世界最高のサイドバックともいわれるクロアチア代表のサッカー選手グヴァルディオルは、歴代どの背番号を付けていたのでしょうか。この記事では、グヴァルディオルの所属チームでの歴代背番号と、クロアチア代表での歴代背番号を調査しました。
2022年のサッカーのワールドカップカタール大会では、日本代表は世界的な強豪であるスペインとドイツを予選リーグで破って、悲願のベスト8以上進出を果たせるかと、多くのサッカーファンが期待しました。
しかし、決勝トーナメント1回戦で日本代表に立ちはだかったのがクロアチアです。クロアチア戦では日本が先制点を挙げるも、後半に追いつかれてしまい、最後はPK戦で敗れてしまいました。
日本代表の前に大きな壁となって立ちはだかったクロアチア代表で、特に注目されたのがヨシュコ・グヴァルディオル選手です。
グヴァルディオル選手は今までにどのような背番号を背負ってきたのでしょうか。この記事では、グヴァルディオル選手の歴代背番号に注目しました。
2024年2月現在、グヴァルディオル選手はイングランドのプレミアリーグ、マンチェスター・シティに所属していますが、今までに複数のクラブでさまざまな背番号を背負ってきました。
所属クラブでの歴代背番号は次のとおりです。
シーズン | 所属クラブ | 背番号 |
18/19 | GNK Dinamo Zagreb UEFA U19 | 5 |
18/19 19/20 |
GNKディナモ・ザグレブ | 32 |
19/20 | GNKディナモ・ザグレブⅡ | 14 |
19/20 | GNKディナモ・ザグレブⅡ | 4 |
19/20 | GNK Dinamo Zagreb UEFA U19 | 4 |
19/20 | GNK Dinamo Zagreb UEFA U19 | 3 |
20/21 | GNKディナモ・ザグレブⅡ | 4 |
20/21 | GNKディナモ・ザグレブ | 32 |
21/22 22/23 |
RBライプツィヒ | 32 |
23/24 | マンチェスター・シティFC | 24 |
グヴァルディオル選手はクロアチアの首都、ザグレブ出身です。7歳のときに地元の少年サッカーチームでサッカーを始めたら、すぐに才能を表して、ザグレブにある複数のプロチームが興味を示します。
家族で相談した結果、クロアチアの名門チームであるディナモ・ザグレブのユースに加入します。ディナモ・ザグレブに加入以前はミッドフィルダーでしたが、ディナモ・ザグレブのユースでは、監督の判断でディフェンダーにコンバートされて、センターバックを任されます。
センターバックでのプレーが、マンチェスター、ドルトムント、ミラノ、ローマといったヨーロッパの強豪チームの興味を引いたそうです。
2019年には、ディナモ・ザグレブのトップチームに昇格して、2試合目で得点を記録します。この年には、ディフェンダーですが、歴代6位の若さでリーグ戦得点記録を作っています。
しかし、歴代背番号をみていると、ディナモ・ザグレブ時代は頻繁にU19や2軍チームでの背番号を付けていることも多かったようです。
グヴァルディオル選手は、2021年7月に5年契約でドイツのブンデスリーガ、RBライプツィヒへ移籍しました。
グヴァルディオル選手に対しては、2020年にユナイテッドから2,200万ユーロでの獲得オファーがありましたが、グヴァルディオル選手が拒否しました。
ライプツィヒでは、センターバックの主力として大きな活躍を見せて、その後の史上最高額でのマンチェスターへの移籍につながったようです。
2023年8月に、グヴァルディオル選手はプレミアリーグのマンチェスター・シティへ移籍します。マンチェスターへの移籍は、グヴァルディオル選手がライプツィヒ側へ強く希望したものだとのことです。
マンチェスターからライプツィヒへ支払われる移籍金は、当初はディフェンダーの史上最高額になるとも噂されていました。結果的に、7700万ポンド(約140億円)となりましたが、この金額もディフェンダーとしての移籍金の史上2番目の高額な移籍金です。
現在、マンチェスターのメンバーとして試合に出場しているグヴァルディオル選手ですが、やはり史上2番目の移籍金を獲得しただけあって、期待に応える活躍を見せています。
驚くべき勝率を誇る1対1や空中戦での守備の要としての強さの他に、守備から的確に攻撃に参加する判断力もマンチェスターの大きな戦力として、ファンを魅了しています。
なお、グヴァルディオル選手のマンチェスターでの背番号は24です。サッカーではディフェンダーのスタメンの背番号は2から5なので、まだディフェンダーの要としての信頼を確実にはエられていない模様です。
時折、イングランドスタイルのサッカーへの適応に苦しんでいる姿も見られることから、今後、もっと若い背番号を背負って、世界の名門クラブでの活躍を魅せることを期待しましょう。
クロアチア代表でのグヴァルディオル選手の歴代背番号は次のとおりです。
シーズン | 所属カテゴリー | 背番号 |
18/19 | クロアチアU17 | 6 |
18/19 | クロアチアU17 | 4 |
19/20 | クロアチアU19 | 5 |
19/20 | クロアチアU21 | 15 |
19/20 | クロアチアU21 | 5 |
20/21 | クロアチアU21 | 6 |
20/21 | クロアチアA代表 | 25 |
20/21 21/22 22/23 |
クロアチアA代表 | 20 |
22/23 23/24 |
クロアチアA代表 | 4 |
グヴァルディオル選手は、2018年からU17カテゴリーでクロアチア代表として戦ってきました。そして、2020年にはA代表に選出されています。
A代表では2020年には背番号25、2023年の途中までは背番号20と、少し大きい番号でしたが、2022/2023シーズンにはディフェンダーの主要選手の証である背番号4を獲得しています。
まだまだグヴァルディオル選手は若いので、今後も日本代表と対戦することがあるでしょう。その時に、この素晴らしいサイドバックがどの背番号を背負って、どのようなプレーで日本選手の前に立ちはだかるのか、楽しみにしましょう。
クロアチア代表のヨシュコ・グヴァルディオルのプロフィールです。
生年月日 | 2002年1月23日 |
出身地 | クロアチア・ザグレブ |
身長・体重 | 185cm・80kg |
利き足 | 左足 |
ポジション | DF |
代表歴 | 2021年 UEFA U-21欧州選手権2021 ベスト8 2021年 UEFA EURO 2020 ベスト16 2022年 FIFAワールドカップ 3位 |
経歴 | 2009年アマチュア選手だった父の影響でNKトレシュニェヴカでサッカーを始める 2010年ディナモ・ザグレブのユースに加入 2019年ディナモ・ザグレブのトップチームで初出場 2020年9月RBライプツィヒへ移籍 2023年8月プレミアリーグのマンチェスター・シティへ移籍 |
グヴァルディオルの父はアマチュアのサッカー選手で、父の影響でサッカーを始めました。7歳でサッカーを始めてすぐにその才能を見せ始めて、複数のチームが興味を示したそうです。
家族で相談した結果、クロアチアの名門クラブ、ディナモ・ザグレブのユースに加入して、2021年まで所属していました。
その後は、ドイツのブンデスリーグのRBライプツィヒを経て、現在所属しているプレミアリーグのマンチェスターへ移籍しています。