中田翔の年俸推移と年度別成績!2022巨人との契約で1.9億円ダウン?

日本ハムの同僚選手を暴行し巨人にトレードに出された中田翔選手ですが、巨人では本来の活躍ができずに苦しんでいます。年俸の大幅な削減は避けられない状況です。中田翔選手が日本ハム時代と巨人時代を通じてどのような年俸の推移を経験してきたかを紹介します。

中田翔の年俸推移と年度別成績!2022巨人との契約で1.9億円ダウン?のイメージ

目次

  1. 1中田翔のプロフィール
  2. 中田翔の成績
  3. 2中田翔の年俸の推移
  4. 日本ハム時代の年収
  5. 巨人時代の年収
  6. 2022年はいくらの年俸契約でサインし更改したか?
  7. 3中田翔の現在の年俸は妥当な金額?
  8. 小笠原道大の例
  9. 高橋由伸の例
  10. 中島宏之の例
  11. 4中田翔は大幅減俸を回避できた要因は?
  12. 日本ハムの3選手が自由契約になった
  13. 5中田翔の今シーズンの奮起と来期の年俸に期待しよう!

中田翔のプロフィール

スポーツ選手に限らず、社会人であれば決して行ってはならないことが、暴力による問題の解決です。北海道日本ハムファイターズに所属していた中田翔選手が、2021年8月4日に北海道オーシャンスタジアムで同僚に行った暴力行為は大きな注目を集めました。

中田翔選手は日本ハムを解雇されると誰もが思いましたが、読売ジャイアンツへの電撃トレードがニュースで報道され、社会的な責任を問われることなく中田翔選手は巨人に移籍します。

しかし、移籍先の巨人で思ったような活躍ができず、年俸の大幅減が既定路線となりつつある状況です。

中田翔の成績

中田翔選手は大阪の名門大阪桐蔭高校に進み、推定飛距離170メートルの本塁打を打つなど活躍し「平成の怪物」と呼ばれました。

高校時代の活躍が注目を集め、2007年プロ野球ドラフト会議では4球団から1位指名を受け、交渉権を獲得した北海道日本ハムファイターズに入団します。では、中田翔選手のプロフィールとここまでの成績をみていきましょう。
 

本名 中田翔
愛称 大将
生年月日 1989年4月22日
現在年齢 33歳
出身地 広島県広島市中区
血液型 O型
身長 184cm
体重 107kg
所属球団 北海道日本ハムファイターズ(2009年~2021年)
東京読売ジャイアンツ(2021年~)
主な成績 通算1550試合、5630打数1397安打、打率.248、本塁打272、打点981
打点王(3回)
ベストナイン(5回)
ゴールデングラブ賞(4回)
月間サヨナラ賞(1回)
オールスターゲーム敢闘選手賞(1回)
フレッシュオールスターゲームMVP(1回)
クライマックスシリーズMVP(1回)
日本シリーズ優秀選手賞(1回)

中田翔の年俸の推移

2022年で現役生活14年目になる中田翔選手ですが、ここまで築き上げた成績は打者として誇れるものです。

気になるのは入団初年度から現在までの年俸の推移ですが、年俸推移が中田翔選手の活躍に見合ったものかどうか、所属チームごとに中田翔選手の年俸をみていきましょう。

日本ハム時代の年収

まず13年間在籍した北海道日本ハムファイターズでの年俸推移を紹介します。
 

年度 年俸
2008年 1500万円
2009年 1200万円
2010年 1200万円
2011年 1800万円
2012年 4500万円
2013年 8500万円
2014年 1億5000万円
2015年 2億円
2016年 2億4500万円
2017年 2億8000万円
2018年 2億円
2019年 2億8000万円
2020年 2億9000万円
2021年 3億4000万円

巨人時代の年収

続いて2021年から所属している東京読売ジャイアンツでの年俸推移を紹介します。
 

年度 年俸
2021年 3億4000万円
2022年 1億5000万円

2022年はいくらの年俸契約でサインし更改したか?

中田翔選手は、2022年に巨人が提示した新たな年俸契約にサインしました。更改された金額は、前年度より1億9000万円少ない1億5000万円です

2021年度の成績がとても悪かったため、プロ野球関係者やプロ野球ファンはこの金額にとても驚きました。

中田翔の現在の年俸は妥当な金額?

巨人に移籍して1年目の中田翔選手の成績は、打率.177、本塁打数8、打点24と二軍落ちをしてもおかしくないほどです。

にもかかわらず、2022度に読売ジャイアンツと結んだ年俸は1億5000万円と破格です。現在得ている年俸がいかに破格なものかを理解するため、3人の選手の例と比較します。

小笠原道大の例

最初に紹介するのは、中田翔選手と同じように北海道日本ハムファイターズから巨人に移籍した小笠原道大さんです。

2021年シーズンに成績を大幅に落とし、打率.152、本塁打数0、打点4という成績であったため、3億6000万円ダウンの7000万円でサインしました。

高橋由伸の例

次に紹介するのは巨人生え抜きの高橋由伸さんです。2011年の成績は規定打席には到達せず、打率.246、本塁打数15、打点37とそこそこでしたが、翌年の年俸は1億8000万円減の1億7000万円でした。

中島宏之の例

3人目は西武、オークランド・アスレチック、オリックスと渡り歩き、2019年に巨人に移籍した中島宏之さんです。

移籍初年度の2019年の成績は大変悪く、打率.148、本塁打数1、打点5で、翌年に巨人と契約した年俸は1億3000万円減の2000万円でした。

中田翔は大幅減俸を回避できた要因は?

小笠原道大さん、高橋由伸さん、中島宏之さんのケースを基に中田翔選手の適正年収を割り出すと、5000万円が妥当な年収になります。

しかし、2022年の年収は1億5000万円と1億円も高いものです。一見理不尽に思える金額ですが、原因がありました。

日本ハムの3選手が自由契約になった

中田翔選手の年俸が55%ダウンの1億5000万円で落ち着いた理由は、中田翔選手がトレードで巨人に移籍したからです

以前の所属球団である日本ハムファイターズは、中田翔選手をトレード移籍させた後、3人の選手を自由契約にしました。

「ノーテンダーFA」による自由契約でしたが、活躍が年俸に見合わないため来季の契約はしないということです。

もし中田翔選手が日本ハムに残っていたら自由契約選手となった可能性が極めて高く、その状態で巨人が拾えば、年収は3000万円~5000万円に下げられていたかもしれません。

中田翔の今シーズンの奮起と来期の年俸に期待しよう!

中田翔選手の現在の年収は活躍に見合うものではありません。日本ハム時代の年俸の推移は成績に見合うものでしたが、巨人での成績はファンを失望させるものです。中田翔選手が奮起して、1億5000万円の年俸に見合った成績を残せるように応援しましょう。

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この記事のライター
Fijijapan
アルゼンチンの大自然で育んだ創造性を発揮して魅力的な記事の執筆をいたします