長嶋一茂は兄弟姉妹と仲が悪い？家族構成や長嶋茂雄との確執について調査

テレビタレントとして大活躍している長嶋一茂さんは元プロ野球選手であり、父親が日本プロ野球界の伝説的大スター長嶋茂雄さんあることは誰でも知っているでしょう。

長嶋一茂さんが生まれたとき、すでに父親の長嶋茂雄さんは大スターで大金持ちだったことから、長嶋一茂さんも裕福な家で生まれ育った「ボンボンキャラ」で視聴者を楽しませてくれています。

しかし、呑気なボンボンキャラだったはずの長嶋一茂さんは兄弟や父親の長嶋一茂さんと仲が悪く、絶縁状態にあるといいますが本当なのでしょうか。

この記事では、長嶋一茂さんと兄弟との確執について詳しくみていきましょう。まずは、長嶋一茂さんの兄弟は誰なのか、家族構成を紹介します。

長嶋一茂さんは、長嶋茂雄さんの長男として1966年に生まれました。長嶋茂雄さんは、1964年の東京オリンピックの取材で出会った妻の亜希子さんに一目惚れして1965年に結婚、その翌年に第一子として誕生したのが長嶋一茂さんです。

長嶋一茂さんは父の長嶋茂雄さんと同じ立教大学へ進み、野球部のキャプテンとして活躍しました。大学4年生のときのドラフト会議では、ヤクルトスワローズと大洋ホエールズの2球団競合の末、ヤクルトスワローズが交渉権を引き当てて、1988年にヤクルトに入団します。

プロ入り後、すぐに1軍デビューしましたが、1990年からID野球の野村克也監督に代わると、野村監督の方針に馴染めずに成績が低迷しました。

1993年には父の長嶋茂雄さんが監督を務めていた巨人へトレードされますが、怪我が多く活躍できずに1995年に引退しています。

引退後は明石家さんまさんに誘われて芸能界デビューをして、現在までスポーツキャスターやテレビタレントとして活躍中です。

ネットの検索ワードに「長嶋一茂　姉」というのもみることもありますが、長嶋茂雄さんの第一子は一茂さんであり姉はいません。

長嶋一茂さんが誕生した翌年の1967年、長嶋茂雄さんと亜希子さん夫妻の長女として生まれたのが有希さんです。

有希さんはほかの兄弟とは違い一般人ということで、写真などは公表されていません。長島三奈さんと長島正興さんの姉であり、長嶋茂雄さん個人のマネージメント会社で働いていたこともあるようですが、現在の様子は不明です。

長島三奈さんは長嶋茂雄さんの次女で1968年に生まれました。長島三奈さんは日本大学を卒業後にテレビ朝日に入社して、スポーツ局の記者を務めています。

ニュースステーションのスポーツコーナーなど、スポーツ報道やスポーツ番組などで活躍しました。998年から2013年まで「熱闘甲子園」でメインキャスターを務めていたことから、テレビ朝日系列の甲子園取材といえば長島三奈さんというイメージがある人も多いのではないでしょうか。

長島三奈さんはテレビ朝日を2000年に度退社し、その後は同局の契約社員となりました。しかし、2014年にテレビ朝日との契約を終了して、現在はフリーで活動しています。

兄の長嶋一茂さんと名字の表記が違うのは、テレビ朝日では旧字体を使わない方針だったためだと思われます。

長嶋家の正式な表記は「嶋」のようですが、テレビ朝日社員として新字の「島」の表記を求められたことから、現在まで「長島三奈」と表記しているようです。

長島正興さんは、長嶋茂雄さんと亜希子さんの次男で第四子として1970年に生まれました。

駒澤大学に在学中からカーレーサーとして活動を始め、国内の主要なレースで活躍しています。

CMにも登場したことがあり、以下の動画です。

2000年にはアメリカに渡りインディカーシリーズの登竜門であるフォーミュラ・アトランティックシリーズにも参戦しました。

日本のレーシング界でトップ・オブ・ザ・トップというわけではありませんが、優勝経験も何度かあることからレーサーとしては一定の評価があります。

2008年ころのレースを最後に事実上引退し、その後は環境に関する活動や飲食店経験等をしているようです。

長嶋一茂さんと他の兄弟は仲が悪いと噂されていますが、実際のところはどうなのでしょうか。長嶋一茂さんと他の兄弟との仲についてみていきましょう。

長嶋茂雄さんと妻の亜希子さん、それから4人の子供たちの姿というのは、当時は理想的な家族像として多くの人々の憧れの的でした。

しかし、実際には父親がスーパースターで、母親は広い心で家事と子育てをする理想の家族、というものではなかったことがわかりました。

2015年に長嶋家のトラブルを週刊誌が報じたことがありましたが、その報道に対して長嶋一茂さんは訴訟を起こしています。

その裁判のなかで、それまで理想的な家族として描かれていた長嶋家の実像が、世間で描かれていたものとは全く異なっていたことを証言したのです。

長嶋一茂さんは「長嶋家では家族6人で両親や兄弟と一緒に食事や旅行をすることがなかった」と証言しています。

さらに、アメリカにいるといわれている弟がどこにいるのか把握しておらず、長女ともほとんど会わないと語っていました。

しかも、それぞれが大人になって自分の道を歩くようになったためというわけでなく、子供の頃からそのような状態だったといいます。

この証言から、理想の家族と思っていた長嶋家の実像に多くの長嶋茂雄ファンはショックを受けたようです。

長嶋一茂さんは、兄弟とは絶縁状態にあると公言しています。さらに、父親の長嶋茂雄さんとも絶縁しているようです。

裁判で証言したように、弟の長島正興さんは居場所もわからない状態だといいます。長女の有希さんは精神状態が不安定だという噂もありますが、それでも1年に1回会うかどうかという程度だそうです。

長島三奈さんはスポーツキャスターということもあり、父の長嶋茂雄さんの軌跡を振り返る番組などに登場しますが、兄で元プロ野球選手の長嶋一茂さんのことには不自然なほどに触れません。兄弟間での深い断絶状態がうかがえます。

実際に長嶋一茂さんは2007年に母の亜希子さんが亡くなったときの葬儀以来、兄弟はとは一切会っていないとある番組で語っていました。

さらに、長嶋一茂さんは父の長嶋茂雄さんと生きているうちは会うこともないと公言しており、長嶋家の断絶はかなり深いことがわかります。

兄弟が断絶するのにはいろいろな理由があります。長嶋一茂さんが他の兄弟と絶縁してしまった原因は、長嶋一茂さんの行動にあるようです。

2009年に長嶋茂雄さんの記念の品などの長嶋家ゆかりの品々を、父親の長嶋茂雄さんや他の兄弟の承諾を得ずに勝手に売却してしまったことがありました。

また、父の長嶋茂雄さんの名前を勝手に自分のマネージメント事務所名義で商標登録しようと申請しようともしていました。

そのことから、特に次女の長島三奈さんが怒ってしまい、その後の深い兄弟断絶の原因になってしまったとのことです。

このように、長嶋一茂さんは子供の頃から兄弟断絶していたわけではないようですが、現在は完全に兄弟や家族の関係が断絶しているようです。

そこで、長嶋一茂さんは将来的に長嶋茂雄さんの遺産相続は放棄するということを表明しています。長嶋茂雄さんは生涯年俸もかなりの金額に上っているはずですから、将来的に多額の遺産が発生するでしょう。

しかし、長嶋一茂さんは、他の兄弟と金銭でこれ以上揉めたくないということで、長嶋茂雄さんの遺産は一切放棄して、兄弟で三等分してもらうつもりだとのことです。

長嶋一茂さんといえば、父親の長嶋茂雄さんが獲得したゴールデングラブ賞の黄金のグラブを普通に使って子供の頃の草野球で遊んでいたとか、車のローンを知らなかったなどの、お金持ちのボンボンの逸話がいくらでもあります。

兄弟を怒らせてしまった行動も、そのボンボン気質の延長だったのかもしれませんが、兄弟としては許せない事もあったのでしょう。今後、長嶋家の兄弟の関係が修復されるのか、このまま断絶したままで行くのかわかりませんが、仲が相当悪いことは確かなようです。