西武ライオンズでホームランを量産している山川穂高選手はどのような筋肉をしているのでしょうか。この記事では、山川穂高選手の筋肉はどのようなトレーニングで身につけているのか、倒立や筋トレの内容について、食事の秘密についてみてきましょう。
西武ライオンズの山賊打線で、ホームランを量産し続けている山川穂高選手は、筋トレをバリバリやっている印象はありません。
しかし、打ったボールをスタンドに運ぶパワーを生み出しているのは筋肉に間違いないでしょう。この記事では、山川穂高選手のすごい筋肉について詳しくみていきます。
山川穂高選手の自主トレの様子です。ランニングから伸びる腕の筋肉にパワーを感じます。
こちらの動画では、バットを振るときの下半身に注目しましょう。トレーニングパンツの下に、ふとももの筋肉が浮かび上がってくるのが見えます。
山川穂高選手は身長176cmで103kg、体脂肪率は多い時では25%と野球選手としてはぽっちゃりした体型をしています。
野球選手としてはあまり高いとはいえない身長ですが、その大きな体がホームランを量産するパワーを生み出しているのは確かです。
また、重い体を自由自在に動かすためには、しっかりとした筋肉も必要でしょう。山川穂高選手の筋肉はどのようなトレーニング方法で鍛えているのでしょうか。山川穂高選手の筋肉を生み出すトレーニングの方法についてみていきましょう。
山川穂高選手といえば、試合前の練習時間によく球場で倒立をしている姿が見られます。
体重があるのに軽い身のこなしで、驚異的な身体能力であることがわかりますが、倒立は筋肉を鍛えるトレーニングとしての効果も期待できます。
両腕だけで全身の体重を支えることから、特に肩から腕にかけての筋肉が強化でき、壁なしで倒立して静止するには体幹も必要です。倒立は上半身強化と体幹強化、さらにバランス感覚強化も同時にできる自重トレーニングです。
山川穂高選手は筋トレをバリバリ行うタイプではありませんが、それでもプロ野球選手として必要な筋肉をつけるための筋トレはやっています。こちらの動画は自主トレで専門のトレーナーから筋トレの指導を受けている様子です。
また、20kgのウェイトを持って、腕を上下に振る、腹筋、背筋をする、というサーキットメニューも独自の筋トレとして行っています。
山川穂高選手の筋肉を作り上げるための食事メニューはどのような工夫をしているのでしょうか。
中学時代には体を大きくするために、晩ご飯には白米を3合食べていたそうです。その結果、中学3年間で50kgだった体重を100kgまで増やすことができました。現在のパワーの源は、中学時代の大量の白米だったようです。
2016年には、より筋肉を増やすために白米の量を減らして、肉は鶏肉中心の食事にするという工夫もしました。
筋肉を育てるためにはタンパク質がとても大切です。タンパク質を効率的に摂取できる食事は肉ですが、肉の中でも特に鶏肉が筋トレには良いと言われています。
その理由は、低カロリーで高タンパクでしかもビタミンB群などの栄養素も豊富に含まれているためです。
野球選手の多くが飲んでいるプロテインなどは山川穂高選手はあまり使っていないようで、食事の工夫で筋肉と脂肪のバランスを整えてホームランを量産するパワーを作り上げています。
山川穂高選手の筋肉の秘密に迫ってみました。筋トレで有名な他の選手と異なり、あまり筋肉を鍛えている印象はありませんが、それでも一般の人と比べると激しいトレーニングを行っていることがわかります。
ぜひ、今後も山川穂高選手の筋肉パワーから生み出されるホームランをたくさん見られることを期待しましょう。