ヤクルトの期待の若手投手である奥川恭伸投手は、2022年当初から怪我か故障で不調でしたが、現在はどのような様子で、復帰時期はいつなのでしょうか。この記事では、ヤクルトの奥川恭伸投手の怪我、故障の状況と復帰時期について詳しくみていきましょう。
ヤクルトに2020年春にドラフト1位で入団した奥川恭伸投手は、プロ2年目の2021年シーズンには9勝4敗と、これからエースとして成長していく期待が感じられる投球を見せていました。
しかし、2022年になると、キャンプから不調が続き、怪我や故障の可能性が囁かれています。この記事では、奥川恭伸投手の怪我や故障の状況と、復帰がいつになるのかみていきましょう。まずは、奥川恭伸投手のプロフィールを紹介します。
奥川恭伸投手のプロフィールです。
生年月日 | 2001年4月16日 |
出身地 | 石川県かほく市 |
身長・体重 | 184cm・82kg |
投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
成績 | 2020-2022プロ通算3年:9勝5敗勝率0.639 防御率3.57 |
経歴 | 小学2年生で宇ノ気ブルーサンダーで野球を始める 中学校では軟式野球部に所属し投手として全国制覇 星稜高校では1年生からベンチ入り 2019年秋のドラフト会議で巨人、阪神、ヤクルトから1位指名 2020年東京ヤクルトスワローズに入団 |
奥川恭伸投手の出身高校は石川県にある星稜高校です。星稜高校といえば、甲子園の常連校で優勝こそ逃しているものの、春夏合わせて36回の出場を誇ります。
奥川恭伸投手も2年生の春の甲子園から4回連続出場していて、3年の夏には準優勝投手にもなりました。
2021年シーズンには10勝に迫る成績を残し、今後の活躍が大きく期待された奥川恭伸投手でしたが、現在は怪我での故障で復帰が待たれる状態です。怪我や故障がどのような状態で、いつ頃復帰できそうなのかみていきましょう。
奥川恭伸投手は、2022年の春のキャンプから不調が伝えられていました。シーズンに入ってからは右足の故障で1試合登板した後に故障者リスト入りしています。その後は新型コロナにも感染し、復帰後も本格的な試合復帰に至らない状態です。
ヤクルトは2022年シーズンはリーグ優勝し、日本シリーズへ進出を果たしています。しかし、シーズン終盤戦から日本シリーズにかけて、奥川恭伸投手が活躍する姿は見られませんでした。
日本シリーズ終了後には、チームから奥川恭伸投手がトミージョン手術を勧められているという報道がありました。
トミージョン手術とは、野球の投球動作で負荷がかかり損傷してしまった肘関節部分の靭帯を切除して、本人の体の別の部位から摘出した正常な靭帯に取り替える手術です。
日本人では、大谷翔平選手やダルビッシュ有投手など有名選手も数多く受けています。野球選手にとってはある意味で避けては通れない治療法です。
奥川恭伸投手は、2022年シーズンオフでのトミージョン手術は回避して、自然療法の継続を選択しました。トミージョン手術を受けると、1年以上のリハビリが必要となります。
復帰するまでに最低でも1シーズンから2シーズンはかかるために、できることなら回避したいのでしょう。
2023年2月現在、各チームはキャンプインしました。奥川恭伸投手は練習に復帰してヤクルトの2軍キャンプに合流しています。
すでにブルペン入りも果たしていると報じられているので、2023年シーズンは1軍に復帰した姿を見られるかもしれません。
ただし、もしも2023年シーズンでも本格的な1軍復帰といかない場合には、いずれトミージョン手術に踏み切らざるをえない可能性もあります。そうすれば、2シーズンほどは復帰できないので、今後の動向に注目です。
奥川恭伸投手が本格的に復帰したら、他のチームからは大きな脅威になることは間違いありません。ヤクルトの3年連続リーグ優勝にもはずみがつきそうです。
しかし、パワー系の投手にとって肘の故障からのトミージョン手術は避けられないものでもあります。もしも本格復帰が難しそうなら、早めに手術に踏み切る決断も必要かもしれません。