清宮幸太郎が引退/戦力外を囁かれる理由は?痩せた?成績・現在の評価や今後を調査!
清宮幸太郎選手は、高校通算本塁打の歴代最多記録保持者です。プロ入り前の評価は非常に高かったものの、現在まで思うような結果が残せいことを理由に、引退や戦力外の噂も囁かれています。この記事では、清宮幸太郎選手が引退や戦力外を囁かれる理由、現在の評価を調査します。
目次
- 1引退/戦力外が囁かれる清宮幸太郎とは?
- ・清宮幸太郎のプロフィール
- ・清宮幸太郎の成績と評価
- 2清宮幸太郎の引退が囁かれる理由は何?
- ・超早熟の選手だった
- ・金属バットから木製バットへの順応ができていない
- ・数々の故障とフォームの悪癖
- ・中田翔の存在と守備・走塁の苦手意識
- 3清宮幸太郎が斎藤佑樹化しているといわれるのはなぜ?
- ・同じ早稲田実業学校高等部出身
- ・高校時代に注目されドラフト1位で日ハムへ入団
- ・期待通りの活躍をプロでできない
- ・プロで成功したいというハングリー精神の欠如
- ・2軍で一緒にプレイし斎藤佑樹が好き
- 4清宮幸太郎の現在・痩せたのは本当?
- ・新庄監督から減量命令が出る
- ・実施したダイエット方法は?
- 5清宮幸太郎の今後の活躍を期待しよう!
引退/戦力外が囁かれる清宮幸太郎とは?
これまで高校野球で輝かしい実績を残してプロ野球にドラフトで入団し、成功した例はたくさんあります。清宮幸太郎選手もその実績から周囲が期待した高校ルーキーでした。
清宮幸太郎選手は、小学校時代から頭角を現します。2012年のリトルリーグ世界選手権では日本チームの優勝に貢献し、米国のメディアが「和製ベーブ・ルース」と報道するほどでした。
高校は早稲田実業高等部に進み、2015年の夏の甲子園大会では2本のホームランを放ちます。高校通算111本塁打という記録はいまだに破られていません。
高校公式戦でも通算70試合の出場で、247打数100安打、打率.405、29本塁打、95打点という成績を残し、ドラフトの目玉選手になりました。
清宮幸太郎のプロフィール
清宮幸太郎選手は、2017年の高校ドラフト会議で高校生最多7球団が1位指名し、交渉権を獲得した北海道日本ハムファイターズと契約しました。清宮幸太郎選手のプロフィールを紹介します。
本名 | 清宮幸太郎 |
愛称 | ??? |
生年月日 | 1999年5月25日 |
現在年齢 | 23歳 |
出身地 | 東京都新宿区 |
血液型 | O型 |
身長 | 184cm |
体重 | 98kg |
所属球団 | 北海道日本ハムファイターズ(2018年~) |
主な成績 | 通算335試合、953打数、191安打、34本塁打、106打点、打率.200 オールスターゲーム最優秀選手賞(1回) |
清宮幸太郎の成績と評価
清宮幸太郎選手の通算成績をみると、現役生活4年間で本塁打数は34本です。高校通算本塁打歴代最多記録111本を打っている清宮幸太郎選手にとっては少なすぎる数とも考えられます。
最も深刻なのは打率が通算わずか.200しかないことです。不甲斐ない成績に甘んじている清宮幸太郎選手について、日本ハムOBは厳しいコメントを残しています。
現在、日本ハムのコーチをしている金子誠さんは「清宮は捕球や送球など一連の動作をスムーズに繋げられない。実戦経験が足りないからだが、まだそのレベルに達していない」と酷評しました。
また、前日本ハム監督の栗山秀樹さんは「清宮は打撃フォームに関して指示を出しても頑固で聞かない」と清宮幸太郎選手の頑固さを酷評しています。
さらに、日本ハムのレジェンドである田中幸雄さんは「清宮は入団当時から全く成長していない。ボールをしっかり捉える確率が足りず、フォームに課題があるため自分が打つべきボールのチョイスが上手くいっておらず、体の切れもない」とコメントしました。
清宮幸太郎の引退が囁かれる理由は何?
期待が大きければ結果も多く求められますが、清宮幸太郎選手のここまでの成績と結果は期待を大きく裏切るものであり、引退や戦力外さえ囁かれるほど深刻です。
まだ23歳と若いので、引退や戦力外を切り出すには早すぎる感がありますが、なぜ現在清宮幸太郎選手の引退や戦力外の可能性が囁かれているのか、4つの理由を取り上げます。
超早熟の選手だった
23歳の若さで引退や戦力外の可能性について噂される理由は、清宮幸太郎選手が超早熟の選手だからです。
清宮幸太郎選手は高校入学時にすでに184cm、体重100kgと体格が完成しており、プロ野球に入ってからそれ以上の体格的な成長がみられませんでした。
プロ野球選手として活躍するための伸びしろがない状況では、引退や戦力外の可能性が高くなっても仕方ないことかもしれません。
金属バットから木製バットへの順応ができていない
清宮幸太郎選手の引退や戦力外が囁かれる別の理由は、プロ野球で使用されている木製バットに順応しきれていないことです。
高校野球で使用する金属バットは速い打球を打つことができ、効果的に力を伝えられるスイートスポットが広くミートしやすいため当たると飛距離がのびます。
そのため、金属バットでは芯を外してもボールを遠くに飛ばせますが、木製バットはボールを芯で捉えなければ前に飛びません。
平成の三冠王である福岡ソフトバンクホークスの松中信彦さんは、金属バットと木製バットでボールを打つことの難しさについて「金属がボールとの衝突であるのに対して、木製はムチのイメージ」と説明しています。
数々の故障とフォームの悪癖
清宮幸太郎選手の引退や戦力外の現実味が高いといわれる他の理由は、清宮幸太郎選手のバッティングフォームが悪く故障しやすいことです。
バッティングフォームを調整することは、ケガの防止だけでなく木製バットを芯で捉え成績を上げる面でも重要になります。
しかし、日本ハムの前監督である栗山秀樹が述べているように、清宮幸太郎選手は頑なにコーチからの指示を聞かず、バッティングフォームの修正を拒み続けているそうです。
清宮幸太郎選手のこうした頑固さも、引退や戦力外の可能性の理由となっていると考えられます。
中田翔の存在と守備・走塁の苦手意識
考えられるもう1つの理由は、巨人に移籍した中田翔選手の存在です。巨人に移籍する前、中田翔選手は日本ハムでファーストのレギュラーでした。
清宮幸太郎選手は内野守備が得意ではないため、唯一任せられるポジションはファーストですが、中田翔選手がいたときはレギュラーになれませんでした。
中田翔選手が巨人に移籍したため、清宮幸太郎選手はファーストのポジションを奪えるチャンスを得ます。
しかし、守備と走塁が苦手で、他のライバルから奪い取れるほど実力が抜きんでているわけではないため、チャンスをものにできないようです。
清宮幸太郎が斎藤佑樹化しているといわれるのはなぜ?
引退や戦力外の現実味が危惧される清宮幸太郎選手にはもう1つ囁かれていることがあります。それは、同じ日本ハムファイターズのチームメイトだった斎藤佑樹さんに重ねて「斎藤佑樹化」するのではというものです。
清宮幸太郎選手と斎藤佑樹さんに多くの共通点があることがが比較される理由ですが、具体的な5つの理由を紹介します。
同じ早稲田実業学校高等部出身
清宮幸太郎選手と斎藤佑樹さんが比較される最初の理由は、二人が同じ早稲田実業学校高等部出身の野球選手であることです。
「ハンカチ王子」として話題になった2006年夏の甲子園決勝で、駒大苫小牧のエース田中将大選手と投げ合った試合を清宮幸太郎選手はテレビで観戦していました。その斎藤佑樹さんに憧れて、清宮幸太郎選手は硬式野球を始めたそうです。
高校時代に注目されドラフト1位で日ハムへ入団
清宮幸太郎選手と斎藤佑樹さんが比較される2つ目の理由は、二人とも高校時代に注目されて同じ日本ハムファイターズにドラフトで1位指名されたことです。
斎藤佑樹さんは大学進学の後にプロ野球の世界へ飛び込みましたが、清宮幸太郎選手は大学に入ると野球に割く時間が少なくなるという理由で大学進学をせず、高校卒業と同時にプロ野球の世界に入りました。
期待通りの活躍をプロでできない
二人が比較される3つ目の理由は、アマチュア時代の成績ゆえに期待されてプロ野球に参戦したものの、期待通りの活躍ができていないことです。
斎藤佑樹さんは甲子園の優勝投手、清宮幸太郎選手は高校通算本塁打歴代最多記録保持者、どちらもすごい実績を持っています。
そのため二人とも注目度はかなり高く周囲からも注目されましたが、周囲の期待とは裏腹にプロの世界では活躍できていません。
プロで成功したいというハングリー精神の欠如
二人が比較される4つ目の理由は、二人ともプロで成功したいというハングリーさが見られないことです。悔しいという気持ちが湧き起こらない選手は自分の弱点を克服し、更なる高みを目指すことはないので、プロでは生き残れないと、かつて野村克也さんは述べています。
清宮幸太郎選手も斎藤佑樹さんも、悔しいという気持ちを前面に出すことはなく、自分の弱点を克服してプロで成功したいという強い気持ちが他の選手と比べ少ないようです。
2軍で一緒にプレイし斎藤佑樹が好き
清宮幸太郎選手は斎藤佑樹さんが大好きで、2軍で一緒にプレイした経験もあります。斎藤佑樹さんが引退するときには涙を流したほどです。二人の関係がとても近いことも、清宮幸太郎選手が「斎藤佑樹化」するのではという懸念の理由になっているようです。
清宮幸太郎の現在・痩せたのは本当?
思った活躍ができていない清宮幸太郎選手ですが、成績が伸び悩んでいる理由は清宮幸太郎選手の体重にあると考えている人もいるようです。清宮幸太郎選手は体重を減らし成績が上向きになってきたのかどうか、気になる現在の清宮幸太郎選手について紹介します。
新庄監督から減量命令が出る
清宮幸太郎選手の体重がプレイに影響していると気づいたのは、現日本ハムの新庄剛志監督です。痩せると打球が飛ばなくなることを心配した清宮幸太郎選手に対して、「今も打球は飛んでいない」と一蹴し、ダイエットするメリットを伝えたそうです。
実施したダイエット方法は?
新庄剛志監督の勧めもあり、清宮幸太郎選手は脂質の食事に注意し、朝の散歩を自主トレでも継続して減量に努めたそうです。さらにこれまでの暴食を改善し、ウォーキングを継続して行った結果、10kgの減量に成功しました。
清宮幸太郎の今後の活躍を期待しよう!
清宮幸太郎選手の引退が囁かれている理由は、木製バットへの対応や頑固な性格が関係しているようです。野球関係者の評価は高くありませんが、現在減量し戦力外の危機を脱するために努力しています。
現在の評価を覆し引退の噂を一蹴しようと頑張っている清宮幸太郎選手、みなさんも応援しましょう。