新庄剛志のグローブがツギハギだらけの理由!17年間守備に使った7500円のグローブ

新庄剛志は現役時代、17年間ツギハギだらけになった一つのグローブを使い続けていたことで有名です。どうして同じグローブを使い続けていたのでしょうか。この記事では、グローブからみえる新庄剛志と父親とのきずなやメジャーで怒った理由についてみていきましょう。

新庄剛志のグローブがツギハギだらけの理由!17年間守備に使った7500円のグローブのイメージ

目次

  1. 1守備の名手・新庄剛志が17年間同じグローブを使い続けたのは父親の影響?
  2. 道具を大切にするようにという父親の教え
  3. 使い続けたグローブの最後は父親のお棺の中に
  4. 2新庄剛志が使い続けたグローブについて
  5. メーカーはどこ?
  6. メジャーで新庄が怒るほどのできごととは?
  7. 3ゴールデングローブ賞のグローブを新庄はどうした?
  8. 4新庄剛志は1つのグローブを使い続けた

守備の名手・新庄剛志が17年間同じグローブを使い続けたのは父親の影響?

日本ハムを率いる新庄剛志監督ですが、現役時代は守備の名手として知られていました。新庄剛志監督の現役当時、日本人野手ではイチローさんに次ぐ守備の名手はNPBでもMLBでも新庄剛志監督だといわれていました。

その日本を代表する守備の名手であった新庄剛志監督は、現役時代の17年間、7,500円で買った1つのグローブを直しながら使っていたことで有名です。新庄剛志監督が1つのグローブを使い続けた理由は父親の影響があったといわれています。

引退セレモニーではグローブを頭に乗せて別れを告げていた場面が印象的でした。この記事では、新庄剛志監督と17年間使い続けたグローブについてみていきましょう。

道具を大切にするようにという父親の教え

新庄剛志監督の父親は造園会社を経営する植木職人でした。植木職人は植木バサミやノコギリなどの道具を大切にします。新庄剛志監督は子どもの頃から父親が毎晩道具の手入れをする姿を見てきたのでしょう。

野球に打ち込む息子に対して、父親は道具を大切にするように伝え続けたそうです。新庄剛志監督は、その父の教えを守って同じグローブを大切にメンテナンスしながら17年間使い続けました。

使い続けたグローブの最後は父親のお棺の中に

新庄剛志監督が17年間使い続けたグローブは、2011年に父親が亡くなった時に父親の棺に入れたそうです。このエピソードから、グローブを通した新庄剛志監督と父親とのきずなの強さがうかがえます。

新庄剛志が使い続けたグローブについて

新庄剛志監督が17年間使い続けた7,500円のグローブはどのようなものだったのでしょうか。グローブのメーカーや新庄剛志監督がグローブのことで怒った理由についてみていきましょう。

メーカーはどこ?

新庄剛志監督が17年間使い続けたグローブのメーカーはZETTです。スポンサーの関係などで他メーカーのロゴが貼られていたこともありましたが、17年間使い続けたグローブはZETTから発売されていた7,500円の一般的な外野用グローブでした。

17年間使い続けるうちには補修が必要になったことが何度もあり、試合では予備のグローブを使うこともありました。しかし、基本的に引退まで使い続けたのはZETTのグローブです。

メジャーで新庄が怒るほどのできごととは?

新庄剛志監督とグローブといえば、メジャーリーグに在籍していた時に、グローブを巡って他の選手に新庄剛志監督が怒る場面が何度かあったそうです。

新庄剛志監督が怒った理由とは、ほかの選手が新庄剛志監督のグローブに手を入れようとしたためでした。

日本人よりも手が大きな海外の選手が手を入れたら、グローブのバランスが崩れることを新庄剛志監督は嫌がったそうです。グローブの繊細な感覚を大切にする守備の名手ならではエピソードといえるでしょう。

ゴールデングローブ賞のグローブを新庄はどうした?

新庄剛志監督は、2022年9月17日の試合前のヒルマン元監督の始球式で、センターの守備のつきました。

このときに現役時代に獲得したゴールデングラブを手にはめていて、始球式後にはスタンドに投げ込んでしまいました。

新庄剛志監督といえば、阪神と日本ハムでの現役時代に合計10回ゴールデングラブ賞を獲得しています。ゴールデングラブ賞でもらえる賞品の一つが、それぞれの選手のグローブをかたどって金色になめして作ったゴールデングラブです。

新庄剛志監督の元には合計10このゴールデングラブがあるはずですが、手元には1つも残っていないといいます。

新庄剛志監督はお世話になった人にゴールデングラブをあげてしまったそうです。ヒルマン監督の始球式の時にはめていたのは最後の1つでしたが、これをスタンドのファンにあげてしまったので、もう残っていないそうです。

新庄剛志は1つのグローブを使い続けた

引退後も守備では追いつくものがいないといわれるイチローさんも道具を大切にすることで有名でした。イチローさんに次ぐ守備の名手といわれた新庄剛志監督も、1つのグローブを17年間使い続けています。

野球を上手になりたいと思っている人は、ぜひ新庄剛志監督ほどとはいかないまでも、練習後に道具の手入れをしっかりとしてみることからはじめてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
元吉 馨
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