パウロ・ディバラの背番号は?アルゼンチン代表・クラブ別歴代背番号や成績を調査
2022年7月にパウロ・ディバラ選手は、ユベントスを退団し、ASローマに移籍しました。パウロ・ディバラ選手はASローマでは背番号10ではなく、背番号21を着けました。今回はパウロ・ディバラ選手のアルゼンチン代表・クラブ別背番号や成績を紹介します。
目次
パウロ・ディバラの背番号とは?
パウロ・ディバラ選手は、ユベントスに所属していた時も背番号10を着けています。2022年に移籍したASローマでも、パウロ・ディバラ選手は背番号10を着けると予想されていました。
しかし、パウロ・ディバラ選手は背番号21を選択しました。なぜ、パウロ・ディバラ選手は背番号21を選んだのでしょうか。まず、パウロ・ディバラ選手が背番号21を選んだ理由やプロフィールを紹介します。
ASローマで21番を選んだ理由
パウロ・ディバラ選手が新天地・ASローマで背番号10を着けなかった理由は、クラブのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏をリスペクトしているからです。
フランチェスコ・トッティ氏はデビューから引退するまで、ASローマに所属し、クラブの象徴的な存在でした。
パウロ・ディバラ選手は、その偉大な選手が着けていた背番号は自分にはまだ早いと思い、ユベントス時代に着けていた背番号21を選択したそうです。
左が利き足のディバラ
若い頃から注目され、メッシ2世と呼ばれたパウロ・ディバラ選手のプロフィールはこちらです。
名前 | パウロ・ブルーノ・エセキエル・ディバラ |
愛称 | La Joya(宝石) |
生年月日 | 1993年11月15日(30歳) |
国籍 | アルゼンチン |
身長 | 177cm |
体重 | 73kg |
ポジション | ST(セカンドトップ)、トップ下 |
利き足 | 左足 |
所属クラブと成績 | 2011-2012 インスティトゥートACコルドバ(アルゼンチン)38試合17ゴール 2012-2015 パレルモ(イタリア)93試合21ゴール10アシスト 2015-2022 ユべントス(イタリア)299試合115ゴール41アシスト 2022- ASローマ(イタリア)79試合36ゴール17アシスト |
タイトル | 個人 ・セリエA年間最優秀選手賞(2019-20) ・セリエA年間ベストイレブン(2016-17) セリエA月間最優秀選手賞(2020年7月) チームタイトル パレルモ ・セリエB優勝(2013-14) ユべントス セリエA優勝(2015-16,2016-17,2017-18,2018-19,2019-20) コッパ・イタリア優勝(2015-16,2016-17,2017-18,2020-21) スーペルコッパ・イタリアーナ優勝(2015,2018,2020) |
パウロ・ディバラの歴代背番号や成績【クラブ別】
パウロ・ディバラ選手は、これまでユベントスやASローマといった、名門クラブを渡り歩いてきました。
背番号21のイメージが強いパウロ・ディバラ選手ですが、デビュー時は何番を着けていたのでしょうか。次は、パウロ・ディバラ選手の背番号と成績を振り返っていきます。
インスティトゥートACコルドバ
パウロ・ディバラ選手は、2011-12シーズンに地元クラブであるインスティトゥートACコルドバでデビューしました。パウロ・ディバラ選手は、インスティトゥートACコルドバでは背番号9を背負い、38試合で17ゴールを決めています。
パウロ・ディバラ選手は、インスティトゥートACコルドバ在籍中にリーグ戦の連続試合出場記録、シーズンで2度のハットトリックや6試合連続ゴールなどの記録を残しました。
USパレルモ
パウロ・ディバラ選手は、移籍したUSパレルモでも背番号9を着けました。2012-13シーズンから2014-15シーズンまでUSパレルモに所属し、89試合に出場し、21ゴールの活躍をしています。
加入1年目のパウロ・ディバラ選手は思ったような活躍ができず、チームは2部に降格してしまいました。2014-15シーズンには1部に昇格し、34試合で13ゴールを決め、ビッククラブから注目されるようになります。
ユベントスFC
パウロ・ディバラ選手は2015-16シーズンにイタリアの名門・ユベントスFCに移籍し、背番号21を着けました。
背番号21を選んだ理由は、クラブのレジェンドであるジネディーヌ・ジダン氏やアンドレ・ピルロ氏が着けていた番号だからです。2017-18シーズンからは背番号10を背負い、プレーしていました。
パウロ・ディバラ選手は、2015-16シーズンから2021-22シーズンまでユベントスFCに所属し、299試合で115ゴール41アシストを記録しています。
パウロ・ディバラ選手は様々なタイトル獲得に貢献し、チームの中心選手でしたが、契約交渉が上手くいかず、退団することになりました。
ASローマ
パウロ・ディバラ選手は、2022-23シーズンにASローマに移籍します。新天地・ASローマでは、クラブのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が着けていた背番号10ではなく、背番号21を選択しました。
パウロ・ディバラ選手はASローマでも中心選手として活躍していて、79試合に出場して36ゴール17アシストの活躍をみせています。
パウロ・ディバラの歴代背番号【アルゼンチン代表】
所属クラブでは、9番や21番、10番を着けていたパウロ・ディバラ選手ですが、アルゼンチン代表では何番を着けていたのでしょうか。パウロ・ディバラ選手がアルゼンチン代表で着けていた番号を紹介します。
2016年以降
2015年9月22日にパウロ・ディバラ選手は、アルゼンチン代表に初招集されました。しかし、出場機会はなく、2015年10月13日にA代表デビューを果たしました。
2016年9月1日に行われた2018FAFAワールドカップ・南米予選のウルグアイ戦に、パウロ・ディバラ選手はスタメン出場しましたが前半で退場しています。
パウロ・ディバラ選手はアルゼンチン代表に招集されてから、22番、21番、19番、7番と、様々な背番号を着けてきました。
2017年以降
パウロ・ディバラ選手の背番号は、2017年から21番になりました。代表にも定着し、2018年FIFAワールドカップのメンバーにも選ばれましたが、本大会では1試合の出場に終わりました。
パウロ・ディバラ選手は2022FIFAワールドカップのメンバーにも選ばれ、アルゼンチン代表の優勝に貢献しています。
アルゼンチン代表には、プレースタイルが似ているリオネル・メッシ選手がいたため、出場機会に恵まれませんでした。しかし、今後はパウロ・ディバラ選手が中心選手として、活躍することが期待されています。
背番号21番になったパウロ・ディバラのプレースタイル
ASローマで中心選手として活躍しているパウロ・ディバラ選手ですが、どんなプレースタイルをしているのでしょうか。
また、パウロ・ディバラ選手のゴールパフォーマンスにも注目が集まっています。パウロ・ディバラ選手のプレースタイルとゴールパフォーマンスを紹介します。
攻撃面の能力が高い
パウロ・ディバラ選手はSTやトップ下の位置でプレーしています。パウロ・ディバラ選手の最大の特徴は、シュート技術の高さです。素早い振りから強烈なシュートを打つことができるので、スペースがないペナルティエリアでもゴールを決めることができます。
パウロ・ディバラ選手はシュートだけではなく、リオネル・メッシ選手のような細かいタッチのドリブルや、創造性の高いパスを得意を得意としています。フリーキッカーの評価も高く、ゴールやアシスト、セットプレーの場面で脅威となる選手です。
ゴールパフォーマンスにも注目
パウロ・ディバラ選手のゴールパフォーマンスは、ディバラ・マスクといわれるオリジナルのパフォーマンスをします。
ディバラ・マスクはグラディエーター(剣闘士)をイメージしたパフォーマンスで、スタジアムを大いに盛り上げます。
ユベントスでパウロ・ディバラの背番号を引き継いだのは?
パウロ・ディバラ選手がユベントスを退団した後、背番号10を引き継いだのはどの選手なのでしょうか。名門・ユベントスのエースナンバーとなると、大きな注目が集まります。次は現在背番号10を着けている選手を紹介します。
背番号10を引き継いだのはポール・ポグバ選手
現在、背番号10を着けているのはフランス代表のポール・ポグバ選手です。
名前 | ポール・ラビィレ・ポグバ |
生年月日 | 1993年3月15日(31歳) |
国籍 | フランス |
身長/体重 | 191cm/84kg |
ポジション | CMF |
背番号 | 10 |
ポール・ポグバ選手は高い身体能力とテクニック、得点能力を兼ね備える大型MFです。キックの精度も高いため、ゲームメイクもこなし、ゴール前での仕事ができる選手です。
ポール・ポグバ選手はマンチェスター・ユナイテッドでキャリアをスタートしましたが、出場機会に恵まれず、2012年に退団しています。
ポール・ポグバ選手は2012-13シーズン、ユベントスFCに移籍し、2015-16シーズンまでプレーしました。ユベントスで才能を開花したポール・ポグバ選手は、世界でも有数のMFとなり、再びマンチェスター・ユナイテッドに移籍しました。
マンチェスター・ユナイテッドに戻ったポール・ポグバ選手ですが、怪我に苦しみ、思うような活躍ができませんでした。
契約が切れた2022年にユベントスFCに戻ってきましたが、ポール・ポグバ選手はドーピング違反が発覚し、2024年2月29日に4年間の出場停止処分が決定しています。
ユベントスの10番は重みのある背番号
ユベントスFCの背番号10は、これまで数多くのスーパースターが背負ってきました。
ミシェル・プラティニ氏、ロベルト・バッジョ氏、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏、カルロス・テベス選手、ポール・ポグバ選手、パウロ・ディバラ選手といった、錚々たる選手が着けてきた番号です。
そのため、背番号10を着ける選手には人気、実力に加えて、責任感も必要となってきます。今はポール・ポグバ選手が背番号10を着けていますが、出場停止処分を受けてしまっているので、違う選手が着ける可能性もあるでしょう。
パウロ・ディバラの背番号はASローマで21番になった
今回はパウロ・ディバラ選手がクラブや代表で着けてきた背番号について紹介してきました。背番号には様々な思いや意味が込められています。お気に入りの選手がその背番号を選んだ理由を知ると、もっとサッカーが面白く感じるのではないでしょうか。
背番号で選手のクラブの立ち位置が分かったりするので、背番号に注目するのも良いかもしれません。今後、パウロ・ディバラ選手が背番号10を背負うのか、注目していきましょう。