清原和博の成績やタイトルは?ホームラン数や歴代最多記録を調査!

清原和博さんは、高卒ルーキー1年目から常勝軍団西武ライオンズのレギュラーまたクリーンアップを担った天才打者です。現役生活23年間で数々の成績を残し「平成の無冠の帝王」と呼ばれた清原和博さんが、現役時代に残した成績やタイトルを紹介します。

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目次

  1. 1清原和博の通算成績は?
  2. 西武時代
  3. 巨人時代
  4. オリックス時代
  5. 2清原和博がこれまでに獲得したタイトルは?
  6. 獲得したタイトル
  7. 獲得タイトルが少ない理由
  8. 3清原和博の通算ホームラン数はどのくらい?
  9. 4清原和博の歴代最多記録がすごい!
  10. サヨナラ本塁打の数
  11. オールスターゲーム
  12. 5清原和博はタイトル獲得は少ない物の数々の記録を残している

清原和博の通算成績は?

清原和博さんは大阪の強豪PL学園で1年生からレギュラーとして活躍し、甲子園通算13本塁打高校通算64本塁打と高校生離れした活躍をみせました。

その後のドラフト会議で西武ライオンズから1位指名を受けて入団し、入団初年度の10月には高卒ルーキーでありながら常勝西武ライオンズの4番を任せられます。この当時、清原和博さんは19歳でした。

清原和博さんはその後、プロ野球選手として3つの球団を渡り歩き23年間のプロ生活で数々の成績を残しています。この記事では「平成の天才打者」清原和博さんが現役時代に残した偉大な成績を紹介します

西武時代

清原和博さんは1986年に埼玉西武ライオンズに入団し、その後11年間西武の主軸として活躍しました。清原和博さんが埼玉西武ライオンズ時代に残した成績を紹介します。
 

年度 成績
1986年 126試合、404打数123安打、打率.304、本塁打31、打点78
1987年 130試合、444打数115安打、打率.259、本塁打29、打点83
1988年 130試合、551打数129安打、打率.286、本塁打31、打点77
1989年 128試合、445打数126安打、打率.283、本塁打35、打点92
1990年 129試合、436打数134安打、打率.307、本塁打37、打点94
1991年 126試合、448打数121安打、打率.270、本塁打23、打点79
1992年 129試合、464打数134安打、打率.289、本塁打36、打点96
1993年 128試合、448打数120安打、打率.268、本塁打25、打点75
1994年 129試合、455打数127安打、打率.279、本塁打26、打点93
1995年 118試合、404打数99安打、打率.257、本塁打25、打点64
1996年 130試合、487打数125安打、打率.257、本塁打31、打点84

巨人時代

清原和博さんはフリーエージェント(FA)の権利を行使し、1997年に憧れの東京読売ジャイアンツに移籍し9年間プレーしました。清原和博さんが東京読売ジャイアンツ時代に残した成績を紹介します
 

年度 成績
1997年 130試合、462打数115安打、打率.249、本塁打32、打点95
1998年 116試合、384打数103安打、打率.268、本塁打23、打点80
1999年 86試合、263打数62安打、打率.236、本塁打13、打点46
2000年 75試合、216打数64安打、打率.296、本塁打16、打点54
2001年 134試合、467打数139安打、打率.298、本塁打26、打点121
2002年 55試合、148打数47安打、打率.318、本塁打12、打点33
2003年 114試合、341打数99安打、打率.290、本塁打26、打点68
2004年 40試合、101打数23安打、打率.228、本塁打12、打点27
2005年 96試合、321打数68安打、打率.212、本塁打22、打点52

オリックス時代

清原和博さんは、左膝半月板損傷の怪我や当時の監督である堀内恒夫さんとの確執などによって巨人で孤立し始めてしまい、2005年に12月2日に自由契約選手となります。

「捨てる神あれば拾う神あり」という言葉の通り、オリックスの監督を辞任したばかりの仰木彬さんからオファーがあり、2006年にオリックスに移籍しました。清原和博さんがオリックスブルーウェーブ時代に残した成績を紹介します
 

年度 成績
2006年 67試合、203打数45安打、打率.222、本塁打11、打点36
2007年 記録なし
2008年 22試合、22打数4安打、打率.182、本塁打0、打点3

清原和博がこれまでに獲得したタイトルは?

清原和博さんが埼玉西武ライオンズに在籍していた11年間に残した成績を見れば、西武時代にいくらかのタイトルを受賞していてもおかしくはないように思うかもしれません。

しかし、清原和博さんは「平成の無冠の帝王」と呼ばれるほど、タイトルには縁がない選手でした。現役時代に清原和博さんが受賞したタイトルを紹介します

獲得したタイトル

清原和博さんは21年間の現役生活で受賞したタイトルは、最高出塁率が2回と最多勝利打点が1回だけです

打者なら誰もが目指す本塁打王打点王首位打者のいずれも、清原和博さんは受賞したことがありません。

獲得タイトルが少ない理由

清原和博さんが「平成の無冠の帝王」と呼ばれる理由は、最強打者であれば受賞すべき3つのタイトルのいずれも取ったことがないからです。

清原和博さんほどの実力があれば、西武時代にタイトルの1つは取れていてもおかしくはないでしょう。

タイトルが取れなかった理由としては、所属球団が常勝軍団である西武ライオンズであったため、勝利を優先させるためにチームプレーに徹する必要があったことが挙げられます。また当時の西武のクリーンアップに強打者が多かったことも要因のひとつです。

当時の西武のクリーンアップは最強で、3番打者が秋山幸二さん、4番打者が清原和博さん5番打者がデストラーデさんと、ホームランバッターがズラリといたため、無理にホームランを狙う必要がなかったかもしれません。

清原和博の通算ホームラン数はどのくらい?

清原和博さんは現役通算525本のホームランを打っています。現役時代に500本以上のホームランを打っているのは、日本プロ野球史上わずか8人しかいません。

清原和博さんは山本浩二さんに次ぐ第5位です。500本以上のホームランを打っている選手はすべて、ホームラン王、打点王、首位打者のいずれかを現役時代に受賞しています。唯一受賞していないのは清原和博さんだけです。
 

順位 ホームラン数 選手名 タイトル
1 868本 王貞治 首位打者(5回)本塁打王(15回)打点王(13回)
2 657本 野村克也 首位打者(1回)本塁打王(9回)打点王(7回)
3 567本 門田博光 本塁打王(3回)打点王(2回)
4 536本 山本浩二 首位打者(1回)本塁打王(4回)打点王(3回)
5 525本 清原和博 なし
6 510本 落合博満 首位打者(5回)本塁打王(5回)打点王(5回)
7 504本 張本勲 首位打者(7回)
7 504本 衣笠祥雄 打点王(1回)

清原和博の歴代最多記録がすごい!

清原和博さんは、天才バッターとして首位打者、本塁打王、打点王のタイトルは取り損ないましたが、現役時代に残した成績は清原和博さんが一流選手であることをよく示しています。

清原和博さんが残した偉大な成績のなかには、歴代最多記録といわれるものもいくつか含まれており、主なものは通算三振数1位(1955)通算デッドボール数1位(196)などです。ほかにも清原和博さんが打ち立てた不滅の成績が2つあるので紹介します。

サヨナラ本塁打の数

清原和博さんが打ち立てた不滅の成績の1つは「サヨナラ」記録です
 

  • 通算サヨナラ安打数1位(20本)
  • 通算サヨナラ本塁打数1位(12本)
  • 通算サヨナラ満塁本塁打数1位(2本)

さよなら安打や本塁打が多いということは、所属チームの勝利に確実に貢献していることを意味します。また、勝負強さやプレッシャーへの強さをもった打者であることも分かります。

オールスターゲーム

清原和博さんが打ち立てたもう1つの不滅の成績は「オールスターゲーム」の記録です。以下に挙げるものは、すべて歴代最高となっています。
 

  • オールスターゲームMVP 7回
  • オールスターゲーム通算34打点
  • オールスターゲーム通算26得点
  • オールスターゲーム通算40三振

清原和博さんの愛称は「お祭り男」ですが、オールスターゲームというプロ野球の年に1度の祭典だからこそ、清原和博さんパワーを発揮したといえるでしょう。

清原和博はタイトル獲得は少ない物の数々の記録を残している

希代の天才バッターである清原和博さんは、主要タイトルこそ取り損ないましたが、数々の歴代記録を残した名選手です。

成績がタイトルに結びつかなかっただけで、ホームラン数だけを見ても超一流であることがわかります。清原和博さんの成績は今後も語り継がれるでしょう。

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この記事のライター
Fijijapan
アルゼンチンの大自然で育んだ創造性を発揮して魅力的な記事の執筆をいたします