広島カープの「ミスター赤ヘル」こと山本浩二さんは、現在解説者として活躍していますが、少し前にはがんでかなり厳しい闘病生活を贈っていました。この記事では、山本浩二さんのがんでの闘病や今は何をしているのか、現在の様子をみていきましょう。
広島カープのミスター赤ヘルといえば山本浩二さんです。現役18年間の間では、本塁打40本超えを5年連続で達成するなど、その驚異的な打撃力は現在でも広島の伝説となっています。
しかし、現在は体調を崩すことも出てきたようで、山本浩二さんの様子を心配するファンも多いのではないでしょうか。この記事では、山本浩二さんの病気と現在の様子についてみていきましょう。
まずは山本浩二さんのプロフィールです。
生年月日 | 1946年10月25日 |
出身地 | 広島県佐伯郡五日市町 (現在の広島市佐伯区) |
身長・体重 | 183cm・82kg |
投打 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
生涯成績 | プロ通算18年:8052打数2339安打536本塁打 打率0.290 |
経歴 | 幼少期から親に連れられて広島カープの試合を見て育つ 広島カープのスター選手のようになりたいと野球に打ち込む 廿日市高校から法政大学へ進学 1968年のドラフトで広島から1位指名 1969年広島東洋カープへ入団 1986年現役引退 1989年から1993年まで広島カープ監督 2012年から2013年まで侍ジャパン監督 現在は野球評論家、解説者として活躍中 |
山本浩二さんは大学1年生までは投手でしたが、2年生の途中で打撃の才能を買われて外野へ転向し、その才能を開花させました。
ドラフトでは、地元の広島カープ以外からの指名は断るつもりだったそうで、無事に広島カープから1位指名を受けて、未来のミスター赤ヘルが誕生したのです。
山本浩二さんは、広島カープと侍ジャパンの監督を務めた後は、野球解説者や野球評論家として活躍しています。
しかし、2019年の途中からテレビなどのメディアに登場しなくなった時期がありました。この間は病気と闘っていたようですが、いったい何があったのでしょうか。
山本浩二さんは2020年に再登場したときに、2019年の闘病生活について語っています。
2019年1月の定期検診でエコー検査を受けたときに影がみつかり、2月に膀胱がんを宣告されました。4月にはステージ3の肺がんがみつかり、膀胱がんと肺がんで合計4回の手術を受けたそうです。
さらに、がん以外にも胆石除去や気管支系の手術も必要で、2019年中に合計で7回もの手術を受けました。この間は仕事が全くできなくなり、退院後もリハビリが必要な状態だったそうです。
2019年にかなり厳しい闘病生活を送っていた山本浩二さんでしたが、現在はどのような様子なのでしょうか。
7回もの手術を受けたために、体へのダメージなどが心配されますが、リハビリに励んだ結果、2020年には以前のように、解説者などの仕事に復帰しました。
もともとスポーツ選手だったこともあり、普通の人より体力があったことが、短期間で復帰できた要因だと、山本浩二さんは自分で語っています。
山本浩二さんでも1年間に7回の手術は体力的にかなりきつかったそうで、もしも普通の人だったら復帰は無理だったかもしれないそうです。
2023年現在は、山本浩二さんは解説者などとして活躍しています。コロナ禍での行動制限も緩和されたことから、取材などで全国を飛び回る毎日を送っているようです。
山本浩二さんは自身のYouTubeチャンネルは持っていませんが、ほかのプロ野球OBのYouTubeに出演することもあるようです。
闘病生活の影響が心配されますが、少し以前よりもほっそりした感じを受ける以外、顔色や声色は変わりなく、元気そうな様子がみられます。
山本浩二さんは、かなり厳しいがんとの闘いの時期がありましたが、現在は元気に復帰しています。これからも解説者としての山本浩二さんの活躍に期待しましょう。