前田健太選手は、広島カープ時代に沢村賞を2度、投手三冠王を1度受賞しています。輝かしい成績を日本球界に残し、現在はメジャーリーグで活躍していますが、年俸はどのように推移しているのでしょうか。この記事では、前田健太選手の年俸推移や生涯年俸について紹介します。
前田健太選手は、伸びのあるストレートや縦に割れるカーブを武器に、広島東洋カープ在籍時に多くの強打者を三振に打ち取った日本を代表する投手のひとりです。
150km/hを超える伸びのあるストレートに、スライダー、チェンジアップ、フォーシーム、ツーシーム、カーブ、カットボールといった変化球を使い分け、日本だけでなく海外の強打者も三振にねじ伏せてきた前田健太投手は、日本で数々の輝かしい記録を築きました。
前田健太選手は、大阪の名門PL学園で甲子園を経験した後、2006年の高校生ドラフト会議で広島東洋カープから1位指名を受けて入団しました。
前田健太選手のプロフィールを紹介します。
本名 | 前田健太 |
愛称 | マエケン |
生年月日 | 1988年4月11日 |
現在年齢 | 34歳 |
出身地 | 大阪府泉北郡忠岡町 |
血液型 | A型 |
身長 | 185cm |
体重 | 84kg |
所属球団 | 広島東洋カープ(2007年~2016年) ロサンゼルス・ドジャース(2017年~2019年) ミネソタ・ツインズ(2020年~) |
主な成績 | 日米通算 387試合、156勝108敗、防御率2.89、勝率.591、奪三振2067 NPB 沢村栄治賞(2回) ベストナイン(3回) ゴールデングラブ賞(5回) 最優秀投手(1回) 月間MVP(2回) 最優秀バッテリー賞(2回) JA全農 最多奪三振賞(1回) 「ジョージア魂」賞選考委員特別賞(1回) 「ジョージア魂」賞(2回) オールスターゲームMVP(1回) オールスターゲーム敢闘選手賞(1回) オールスターゲーム・ベストピッチャー賞(1回) MLB Toops ルーキーオールスターチーム オールMLBチーム |
前田健太選手は、2016年にロサンゼルス・ドジャースと契約しメジャーリーグデビューを果たしますが、2020年にミネソタ・ツインズとのトレードによって所属チームが変わり、現在もミネソタ・ツインズで活躍中です。
前田健太選手の日本での実績や、4年間を過ごしたロサンゼルス・ドジャースでの活躍を考えれば、ミネソタ・ツインズとの契約で得ている年俸はかなりの額に上るのではと予想されますが、ネットでは前田健太選手の年俸は実績に見合ったものではないと噂されています。
気になる前田健太選手の現在の年俸について紹介します。
前田健太投手は、ミネソタ・ツインズで先発ローテンションのトップとして安定した成績を残し、すでにチームのエース級の活躍をしているとツインズ関係者から賛辞を贈られています。
ところが、前田健太選手の年俸はわずか300万ドルでした。1ドル135円で計算すると、前田健太選手が手にしたお金は4億500万円です。
メジャーリーグで活躍するダルビッシュ選手は年俸25億円、大谷翔平選手は6億2000万円、菊池雄星選手が18億4000万円なので、前田健太選手の年俸が活躍や実績にまったく見合っていないことが分かります。
前田健太選手の年俸は決して低いものではありません。公開されている年俸は基本年俸であって、前田健太選手は基本年俸に加えてインセンティブ、つまり出来高による収入も得ています。
ミネソタ・ツインズとの交渉で、前田健太選手の代理人がどれほどの出来高契約を球団側から得られたかは明らかにされていません。
しかし出場試合、登板数、タイトルなどの出来高をすべてクリアすれば、前田健太選手の年俸は1年で最大1315万ドル、日本円にして17億7500万円になると予想されます。
基本年俸は他のメジャーリーガーと比べればかなり格安ではあるものの、出来高を加えれば一流のメジャーリーガーと肩を並べられる年俸を手にできる前田健太選手ですが、気になるのは年俸に見合った成績がミネソタ・ツインズで残せているかどうかです。
前田健太選手は2020年にトレードでミネソタ・ツインズに移籍しているので、ここまで2シーズンを過ごしたことになります。過去2シーズンで前田健太選手がどれほどの成績を残せたのか、気になる前田健太選手の活躍を振り返ります。
下の表は、前田健太選手のミネソタ・ツインズでの過去2シーズンの成績です。
2020年 | 防御率2.70、試合数11、勝利6、敗戦1、投球回数66 2/3、勝率.857、奪三振80、奪三振率10.80 |
2021年 | 防御率4.66、試合数21、勝利6、敗戦5、投球回数106 1/3、勝率.545、奪三振113、奪三振率9.56 |
前田健太選手は2007年に広島東洋カープに入団してからこれまで15年間、現役のプロ野球選手として日米で活躍していますが、プロになってからすぐに1億円プレイヤーになったわけではありません。広島に入団した際に交わした契約は年俸800万円でした。
年俸800万円からスタートし、出来高込みの現在の年俸にたどり着くまで、どのような推移を経験したのか、気になる前田健太選手の年俸の推移を球団別に紹介します。
下の表は、9年間を過ごした広島東洋カープ時代の年俸の推移をまとめたものです。
年度 | 年俸 |
2007年 | 800万円 |
2008年 | 800万円 |
2009年 | 2500万円 |
2010年 | 4800万円 |
2011年 | 1億5000万円 |
2012年 | 1億5000万円 |
2013年 | 2億1000万円 |
2014年 | 2億8000万円 |
2015年 | 3億円 |
続いて前田健太選手が4年間過ごした、ロサンゼルス・ドジャースで得ていた年俸の推移をみていきましょう。
ロサンゼルス・ドジャースとは、基本年俸+出来高の契約を結んでいました。前田健太選手が出来高でどれほどのお金を獲得していたかは公表されていません。
前田健太選手はアメリカドルで年俸の契約をしているので、下の表では1ドル135円とし計算しています。
年度 | 年俸 |
2016年 | 300万ドル(4億500万円) |
2017年 | 300万ドル(4億500万円) |
2018年 | 300万ドル(4億500万円) |
2018年 | 300万ドル(4億500万円) |
1 / 2
続きを読む