巨人と横浜DeNAで活躍していた「チャモさん」ことホセ・ロペスさんは、現在どうしているのでしょうか。この記事では、ホセ・ロペスが横浜DeNA退団後にベネズェラの球団に移籍したという噂の真相と、現在は健在なのかどうかについて詳しくみていきましょう。
外国人選手でありながら2020年に国内FA権を取得するなど、日本の野球ファンに親しまれていた「チャモさん」ことホセ・ロペスさんは、横浜DeNA退団後どうしているのでしょうか。
この記事では、ホセ・ロペスさんの現在についてみていきましょう。
まずはホセ・ロペスさんのプロフィールです。
生年月日 | 1983年11月24日 |
出身地 | ベネズェラ アンソアテギ州バルセロナ |
身長・体重 | 184cm・103kg |
投打 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手、二塁手、三塁手 |
成績・タイトル | MLB通算9年:3841打数1005安打92本塁打 打率0.262 NPB通算8年:3657打数1001安打198本塁打 打率0.274 NPBタイトル:打点王1回、最多安打1回、ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞5回 |
経歴 | 2000年ドラフト外でマリナーズ入団 2010年12月トレードでロッキーズへ移籍 2011年6月ロッキーズを解雇されてマーリンズとマイナー契約 2011年12月インディアンスとマイナー契約も8月に契約解除 2012年8月にホワイトソックスとマイナー契約しメジャーに昇格も10月にFA 2013年1月巨人と1年契約で来日 2014年12月巨人を自由契約となり横浜DeNAへ移籍 2020年横浜DeNAを退団 2021年10月ベネズェラのウインターリーグに所属するカリベス・デ・アンソアテギでの現役続行を表明 2022年10月自身のインスタグラムで引退を表明 |
ホセ・ロペスさんのプロフィールで特筆するべき点は、メジャーリーグでも日本のプロ野球でもどちらでも1,000本安打を達成しているということです。
アメリカではスター選手ではありませんでしたが、それでもかなりいい成績を残していたことがわかります。
ホセ・ロペスさんの巨人在籍時の成績は次のとおりです。
打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 | |
2013年 | 429 | 130 | 18 | 0.303 |
2014年 | 375 | 91 | 22 | 0.243 |
ホセ・ロペスさんの横浜DeNA移籍後の成績は次のとおりです。
打数 | 安打 | 本塁打 | 打率 | |
2015年 | 516 | 150 | 25 | 0.291 |
2016年 | 483 | 127 | 34 | 0.263 |
2017年 | 569 | 171 | 30 | 0.301 |
2018年 | 441 | 127 | 26 | 0.288 |
2019年 | 551 | 133 | 31 | 0.241 |
2020年 | 293 | 72 | 12 | 0.246 |
ホセ・ロペスさんは、2020年に日本のプロ野球で国内FA権を取得しています。しかし、2020年は成績が振るわず、シーズン終了後に横浜DeNAを退団しました。
その後は他球団からのオファーを待ちましたが、結局オファーはありませんでした。では、現在ホセ・ロペスさんはどうしているのでしょうか。次は、ホセ・ロペスさんの現在についてみていきましょう。
横浜DeNAを2020年シーズン終了後に退団してから、しばらくはその消息は伝えられていませんでした。
しかし、2021年10月、母国ベネズエラのウインターリーグに所属するカリベス・デ・アンソアテギで現役続行することが報じられました。
このチームは、ホセ・ロペスさんがアメリカのメジャーリーグに所属していたときに、シーズンオフに所属していたチームだったそうです。
2021年に現役続行を表明したホセ・ロペスさんでしたが、翌年の2022年10月に自身のインスタグラムで現役引退を表明しました。
今後、どうするのかはまだ公表されていませんが、もしかしたら母国で野球指導などにあたるかもしれません。
チャモさんことホセ・ロペスさんは、日本の野球ファンにもとても愛された野球選手でした。
日本で引退とならなかったことは少し残念ですが、メジャーリーグ、日本のプロ野球、それから母国ベネズエラの代表と大活躍したことは間違いありません。
引退後はどうするのかまだわかりませんが、ぜひ今までの経験を若い野球選手に伝えてほしいものです。