背番号13といえばレジェンド岩瀬!歴代名選手や2022年現役プロ野球選手を紹介
日本のプロ野球での背番号13といえば、中日ドラゴンズで死神と呼ばれたレジェント岩瀬仁紀さんです。その他にも背番号13をつけていた名選手は誰がいるのでしょうか。この記事では、プロ野球の歴代背番号13の名選手と現在の選手を紹介します。
目次
プロ野球での背番号13にはどんな意味がある?
日本のプロ野球で背番号13といえば、かつて中日で「死神の鎌」と呼ばれる強烈なスライダーでバッターをなぎ倒していった岩瀬仁紀投手が有名です。その他には、どのような選手が背番号13を付けていたのでしょうか。
この記事では、プロ野球で背番号13はどのような番号で、今までに背番号13を背負った名選手とは誰なのかみていきましょう。
日本では投手がつけることが多い
日本のプロ野球では、背番号13は投手がつけることが多いようです。しかし、特に投手がつける背番号と決まっているわけでもなく、野手がつけることもあります。
背番号13に投手が多いのは、プロ野球が始まった当初から、背番号13に名投手が多かったためのようです。
特にレジェント岩瀬仁紀投手のいた中日では、野手が背番号13のこともありましたが、伝統的に投手が背番号13を受け継いできた歴史があります。
背番号13が不吉だといわれる理由は?
背番号13は不吉だといわれることもあります。プロ野球が日本で1936年に始まった当初は、不吉な数字として、ほとんどの球団で欠番となっていました。
背番号13が不吉だといわれた理由は、キリスト教で不吉な数字とされているためです。野球はキリスト教徒の多いアメリカ発祥のスポーツなので、不吉な数字として背番号13が最初は忌避されていたといわれています。
今までの背番号13の主な選手とは?
今までプロ野球で背番号13を背負ってきた名選手にはどのような選手がいるのでしょうか。背番号13の名選手を紹介します。
死神と呼ばれた男・レジェンド岩瀬仁紀
背番号13といえば、死神と呼ばれた男、中日のレジェンド岩瀬仁紀投手です。日本のプロ野球で最多登板である1002登板と最多セーブ記録407セーブを記録しました。
9回に登場して、淡々と打者を3人で仕留めるさまは、まさに「死神」のようなレジェンドといえるでしょう。
岩瀬仁紀・死神の鎌#サントリードリームマッチ2019 pic.twitter.com/HETbsKTh2W
— すんすん@どらごんずふぁん (@N_Yuuki1211) July 29, 2019
10度の二桁勝利・西口文也
西武ライオンズで先発投手として1995年から2015年まで活躍した背番号13が西口文也選手です。変幻自在のスライダーで打者を幻惑して、2桁勝利を10回も達成しています。
西口文也生誕50周年記念三┏( ^o^)┛#西口文也 pic.twitter.com/o5VHoX5YDE
— sako (@13saco) September 25, 2022
変則的な継投が特徴の葛西稔
阪神タイガースで1990年から2002年まで活躍した背番号13が葛西稔投手です。2000年には遠山奬志との「遠山・葛西スペシャル」の変速継投で43試合に登板しました。
「遠山・葛西スペシャル」とは、ともに野手の経験のある2人の投手が1塁に交代で入ることで、ベンチに下がることなく何度も再登板するという継投方法です。
#このツイート見たやつは渋い野球選手を呟く
— ぶる〜の (@shin10276707) October 21, 2017
葛西稔
ドラ1なんで先発ローテとして期待されたがダメダメで、でも中継ぎに転向してから暗黒阪神を支えた中継ぎエース。 pic.twitter.com/LZrMrcAV19
最優秀中継ぎ投手の菊地原毅
広島カープや台湾の時報イーグルス、オリックスで活躍した菊地原毅投手は、2000年から2004年まで広島で背番号13をつけていました。最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得したこともあります。
菊地原毅(投手 オリックス 2005)
— Larry Spencer (@wildrunner_2510) March 7, 2022
71登板 3勝1敗1S 33H 58.2投球回 59奪三振 防1.38
最優秀中継ぎ投手
開幕から左の中継ぎとして抜群の働きで、チームの勝ちパターンを担う活躍を見せる。ホールド数はリーグ最多であった。
年間通して安定した投球で防御率は常に1点台以下に抑えている。 pic.twitter.com/bqoa2aN3wQ
メジャーではアレックス・ロドリゲスも背番号13
メジャーリーグでは、5回もホームラン王を獲得したアレックス・ロドリゲス選手も背番号13をつけていました。
メジャーリーグでは、背番号13をつけるポジションは特に決まっていません。日本とは違い投手よりも野手がつけることが多いようです。
アレックス・ロドリゲス
— MLB選手通算成績bot@成績更新中 (@mlb_player_bot) September 23, 2022
2719試合 .296(10341-3070)
687本塁打 2055打点 326盗塁
※2015年度シーズン終了時まで
SEA(1994-2000)
TEX(2001-2003)
NYY(2004-)pic.twitter.com/82YqLF3mki
2022背番号13一覧
2022年現在、各球団で背番号13を背負っている選手です。
球団名 | 選手名 | ポジション |
ヤクルト | ホセ・オスナ | 内野手 |
阪神 | 岩崎優 | 投手 |
巨人 | 梶谷隆幸 | 外野手 |
広島 | 森浦大輔 | 投手 |
中日 | 橋本侑樹 | 投手 |
DeNA | 伊勢大夢 | 投手 |
オリックス | 宮城大弥 | 投手 |
ロッテ | 平沢大河 | 内野手 |
楽天 | 森原康平 | 投手 |
ソフトバンク | 中谷将大 | 外野手 |
日本ハム | 生田目翼 | 投手 |
西武 | 髙橋光成 | 投手 |
日本のプロ野球では、2022年現在、12球団中8球団で投手が背番号13を背負っています。その他は、内野手が2球団、外野手が2球団です。なお、背番号13が永久欠番になっている球団はありません。
日本のプロ野球では投手が背番号13を主につける
キリスト教徒が多いアメリカでは背番号13は不吉だと忌避されているのかと思いきや、普通に使われている背番号の一つです。日本でも現在は全く気にすることなく使われています。
日本ではレジェンド岩瀬仁紀投手の引退後は「岩瀬仁紀の背番号」として認識されつつあるようです。これからレジェンド岩瀬以上の背番号13のピッチャーが誕生することを期待しましょう。