広島カープの九里亜蓮投手はハーフで、父はアメリカ人、母は日本人です。現在は結婚して奥さんと子供もいる九里亜蓮投手ですが、妹の聖莉奈さんはモデルとして活躍しています。この記事では、ハーフの九里亜蓮投手の家族や結婚した奥さんについて詳しくみていきましょう。
広島カープの九里亜蓮投手は、2021年にプロとしてのキャリアでは最高記録となる13勝を挙げて活躍しました。九里亜蓮投手の活躍のうらには家族の存在があります。
九里亜蓮投手はプロ野球選手になるまで、ハーフで波乱万丈な人生を送ってきたことでも話題になりました。
この記事では、ハーフである九里亜蓮投手の父や母、結婚している奥さんについてなど詳しくみていきましょう。まずは九里亜蓮投手のプロフィールです。
生年月日 | 1991年9月1日 |
出身地 | 鳥取県米子市 |
身長・体重 | 187cm・95kg |
投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
成績 | 2014-2022 56勝49敗0セーブ6ホールド 防御率3.71 最多勝利1回 |
経歴 | 小学2年生の時に野球を始める 小学3年生の時に渡米して現地のチームで内野手を務めるも1年で帰国する 中学3年生の時に米子ビクターズ(現在の米子ボーイズ)で野球を再開する 米子ビクターズでエースとして活躍して全国大会に出場する 岡山理科大学付属高校から亜細亜大学へ進学 2013年ドラフト会議で広島から2位指名 2014年広島入団 |
九里亜蓮投手は鳥取県米子市で生まれ育ちました。小学2年生の時に地元チームで野球を始めますが、ハーフであった九里亜蓮投手は小学3年生の時にアメリカ人の父親とともにアメリカに渡りました。
アメリカでは現地の野球チームに所属して内野手となりましたが、1年で家庭の事情で日本に帰国することになります。
日本に帰国してから野球チームに所属していたのかは不明ですが、中学入学時には野球部や硬式野球チームに所属することはありませんでした。
しかし、中学3年生の時は地元の野球チームの米子ビクターズに所属し、エースとして全国大会へ出場しています。
中学3年生の時に岡山県で開かれた全国大会での活躍が関係者の目に留まり、岡山理科大学付属高校への進学が決まりました。
ハーフである九里亜蓮投手はインタビューで中学時代に野球を再開するまではビーパップハイスクールみたいな生活を送っていたと語っています。
ビーパップハイスクールは、1983年から2003年まで雑誌で連載されていた、ツッパリ高校生がケンカに明け暮れる姿を描いた漫画です。
九里亜蓮投手はハーフなので日本人離れした顔立ちをしています。さらに、ハーフであるため地毛が茶色がかっていて染めているようにみえるために、中学1年生のときに不良グループから目を付けられてボコボコにされてしまいます。
アメリカ人の父親から「やられたらやり返せ」と教えられていた九里亜蓮投手は、次の日に不良グループにタイマンを申し込んで1対1で相手をボコボコにしたそうです。
そして、不良グループの仲間入りをしてしまった九里亜蓮投手は、荒れた中学生活を送るようになりました。
しかし、ケンカ相手に怪我をさせてしまったときなど祖母がいつも自分の代わりに謝ってくれる姿を見て、不良グループを抜ける決心をします。
その後、中学3年生で野球を再開してチームは全国大会へ進みましたが、不良グループは九里亜蓮投手が大会に出られなくなるようにいろいろな嫌がらせを始めたそうです。
そこで、祖母は不良グループから離れられるように転校させてほしいと教育委員会に申し出るも却下されてしまいます。
その後、祖母は市議会議員のツテを頼って、通っていた中学校から市内で一番遠い中学校へ転校できましたが、通学途中でトラブルを起こさないように祖母が毎日送迎することを条件とされたそうです。
不良グループを抜けずに生活を送り続けていたら、現在の九里亜蓮投手の姿はなかったでしょう。問題を起こす孫のために頭を下げて、毎日遠くの中学まで送迎をしてくれた祖母の存在があるからこそ、現在の活躍を私達も見られるわけです。
ハーフである九里亜蓮投手の家族について詳しくみていきましょう。
九里亜蓮投手は、父親はアメリカ人、母親は日本人のハーフです。ハーフは顔立ちや髪の毛の色などが一般的な日本人よりも目立ちます。九里亜蓮投手も、子どもの頃からハーフであるために苦労したことも多かったようです。
九里亜蓮投手はハーフですが、父親はアメリカ人のマーク・アントニオ・シェックさんです。マーク・アントニオ・シェックさんはアメリカのマイナーリーグに所属したこともあるプロ野球選手で、ポジションはショートでした。
学生時代は野球だけでなく、アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケーでも活躍していたということなので、スポーツ万能な人だったのでしょう。息子の九里亜蓮投手にもその運動神経の良さは遺伝しているようです。
現在はアメリカで生活していて、毎日息子の九里亜蓮投手の成績をネットで確認するのを楽しんでいるそうです。
九里亜蓮投手は父の故郷であるアメリカに小学3年生の時に渡りますが、家庭の事情で1年で日本へ帰国しています。帰国後は、母が営業マンとして働いて、主に祖母に育てられていました。
父と母は九里亜蓮投手が小学6年生の時に離婚しています。離婚後は母は九里亜蓮投手と妹を養うために働き詰めであまり帰ってこなかったそうです。
母に会えない寂しさから、ハーフであることを理由に絡まれた不良グループに惹きつけられてしまったという背景もありました。
九里亜蓮投手は2人兄妹で、妹が1人います。妹は久里聖莉奈さんで現在はモデルとして活躍しています。芸能事務所に所属していたこともあるようですが、現在の所属は不明です。
兄が広島カープの選手ということで、妹の聖莉奈さんもカープ関連の番組に出演することもあるようです。今後の兄妹での活躍や共演に注目です。
九里亜蓮投手は結婚しているのでしょうか。また、結婚しているのなら奥さんはどのような人なのでしょうか。次は、ハーフの九里亜蓮投手と嫁についてみていきましょう。
九里亜蓮投手はプロ入り3年目の2016年シーズンの終了後に、2016年4月に一般女性と結婚していたことを発表しました。
一般女性ということで、結婚相手の詳細は公表されていませんが、嫁は中学校の同級生だとのことです。
中学の同級生ですが、中学校から交際を続けていたわけではありません。交際を始めたのは、九里亜蓮投手がプロ入りしてからのようです。
プロ入りしてから再開したのか、もともと友達付き合いが続いていたのかはわかりませんが、中学の同級生との結婚は間違いないようです。
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