見せ、世間に自身の凄さをアピールすると、2021年には多くの名門クラブの争奪戦がおこなわれて最終的にアーセナルへ移籍しました。
アーセナルでは度々怪我に見舞われながらも、主力としてスタメンに名を連ねることも多く、現地でも高い評価を得ています。
日本代表には18歳の時から選出されており、これまでにアジアカップや東京五輪2020、そして2022年に開催されたカタールW杯などに参戦しました。
所属クラブと日本代表で多くの経験を積み、今となっては日本屈指のDFリーダーとして、今後世界を舞台に更なる活躍が期待されています。
冨安健洋の50mが速く見えるのは予測能力も関わっていた!
本記事では冨安健洋選手の50mの速さや、速く見える凄さなどを紹介しましたがいかがでしたか。身体能力だけではなく予測能力にも優れている冨安健洋選手の凄さが分かったかと思います。
悲願のW杯ベスト8進出に向けて、冨安健洋選手の今後の更なる活躍に期待しましょう。