金本知憲氏は現役時代からヤニキやヤネキと呼ばれていました。ヤニキは蔑称だったというのは本当なのでしょうか。この記事では、金本知憲氏がヤニキ、ヤネキと呼ばれる理由と、韓国人なのではないかという噂について詳しくみていきましょう。
広島と阪神で活躍して、フルイニング連続出場の世界記録を打ち立てた金本知憲氏は「ヤニキ」と呼ばれることがあります。
ヤニキはもともと蔑称だったという声もありますが、どのような意味なのでしょうか。この記事では金本知憲氏が「ヤニキ」や「ヤネキ」と呼ばれる理由について詳しくみていきましょう。
ヤニキのヤニとは、タバコのヤニのことです。金本知憲氏はヘビースモーカーで、現役時代は試合中でもよくベンチでタバコを吸っていました。
金本知憲氏のニックネームの「アニキ」とタバコの「ヤニ」をかけて、アンチから呼ばれるようになった蔑称が「ヤニキ」です。
最初は蔑称でしたが、そのうちに金本知憲氏のファンも親しみを込めてヤニキと呼ぶようになり、いつしか金本知憲氏のニックネームとしてヤニキが定着していきました。
スーパーヤニキとは、2009シーズンの金本知憲氏の絶頂期のニックネームです。開幕から13試合連続安打や3打席連続ホームランなど1ヶ月で他チームの打点を1人で上回る活躍をみせ、その超人ぶりから「スーパーヤニキ」とその年の金本知憲氏は呼ばれていました。
ヤニキの派生語にヤネキもあります。ヤネキとは、金本知憲氏が阪神の監督時代に、試合後のインタビューで「~わね」とか「~よね」といった女性のような語尾をよく使ったことが由来です。
「~わね」とか「~よね」といった語尾は、金本知憲氏の出身地である広島では普通に男性でも使う語尾です。しかし、「~わね」や「~よね」全国的には女性言葉として認識されています。
そのために、金本知憲氏の話し方がオネエっぽいということで「ヤニキ」と「オネエ」をかけた「ヤネキ」という言葉が生まれました。
ヤニキと呼ばれてファンに親しまれている金本知憲氏の詳細についてみていきましょう。
ヤニキこと金本知憲氏のプロフィールです。
生年月日 | 1968年4月3日 |
出身地 | 広島県広島市南区 |
身長・体重 | 180cm・88kg |
投打 | 右投左打 |
ポジション | 左翼手 |
成績・タイトル | プロ通算21年:8915打数2539安打476本塁打 打率0.285 打点王1回、最優秀選手1回、ベストナイン7回、野球殿堂入り |
経歴 | 小学4年生のときに地元のリトルチームに入る 練習についていけず骨折したこともあり退部 中学では軟式野球部に所属 広陵高校野球部で2年生からレギュラー 一浪して東北福祉大学へ進学 1991年秋のドラフト会議で広島カープから4位指名 1992年広島東洋カープへ入団 2002年オフにFA権を行使し阪神へ移籍 2012年限りで現役引退 2015年10月阪神監督就任 2018年シーズン終了後に阪神監督辞任 現在は野球解説者として活躍 |
金本知憲氏は、実家が在日韓国人一家で金本知憲氏自身は韓国籍から日本国籍へ帰化したといわれています。実際に、金本知憲氏は韓国籍だったのでしょうか。
金本知憲氏の実家は在日韓国人の家で、金本知憲氏は在日3世です。金本知憲氏の祖父母の代に韓国から日本へ移住しました。
実家の家族は日本で生まれ育っても韓国籍のままだったので、金本知憲氏も生まれた時から韓国籍でしたが、2001年に日本国籍の一般女性との結婚を機に日本国籍へ帰化しています。
しかし、ルーツが韓国にある在日3世であることには変わりないので、韓国では阪神監督に就任したときに第第的に報道されたようです。
ヤニキは金本知憲氏のことでした。最初はアンチからの蔑称でしたが、現在では親しみを込めてヤニキやヤネキと呼ぶファンもいます。
野球選手の喫煙については、いろいろな声もありますが、実際に金本知憲氏のように結果を出している選手も多いのも現実です。また、ヤニキがユニフォームを着る日がやってくるのか、今後の活躍に期待しましょう。