【プロ野球】三冠王とは?条件や歴代達成者を紹介!

プロ野球の記録には「三冠王」というものがあります。プロ野球が始まってから90年近い歴史がある中で、達成者が8人しかいない三冠王とはどのような条件で達成できるものなのでしょうか。この記事では、三冠王とはどのような記録なのかみていきましょう。

目次

  1. 1プロ野球のタイトル「三冠王」とは?
  2. 三冠王とは首位打者・打点王・本塁打王の3タイトルを独占した打者のこと
  3. 2プロ野球での歴代三冠王達成者

プロ野球のタイトル「三冠王」とは?

プロ野球には、打者であればホームラン王や打点王、盗塁王などのタイトルが、投手であれば最多勝利や最多セーブなどのタイトルがあります。

多くのタイトルは毎年、シーズンが終了すると必ず誰かが獲得するものですが、三冠王のタイトルだけは90年近い日本のプロ野球の歴史の中で達成者がたった8人(12回)しかいません。

長いプロ野球の歴史の中で、たった8人しか達成することができなかった三冠王とは、どのようなタイトルなのでしょうか。この記事では、プロ野球で3冠王を達成するための条件と、歴代の三冠王の達成者についてみていきましょう。

三冠王とは首位打者・打点王・本塁打王の3タイトルを独占した打者のこと

三冠王とは、プロ野球の打者の3つの主要なタイトルである、首位打者、打点王、本塁打王の3つのタイトルを1シーズンで独占した打者のことです

三冠王はシーズンでの記録なので、プロ野球がセ・リーグとパ・リーグに分かれてからは、三冠王もそれぞれのリーグでの記録になり、1985年には阪神のバースと、ロッテの落合博満が三冠王を達成しています。

日本でプロ野球が始まったのは1934年ですが、それ以来三冠王を達成した打者は全部で8人しかいません。1人の選手が複数回、三冠王を達成したこともありますが、それでも合計でたった12回しか達成者がいません。

三冠王達成の条件とは?

三冠王を取るのが難しい理由は、三冠王のために必要な3つのタイトルがそもそもとても難しい記録だからです。

三冠王の条件である首位打者とは、指定打席に達した打者の中で打率が最も高い選手に与えられるものです。シーズン終盤になり首位打者争いが激しくなると、わざと四球で歩かされたりすることもあり、自分の実力だけで取れるタイトルではありません。

2つ目の三冠王の条件である打点王とは、自分が打ったヒットで得点が入る打点を競うものです。自分の打席の前にある程度走者がたまっていないと打点は取れないので、自分の打撃力以外の要素も重要になります。

3つ目の三冠王の条件である本塁打王も、毎年、タイトルを取れる本塁打数が大きく変わります。30本代で取れる年もあれば、60本近い本数が出る年もあり、自分だけでなく他の本塁打王を争う選手の打撃力にも大きく左右されます

このように、三冠王を取るための3つのタイトルは、自分の実力以外の運やチーム力と言った部分も必要です。そのために、今までに三冠王の達成者はとても少ないのです。

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プロ野球での歴代三冠王達成者

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日本のプロ野球の歴史の中で、歴代三冠王にはどのような選手がいるのでしょうか。歴代三冠王一覧です。

選手名 球団 年度 打率 本塁打 打点 備考
中島 治康 巨人 1938秋 .361 10 38  
野村 克也 南海 1965(パ・リーグ) .320 42 110  
王 貞治 巨人 1973(セ・リーグ) .355 51 51  
王 貞治 巨人 1974(セ・リーグ) .332 49 107 最年長での達成(34歳)
落合 博満 ロッテ 1982(パ・リーグ) .325 32 99  
落合 博満 ロッテ 1985(パ・リーグ) .367 52 146  
落合 博満 ロッテ 1986(パ・リーグ) .360 50 116  
ブーマー 阪急 1984(パ・リーグ) .355 37 130  
バース 阪神 1985(セ・リーグ) .350 54 134  
バース 阪神 1986(セ・リーグ) .389 47 109  
松中 信彦 ダイエー 2004(パ・リーグ) .358 44 120 本塁打は1位タイ
村上 宗隆 ヤクルト 2022(セ・リーグ) .318 56 134 最年少での達成(22歳)

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中島治康が最初の三冠王を達成した当時は、まだ1リーグ制でシーズンが春、夏、秋と1年間に3シーズン実施されていました。

2リーグ制になってからの三冠王は、1965年のパ・リーグの南海(現在のソフトバンクの前身)に所属していた野村克也です。

平成時代の三冠王は松中信彦だけでした。令和になってからは、村上宗隆が最年少の22歳で三冠王を達成しています。

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この記事のライター
元吉 馨
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