【野球】勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられる条件をわかりやすく解説!
野球の投手の成績には、勝利投手(勝ち投手)があります。しかし、投手が勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられる条件はどのようなものなのでしょうか。この記事では、野球の勝利投手(勝ち投手)の権利や条件について解説していきます。
野球での勝利投手(勝ち投手)とは
野球の投手の成績には、勝利投手(勝ち投手)があります。では、野球での勝利投手(勝ち投手)とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、勝利投手(勝ち投手)について解説していきます。
勝利投手(勝ち投手)とは何?
勝利投手(勝ち投手)とは、野球の試合の中で投手一人だけが記録される成績です。では、どのような投手が記録される成績なのでしょうか。
試合が勝った時に勝利に導いた投手に与えられる記録
勝利投手(勝ち投手)とは、試合が勝った時に勝利に導いた投手に与えられる記録です。そして、勝利投手(勝ち投手)は、引き分けを除いて必ず一人は記録される成績を指します。
先発投手に与えられることが多い
勝利投手(勝ち投手)は先発投手に与えられることが多く、勝利に導いた数が重視されます。また、10勝など2桁の勝利を記録した投手は評価が高くなるため、先発投手は勝利投手(勝ち投手)の記録を意識することが多いです。
勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられる条件
勝利投手(勝ち投手)とは、野球の試合の中で投手一人だけが記録される成績です。また、勝利投手(勝ち投手)は先発投手に与えられることが多いですが、リリーフ投手も条件を満たせば勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられます。
では、先発投手やリリーフ投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられる条件はどのようなものなのでしょうか。ここでは、先発投手やリリーフ投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられる条件について解説していきます。
先発投手
先発投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられる条件は、試合の中で5イニング以上投球し、そのままチームがリードを保持して試合に勝利することです。
ただし、先発投手が試合の中で5イニング未満で降板してしまった場合は、リードを保持して試合に勝利しても勝利投手(勝ち投手)権利は与えられません。
また、勝利投手(勝ち投手)は、決勝点が入ったタイミングで投球していた投手に与えられるものです。例えば、8回裏にチームの決勝点が入った場合は、8回表の最後に投球していた投手に、勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられます。
先発投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられる条件は、試合の中で5イニング以上投球し、そのままチームがリードを保持して試合に勝利することですが、天災などの理由によって5回でコールドゲームになった場合はどうなるのでしょうか。
この場合、4イニング投球しチームがリードを保持して試合に勝利すれば、先発投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられます。
リリーフ投手
先発投手が試合の中で5イニング未満で降板してしまった場合は、リードを保持して試合に勝利しても勝利投手(勝ち投手)権利は与えられません。よって、この場合の勝利投手(勝ち投手)の権利はリリーフ投手に与えられます。
ただし、リリーフ投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられるのは、1イニング以上投球していることが条件です。また、試合の勝敗を決定づけるアウトを奪っていることも重要な要素となります。
リリーフ投手が2人以上の場合はどうなる?
先発投手が試合の中で5イニング未満で降板してしまった場合は、リリーフ投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられます。では、リリーフ投手が2人以上の場合、勝利投手(勝ち投手)の権利はどの投手に与えられるのでしょうか。
この場合、投球回数が多いリリーフ投手が勝利投手(勝ち投手)となります。例えば、先発投手が4イニングで降板し、チームがそのままリードを保持して試合に勝利したとしましょう。
この場合、リリーフ投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられます。そして、リリーフ投手Aが2イニング、リリーフ投手Bは3イニングであった場合、勝利投手(勝ち投手)となるのは投球回数が多いリリーフBです。
ただし、投球回数が1回以上多いリリーフ投手がいない場合は、投球内容が良いリリーフ投手に勝利投手(勝ち投手)の権利が与えられます。
まとめ
「勝利投手(勝ち投手)」の権利が与えられるためには、さまざまな条件があります。特に先発ピッチャーは「勝利投手(勝ち投手)」を意識するケースが非常に多いので、細かなルールを知っておくとより野球観戦が楽しめるのではないでしょうか。