【2023】DAZN(ダゾーン)でプロ野球は見られる？月額料金やデメリットも解説

DAZN(ダゾーン)はスポーツ専門の動画配信サービスです。世界中の多くのスポーツの試合を年間1万試合以上もグローバルにスマホやパソコンなどで視聴して楽しむことができます。

いつでもどこでも、ネット環境があればスポーツ観戦を楽しめるのがDAZNですが、日本のプロ野球を見ることはできるのでしょうか。この記事では、DAZNで日本のプロ野球を見ることができるのか、料金などはどのくらいかかるのか、詳しくみていきましょう。

まず、DAZNで日本のプロ野球を見ることができるのかどうかから解説します。DAZNでも日本のプロ野球を見ることはできます。DAZNで配信されるのは、日本のプロ野球のペナントレースと交流戦です。

ただし、すべてのペナントレースと交流戦が配信されるわけではありません。セ・リーグの広島カープの主催試合を除く全試合となります。

プロ野球のペナントレースと交流戦は、対戦する2チームのうちどちらかのチームが試合を開催します。広島カープの試合の中で、相手チームが主催する試合はDAZNでも見ることができますが、広島カープが主催する試合はDAZNでは配信されません。

DAZNで広島カープ主催試合が開催されない理由は、広島の地元のテレビ局への配慮があると考えられます。地元を大切にする広島カープなので、できるだけ多くの人に地元のテレビ局の放送を見てほしいと考えてのことのようです。

ただし、スマホなどへの配信で広島カープの主催試合を見る方法が全くないわけではありません。広島カープの主催試合はJ SPORTSで全試合配信されています。J SPORTSでは、横浜DeNAと中日の主催試合も主に配信されています。

DAZNでは日本のプロ野球の試合はオープン戦も一部配信されます。全試合ではありませんが、オープン戦もDAZNで楽しむことができます。ただし、オープン戦も広島カープ主催試合の配信はありません。

プロ野球では2軍のファーム公式戦も開催されています。1軍の試合よりも選手と観客の距離が近く、お気に入りの若手選手のチェックや、2軍で調整しているベテランの様子を見てみたいという方もかなり多いようです。

DAZNでは、一部ですがファーム公式戦も見ることができます。配信される試合数は少ないのですが、ファーム公式戦もDAZNでチェックしてみるといいでしょう。

DAZNで配信される日本のプロ野球の試合は、ペナントレースと交流戦だけです。オールスターや日本シリーズはDAZNでは配信されません。

しかし、DAZNでの配信はありませんがテレビではオールスターも日本シリーズも地上波で放送されます。オールスターや日本シリーズを見たい方はテレビがいいでしょう。また、テレビを持っていない方でも、TverやABEMAのアプリで日本シリーズやオールスターが無料生中継されることがあります。

プロ野球の中でもオールスターや日本シリーズは特別だと感じている方も多いことでしょう。スマホで見たいという方は、日本シリーズはDAZN以外のアプリを使うことをおすすめします。

オールスターや日本シリーズ、広島の主催試合を見ることはできませんが、その他のプロ野球の試合はすべて見ることができるのがDAZNです。

DAZNや有料のサブスクサービスですが、視聴するためにはどのくらいの料金が必要なのでしょうか。DAZNの料金プランについてみていきましょう。

DAZNの料金プランにはドコモユーザー向けの料金プランと、その他のユーザー向けの料金プランがあります。まずは、ドコモユーザー以外の利用者向けの通常の料金プランについてみていきましょう。

DAZNの料金プランには、月額プランと年額プランがあります。年額プランでは、年間一括払いと年額プランでも月額支払いのプランがあります。それぞれの料金は次の表のとおりです。
 

DAZNの料金にはドコモユーザー向けの料金プランもあります。DAZN for　ドコモの料金は、以前は月額1,925円と、通常料金と比べるとかなりお得でした。しかし、2023年2月の料金改定で、月額3,700円に値上げされています。

ただし、どこも独自のポイントバックや値引きを併用すると、実質2,507円でDAZNを利用できます。詳しくは、ドコモの販売店などでご確認下さい。

DAZNでは月額980円で利用できるDAZNグローバルという料金プランを2023年2月に新設しました。DAZNグローバルはかなり安いということで、プロ野球をみたいという方で興味を持った方も多いようです。

しかし、DAZNグローバルで配信されるのは、総合格闘技やトライアスロン、eスポーツなどのマイナーなスポーツが中心で、野球は入っていません。DAZNで野球を見たい方は、通常料金での契約しかありません。

DAZNには以前は1ヶ月間の無料体験が用意されていました。しかし、現在は無料体験はありません。DAZNを試してから有料プランに加入するかどうかを判断することはできないので注意しましょう。

DAZNで日本のプロ野球を見るメリットとデメリットについてみていきましょう。

DAZNで日本のプロ野球を見るメリットは次のとおりです。

プロ野球の観戦といえば、野球場へ足を運ぶか、テレビで見るかしかありませんでした。しかし、テレビを持っていないという方も増えて、野球を見る機会が少なくなってしまったという人も多いようです。

DAZNを利用すれば、スマホやタブレット、パソコンでプロ野球中継を見ることができます。テレビがなくても、野球場へ行かなくても、プロ野球をどこからでも楽しめるようになるのがDAZNです。

DAZNは1つの契約で利用できる端末の種類が多い点も大きなメリットです。DAZNを契約すれば、スマホ、タブレット、パソコン、スマートテレビやDAZN対応チューナーなどに接続したテレビでも視聴可能です。

好きなときに使いやすい端末で野球を観戦できるのがDAZNの良いところです。

DAZNでは1つの契約で2デバイスまで同時視聴できます。家族が違うプロ野球球団のファンでも、2球団までなら同じ時間の試合でも、それぞれが応援するチームの野球観戦をDAZNで楽しむことができます。

また、登録できるデバイス数も1契約で5デバイスまでできるので、スマホ、テレビ、パソコンと、複数のデバイスを切り替えられるのもおすすめです。

野球の試合の時間は決まっていますが、仕事が終わらなかったりして、その時間に野球を見ることができないこともよくあります。

DAZNなら、野球だけでなくすべての試合の見逃し配信が配信されます。野球の試合時間に見られなくても、後からじっくりと視聴できるのは嬉しいことです。

DAZNを契約すれば、野球だけでなく他のスポーツも見放題できます。サッカーはJリーグだけでなく海外リーグの試合も見ることができます。

アメフトやゴルフ、格闘技などもDAZNで配信されるので、日本のプロ野球だけでなく他のスポーツも存分に楽しみたいという方は、DAZNを契約するのがおすすめです。

ただし、アメリカのプロ野球、メジャーリーグの配信はDAZNではありません。

DAZNでプロ野球を見るデメリットも見ておきましょう。

DAZNでプロ野球を見るデメリットは、料金が高い点です。月額3,000円以上出さないとDAZNで野球を楽しむことはできません。野球以外のスポーツも楽しむことができますが、中には野球の試合だけ見られればいいという人もいるでしょう。

そのような方は、全試合の中継はありませんが、特定のリーグや球団の試合だけ配信している、もっと料金が安いアプリもあるので、そちらを検討することをおすすめします。

DAZNには見逃し配信やインタビューなどの特集番組でも、録画機能や動画をダウンロードする機能がありません。ストリーミング配信でしか利用できないので、スマホやタブレットをモバイルデータ通信で接続して視聴している場合にはパケット使用量に注意が必要です。

ライブ配信しかできない試合の生中継ならともかく、録画した動画を配信する見逃し配信や特集番組はオフライン再生も可能なダウンロード機能がついていると、もっと使いやすいという声も多くあります。