高校野球にはコールドゲームがあり、一定の条件を満たした場合のみ適用されます。コールドゲームの制度が設けられているのは、試合時間の短縮などが主な目的です。この記事では、高校野球のコールドゲームになる条件や点差、ルールについて解説していきます。
高校野球にはコールドゲームがありますが、どのような意味があるのでしょうか。ここでは、コールドゲームの意味や導入された経緯について解説していきます。
コールドゲームの意味は、相手チームとの得点差が大きく開いてしまった場合に、そこで試合を終了することができる制度です。
高校野球では多くの試合があり、連続して試合を行います。そのため、コールドゲームがなければどうしても試合時間が長くなってしまいます。それだけではなく、選手の負担を軽減するためにもコールドゲームは必要な制度なのです。
コールドゲームの意味は、相手チームとの得点差が大きく開いてしまった場合に、そこで試合を終了することができる制度ですが、導入された経緯はどのようなことだったのでしょうか。ここでは、コールドゲームが導入された経緯について解説していきます。
高校野球には、試合時間に制限がありません。このことから、試合を終了することができる制度であるコールドゲームがなければ、試合時間が長くなってしまい、選手にも大きな負担がかかってしまいます。そういった理由から、コールドゲームは導入されています。
高校野球のコールドゲーム以外にも、ノーゲームというルールがあります。コールドゲームは、相手チームとの得点差が大きく開いてしまった場合に、そこで試合を終了することができる制度です。
そして、コールドゲームのルールは試合が終了した時点で多く得点を取っているチームが勝ちとなります。
それに対してノーゲームは、天候などの理由によって試合を途中で終了できる制度ですが、その試合は無効となり、後日試合をやり直します。
高校野球のコールドゲームになる条件について解説していきます。
高校野球のコールドゲームになる条件は、点差が開きすぎた場合です。具体的には、試合の5回終了以降に10点以上の点差がある場合や、試合の7回終了以降に7点以上の点差がある場合です。
条件を満たした場合には、審判が判断しそこで試合は終了になりその時点で多く得点を取っているチームが勝利となります。
高校野球のコールドゲームになる条件は、試合続行が不可能になった場合です。これは、天候などの理由によって試合を継続することが難しいと判断された場合に、その時点で試合が終了できるルールです。
ただし、天候が理由の場合は、翌日以降にコールドゲームによって試合が終了したところから再度試合が行われます。よって、勝敗は翌日以降の試合によって決定されます。
高校野球には試合時間に制限がないことから、コールドゲームが導入されています。しかし、コールドゲームが適用されない場合もあります。ここでは、コールドゲームが適用されない試合について解説していきます。
コールドゲームが適用されないのは、甲子園や各都道府県大会の決勝戦の試合です。甲子園や各都道府県大会の決勝戦の試合では、コールドゲームは適用されていないため勝敗が決定するまで行われます。
これは、甲子園に出場するようなチームの場合、点差が大きく開いていたとしても逆転する可能性があるという観点から、コールドゲームは適用されていません。
コールドゲームが適用されないのは、プロ野球です。日本のプロ野球では、点差が大きく開いていたとしても試合は最後まで行われます。そして、試合の9回裏まで行った時点で得点に差がない場合は、延長戦となります。
ただし、天候などの理由によって試合を続行することが困難であると判断された場合は、その時点での点数で勝敗を決定するか、ノーゲームのどちらかになります。
勝敗が決定するのは試合を5回まで行っている場合で、ノーゲームになるのは試合が5回以前の場合です。