日本人で史上初めて投手と野手を兼任する「二刀流」を成し遂げた大谷翔平選手ですが、大谷翔平選手にはお兄さんがいて名前は大谷龍太さんといいます。大谷翔平さんの兄である大谷龍太さんの仕事や家族について、この記事で詳しく紹介します。
大谷翔平選手は、ベーブ・ルースがレッドソックスに所属していた1918年と1919年に成し遂げた「二刀流」の偉業から100年以上経過した日本で「二刀流」という離れ業を成功させ、メジャーリーグでも「二刀流」を披露し全米中を驚かせています。
社会人野球の選手だった父の影響を大谷翔平選手が受けていたのは有名ですが、家族にはもう一人、父の影響を受けて野球選手の道を進んだ人がいます。それは大谷翔平選手の兄大谷龍太選手です。
大谷龍太選手は大谷家の長男で、末っ子の大谷翔平選手よりも7歳年上です。
7歳という年齢差のために二人が時間を共にすることは少なく、そのため大谷龍太選手が大谷翔平選手の試合を見に行ったのは一度しかなかったそうです。
大谷翔平選手の兄である大谷龍太さんのプロフィールを紹介します。
本名 | 大谷龍太 |
愛称 | ??? |
生年月日 | 1988年3月20日 |
現在年齢 | 34歳 |
出身地 | 岩手県奥州市(旧水沢市) (生まれは神奈川県横浜市西区) |
血液型 | ??? |
身長 | 187cm |
体重 | 90kg |
所属球団 | 水沢駒形野球倶楽部 高知ファイティングドッグス(2010年~2011年) トヨタ自動車東日本硬式野球部(2012年~現在) |
主な成績 | ??? |
大谷翔平選手の兄大谷龍太選手は、現在社会人野球をしている関係で、メディアにも顔は露出しています。大谷龍太選手の画像はTwitterやInstagramなどで検索すればみつけられます。
大谷翔平選手のサクセスストーリーをみてしまうと、兄の大谷龍太選手も生まれ持った野球センスと並外れた身体能力でプロ野球の世界に飛び込み、スター選手として活躍しているように思われがちです。
しかし、兄の大谷龍太選手がここまで歩んできた道は決して平坦なものではありませんでした。弟の大谷翔平選手のように、プロ野球やメジャーリーグといったきらびやかな世界で、スポットライトを浴びながら野球人生を歩んできたわけではありません。
兄の大谷龍太選手は野球を愛する苦労人です。大谷龍太選手がこれまで歩んだ野球人生を振り返ります。
兄の大谷龍太選手はまだ中学生だった2001年に野球を始めましたが、硬式ではなく軟式野球部に所属していました。
高校に進学してから硬式野球に転向しましたが、高校野球の名門校ではなく地元の県立前沢高等学校で硬式野球を続けます。
高校から硬式野球を始めるのは遅すぎといわざるをえませんが、大谷龍太さんは前向きな性格でまだまだやれると考え、高校卒業後は大学には進学せず、地元の工場で働きながら「水沢駒形野球倶楽部」に所属し、野球と仕事の「二刀流」をしていました。
ただ野球と仕事の「二刀流」はかなり大変だったようです。朝6時の朝練の後、時には夜中の1時や2時まで工場で働き、翌日早く起きて朝練に再び参加するというサイクルだったといいます。
地元の工場で仕事と野球の「二刀流」生活はその後3年間続きますが、遂に四国独立リーグに所属するチーム「高知ファイティングドッグス」への入団が決まります。
入団するには受験を受けて合格する必要がありますが、大谷龍太選手は2度目の受験で合格し入団しています。その後は「高知ファイティングドッグス」の所属選手として2年間プレーしました。
2020年の春に、父・大谷徹さんの勤務先である地元岩手県の自動車ボディーメーカーが「トヨタ自動車東日本硬式野球部」を立ち上げ、息子の大谷龍太選手に参加を呼びかけました。
大谷龍太選手は所属する「高知ファイティングドッグス」への愛着もあり悩みましたが、結局父親の要請を受け地元岩手県に戻ることを決めます。
「トヨタ自動車東日本硬式野球部」は、日本野球連盟に加盟する社会人野球の企業チームです。
そのため「高知ファイティングドッグス」在籍時のときのように、野球だけに集中する環境にはなく、「水沢駒形野球倶楽部」に所属していた時と同じように、仕事と野球の「二刀流」をこなす必要がありました。
特に「トヨタ自動車東日本硬式野球部」の母体企業である自動車ボディーメーカーには夜勤シフトがあったため、体のリズムを作るのが難しかったと大谷龍太選手は話しています。さらに野球部発足当初は部員がわずか13人しかおらず、前途多難な船出でした。
2012年に船出した「トヨタ自動車東日本硬式野球部」は、廃校になった小学校のグラウンドを練習場として使用していました。
決して設備の整った環境ではありませんでしたが、選手兼コーチである大谷龍太選手は不平をいわずひたむきに練習を続けます。その姿に選手全員が感化を受け、チームとしての結束力は強まったそうです。
そして迎えた2018年度の都市対抗野球東北予選では、破竹の勢いで勝ち続けた「トヨタ自動車東日本硬式野球部」は決勝戦で宿敵「日本製紙石巻」を破り、第89回都市対抗野球大会に初出場を果たしました。
初出場の「トヨタ自動車東日本硬式野球部」は初戦から強豪「東芝 川崎」とぶつかり、スコア12対1で敗れてしまいました。
試合当日、弟の大谷翔平選手が兄の大谷龍太選手にLINEで「頑張って!」とメッセージを送ったそうです。
結婚に関する報道陣の質問に対して、弟の大谷翔平選手は全く興味がないと返答していましたが、兄の大谷龍太選手は結婚しているのかどうか、気になる兄大谷龍太選手の結婚事情について紹介します。
大谷翔平選手の兄である大谷龍太選手は結婚しています。結婚したのは地元岩手県の「トヨタ自動車東日本硬式野球部」に移籍して約1年後の2013年12月です。
大谷龍太さんの結婚式の日時は、弟の大谷翔平選手が出席したことにより発覚しました。
結婚式でお兄さんがウエディングドレスを着たお嫁さんと一緒にいるのを見てどう感じたかを聞かれた大谷翔平選手は、恋人に憧れる感情は全く湧かず「興味はないです」と答えたようです。
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